2012年04月20日

ホーンテッドマンション

ホーンテッドマンション

BSのディズニーXDでやってたんで観賞。
同居する5歳男性も一緒だ。

うちの五歳児はディズニーCDで
「ホーンテッドマンション」の主題歌
グリム・グリニング・ゴーストを口ずさんでいた
(歌詞はデタラメだが)んで、観てみる?と
水を向けたらノってきたんで共に観賞開始。
そして彼は途中で逃げ出すことになる・・。

主人公一行が鍵を求めて納棺堂へ向かい
そこで死霊(ゾンビ)ドモに襲われるのだが
ゾンビの「ツメ」が怖かったらしい。
先端恐怖症にならぬことを祈るのみだ。

ちなみに父は怖くなかった。
ディズニー映画においては主人公と子供は
決して惨たらしい事にならないことを
知っているからだ。ふふん。

あらすぢ
不動産業者のジム(エディ・マーフィ)は、
共同経営者の妻サラ(マーシャ・トマソン)と
2人の子供とともに、入り江にたたずむ大邸宅
を訪ねる。主人から屋敷を売却したいと連絡が
あったのだ。壮麗なゴシック風の邸宅で、出迎え
てくれたのは執事のラムズリー(テレンス・スタンプ)。
ジム達は勧められるまま主人エドワード
(ナサニエル・パーカー)と夕食をとるが、突然の
大雨で足止めをくらい、屋敷で一夜を過ごす
ことに…。

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実は二回目だったんだけど
まあまあ面白かったよ。
初見時には、ダメだこの映画、二度と観ねえとか
たしか思ったハズだったんだが。

だいたい、こういった館に悪意が主人公たちを
誘い込むときは、突然の大雨(もちろん雷も欠かせない)
と相場が決まっている。
ゲームの「弟切草」や「スプラッターハウス」も
そうだった。
以下、ネタバレでいきます。



まずは、館の執事ラムズリー
演ずるは「テレンス・スタンプ」
懐かしい名前だ。
スーパーマン2の「ゾット将軍」である。
ご想像通りのダジャレが出る場面であるが
ここは止めておきますです。
ずいぶん、お年を召されたようだけれど
「バカは即座に却下する」鋭い視線は変わらず。

そして、いつも口八丁のエディ・マーフィパパ
でも彼も最初からC調だったわけではなく
エディパパは社会を生き抜く知恵として
C調エディー節で生きることを選択した様子。

怖がってもいい。パパだって怖い。
 でも怖さから逃げてはいけない


さすがディズニー。
子供に対する教訓も取り入れている。
でも、うちの5歳男性はこの素敵なセリフに
行き着く前に逃走したので残念ながら伝わらず。

奥さん役、美人「マーシャ・トマソン」だ。
伊藤まい子を黒人にしたみたいな。

マダム・リオッタ(水晶球の予言師)が素敵。
アトラクションだと、全ての見世物が
終了した降車口に控えていて、いつ行っても
なにやら呪文を唱えている。
「死亡証明書をもって千人目の幽霊になろう」
と勧誘してるんだそうだ。

マダム・リオッタに言われ、鍵を探すために
999の幽霊が踊り騒ぐ墓場の奥、納棺堂に乗り込む。
(ムスメ、偉いなあ。あんな汚い水に
 眼を開けてもぐる勇気、絶対ありませんって)

建物とBGMはさすが、アトラクションに忠実である。
ただ、いかんせん物語に絡ませづらいと
脚本家も理解していたようで
999体の幽霊による墓場でのドンチャン騒ぎは
馬車上から見せ、屋敷の仕掛けはエディーパパに
任せている。ゴーストヒッチハイカーも健在。

そしてやっと鍵を見つけて帰ってみれば
このマダム、今度はトランク探せとのたまう。
エディパパここでブチ切れ。
「そんなこと聞いてないぞ。後から言うな・・!
 だいたいアンタは偉そうで・・」
そらそうだ。
鍵のとき同様、そのトランクを探すために
またヒト騒動あるのかなと思いきや
次の瞬間、トランク発見。。早すぎ。

結局、館の悪意に屋外へ追い出される
エディパパ。窓ガラスを鉄器でガンガン叩くが
まるで歯が立たない。途方にくれるパパ。

そこへマダム・リオッタ(偉そうな割に実は結構ビビリ)が
前は「壊れちゃう、持ち上げないで」とか言ってたのに
エディパパのところへいきなり転がってくる。
すげいな、その水晶球。四駆か?っつーか
いったいドコから来た?

「自分なりに2回頑張って諦めちゃうの・・」
「じゃあ、どうすればいいんだ!」
「もう一回、頑張れば?」

呪われし館のワリに、屋敷の防衛がエラク即物的。
屋敷の周りに結界が張ってあるとか
そういうモンではないらしいのだ。
ガラスが割れなかったのは、防弾ガラスに近い
当時としては最高級ガラスだったからみたい。
(それでも凄い防御力だが)
それが証拠に車で突破できてしまうし。



エディパパは、ボスキャラが刀を持って
襲いかからんとするときに叫ぶ。
「ちょっと待て、オレがそっちの世界に行ったら
 毎日テメエのケツを蹴飛ばしまくってやる・・が
 その前に、これを読め」
いいな、あの土壇場なのに
そんな時にもひとまず言えることは言っとこう的
姿勢。エディマーフィー健在でした。

あとは気持ちよく片付きます。
まさにアトラクション映画ですた。
(執事が片付いた理由がいまいちよく判らなかった)



キャスト・スタッフ

監督
ロブ・ミンコフ
出演
エディ・マーフィ
ジェニファー・ティリー
テレンス・スタンプ
マーシャ・トマソン

ジャンル ホラー
製作年 2003年
製作国 アメリカ
配給 ブエナ ビスタ

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posted by PON at 21:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(ハ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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