2012年04月25日

ニッポン無責任時代

「ニッポン無責任時代」

CSチャンネルで放映してたもんで録画しといた。
(日本映画専門チャンネル・日本映画100選))
CS・BSのありがたさを感じた次第。
昔と比べ、こういった映画も地上波深夜や
土曜午後2時ワクなどで放映しなくなったしね。

あらすぢ
口八丁、手八丁の平均(たいら・ひとし)は、
バー「マドリッド」で太平洋酒乗ッ取り話を小耳に
挟んだ。太平洋酒の氏家社長に同郷の先輩の名
を持ち出し、まんまと総務部勤務になった均の
初仕事は、大株主富山商事の社長を買収する
ことだった。小切手一枚で見事成功。新橋芸者
まん丸も彼の凄腕にコロリ、係長に昇進とは
全く気楽な稼業である。しかし三日天下とは
よくもいったもの、乗ッ取り男・黒田有人が
富山の持株を手に入れたと判って…。

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非常に興味深く拝見いたしました。

クレージーキャッツって実はリアル世代ではない自分。
1971年生まれなんで、主に見てたのはドリフ。
しかも荒井注ではなくって志村けん。

ご存知クレージーキャッツは
ハナ肇をリーダーに
植木等
谷啓
安田伸
犬塚弘
石橋エータロー
桜井センリ
の皆さんで構成されたんだけど
このうち、やはりPONも古くから知ってたのは
植木等、谷啓、そしてハナ肇ってとこ。

クレージーキャッツ=植木等であって
あれ?リーダーも植木さんじゃないの?てな感じ。
ボーカル=一番人気≠リーダー
というバンドなんかによくある図式を
PONが最初に知ったのはココからだ。
チェッカーズなんかもそうだったな。

映画でもロコツに7人の立ち位置が
現れていて、主人公=植木等は当然として
リーダー・ハナ肇が主人公にいいように遊ばれる社長役で
出番も多い。そしてナンバー3のガチョーン・谷啓も
主人公の出世を快く思っていない総務部長役で
これまたセリフも結構ある。
(なんか釣りバカの浜ちゃんの上司役を
 思い浮かべてしまうがそれは順序が逆)
で、あとの人は背景。その他大勢。社員A、
学芸会で言えば村人その1だ。

この映画はミュージカル仕立てなんで
植木等は突然歌いだす。

(おーれーはこの世で一番無責任と言われた〜)
無責任一代男

(サラリーマンわぁ、キラクな稼業ときたもんだっ)
ドント節

(・・・てなこといわれてその気になってっ)
ハイ、それまでよ

スーダラ節はまだこの時なかったのかな。
名曲の嵐だ(作詞はご存知、青島幸男)

で、植木等が歌うと、彼一人じゃ寂しいからか
残り4名(安田伸、犬塚弘、石橋エータロー、桜井センリ)
が、状況と関係なく踊りだすんだけど
これがまた残念ながらお世辞にも上手いとはいえない。
犬塚弘なんか背の高い体をフルに使い
精一杯盛り上げようとバンザイしてたり
するんだけど・・。 頑張ってるのは伝わるんだけども。
正直、有象無象って感じだった。

映画は、1960年代、高度成長期、
所得倍増計画(←今考えるとスゲー発言だな)
サラリーマン文化が花開いた時代。
何をやっても上手くいった。
その勢いや世相が映画から透けて見える。

この映画を観ていると、ひょっとしたら、
今も、会社の仕事にパソコンとか携帯なんて
要らないんじゃないだろうか?
我々下っ端に余計な仕事が増えただけで、
日本経済全体の向上に少しでも寄与したんだろうか?
なんて思う。

パソコンや携帯はないけれど
会社の金で接待という名の豪遊。
銀座のクラブ、芸者、インサイダー取引・・
セクハラって何?嫌煙権って?
コンプライアンスって食べられますか?って時代。
ああ、なんと我々は去勢されてしまったんでしょう(涙)
あれが、当時の全部とは思わないけれど
それにしてもなぁ・・。

植木等演じる「平均(たいらひとし)」は
コツコツヤルやつぁ〜ご苦労さん!」とか
楽して儲けるスタイル」とか歌ってるけど
実はものすげ〜コワイ人な気がする。
劇中で、彼が屋上(昼休みは屋上でバレーボール!
ビバ昭和文化)に乗り込んでいくシーンが
あるんだけど、階段に転がってきたボールを
誰も見ていないとなるや、つかんでポイっと下へ。
なんにも無かったかのように、拾いに来た
女性社員にニコニコ笑顔で通り過ぎるのだ。
興味が無い(=自分のメリットにならない)事には
とことん冷淡。イイ人でもなんでもない。
あんな人、冗談でも近くにいて欲しくない。



神宮寺大佐が悪役だったのが素敵。
陰で「海底軍艦」を建造しているものと思って
見張っていたのだが。小悪党で終了だったのか悲しい。

面白い評論

映画スター・植木等誕生!
60年代東宝映画の金字塔!


スタッフ
製作    安達英三朗 渡辺晋
監督    古沢憲吾
監督助手  長野卓 坂野義光 出目昌伸
脚本    田波靖男 松木ひろし
撮影    斎藤孝雄
音楽    神津善行
挿入歌作詞 青島幸男
挿入歌作曲 萩原哲昌

キャスト    
平均    植木等
氏家勇作  ハナ肇
佐野愛子  重山規子
麻田京子  中島そのみ
まん丸   団令子
谷田部長  谷啓
安井     安田伸
大塚     犬塚弘
佐倉     石橋エータロー
青木     桜井センリ
石狩熊五郎 由利徹
黒田有人  田崎潤
大島洋子  藤山陽子

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posted by PON at 21:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ナ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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