「小説 吉田学校」の田中角栄版だと
思っていたし、読んでみて、
事実、その通りだったのだが
このブログのために改めて
題名を見直してみたら
何のことは無い
「田中学校」ではなく
「小説 角栄学校」だった。
「羽田孜」氏も「小説 田中学校」という
題名の回想録を書いているらしい。
ちなみに「田中学校」は全国にたくさんある様子。
角栄氏が病気で「目白邸」に引退してからは
単に「昭和〜平成の自民党政治闘争史」に
なってしまい、若干、ブツ切りなのが残念。
仕方ない。結局、晩年の「角栄」氏は
裏切りモノ続出の失意の中
「病気療養」のもと、結局、政局に
寄与できず死亡するのだし。
権力のイスと一口に言うが
割ともろいものだなあ。
本書の最後の方で、大人(タヌキともいう)である
昭和型政治家達が寿命に逆らえず
どんどん消えてゆく中
「小泉純一郎」氏が
がちがちの「原理主義者」
若いがゆえ「潔癖主義者」のように
登場、YKKを結成するのが面白い。
小泉に無理やり引退させられた
某中曽根大勲位が
その昔、ロ事件で逮捕された田中角栄氏に
引退を迫った実績がある!というのが
実に笑えた。
それにしても「中曽根=不沈空母=風見鶏」氏は
バケモノか?彼よりよほど若そうな
「橋龍」も亡くなったというのに・・。
不沈空母はまさにアンタのことだよ。
我々一般人にとって、著名な政治家とは
ある日突然、テレビで騒がれて
初めて認識する(現れる)ように見えるが
すべては積み重ねなんだなあ。
普段は知らないだけで。
最後に。親が偉大だからといって
子供も同様と思ったら
非常に大きな間違いだ。
誰だよ?どこかの「元」お嬢様を
「首相待望論」の主役に据えた
バカヤロウは(笑)
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