2005年04月01日

団塊の桜

ソメイヨシノがそろそろ一斉に
定年を迎えるらしい。

「ソメイヨシノ」といえば全国の桜の名所に植えられている
桜の代名詞であるが、これらは明治以降、役所の手によって
「接木」(つぎき)という形で全国にばら撒かれた。
「接木」ということは自然繁殖ではなく
人の手により一本の木から増殖したクローンである。
 同じ遺伝子をもつため、当たりはずれがなく見事な
花を咲かせる反面、同じ病気にも一斉にかかりやすく、
そもそも「ソメイヨシノ」は自力で子供を作る能力が無い
んだとか。その彼らが全国で徐々に寿命を迎えようとしている。
「2007年問題」※1.みたいだ。

※1産業界でささやかれている現象。日本の繁栄を
  支えてきた「団塊の世代」が一斉に定年を迎える
  年代が2007年であることから。

 このまま日本人が花見を愛し続けるならば、今後
植木職人が全国の公園で接木して廻らねばならない。
桜バブルが到来しそうだな。一部の業界で。

ソメイヨシノの誤解

http://hccweb5.bai.ne.jp/nishicerasus/gimon10/treedr.html

元住桜Nec_0016.jpg
posted by PON at 15:56| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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