「リング」「らせん」「ループ」・・
一時期流行ました。
鈴木氏の「グルグル」系ホラーシリーズ。
ウジテレビなんか調子に乗ってしまい
「リング2」とか「リング0」とか
ワケわからんドラマ化までやっちゃう始末。
さすがウジ、毎度ながら節操がありません。
ジブン、ときどきこのシリーズの
「リング」「らせん」を混同してしまう時がありまして、
今回もCSで放映されることを聞き
「お?サダコだ、貞子。録画しとこ」と
HDDに命令しておいたんですけど
いざ再生してみたら、「らせん」は
二作目の方でした。
<あらすぢ>
幼い息子を死なせて以来、自殺ばかりを
考えている解剖医・安藤。ある日、彼は謎の死を
遂げた高山竜司の解剖を担当することになった。
安藤と竜司は学生時代の同級生だった。
竜司の体を解剖した安藤は彼の胃の中から
暗号の書かれた紙片を見つける。それは安藤たちが
学生時代に流行った遊びで、彼は「DNA PRESENT」
という言葉を読み取るのだった。そんな折、玲子が
車の事故で息子の陽一と共に死んだという情報が
安藤に入ってきた。だが、不思議なことに陽一は
事故が原因で死亡したのではなく、事故の起こる前
に既に死亡していたらしいのだ・・。
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小説は昔、自分も読破しました。
(角川ホラー文庫との初めての出会いです)
「リング」⇒「らせん」⇒「ループ」の順番。
少々ネタばれに近いのですが・・
各作品は順番に
「リング」:ホラー小説
「らせん」:SFミステリー小説
「ループ」:SF小説
てな感じに仕上がってます。
自分も最終作「ループ」を読んだときには、
その世界観におもわず、なんだそりゃ?と
思ったものです。
聞くとこによれば、映画「リング2」なんか
前作「リング」が望外にヒットしたため、
ウジが調子乗って作った「リング」の後日談らしく、
原作小説からどんどん離れ、本来死ぬキャラが
死なない展開だったりと一種のパラレルワールドらしい。
そうなると、今日ご紹介します「らせん」の
タチバってものが根本から粉砕しますが、
でもまあ最終作「ループ」の存在を考えると、
このリングワールドって、結局「なんでもアリ」なのです。
死ぬべき人が死ななくとも
諸悪の元凶が、生まれ変わろうとも
死んだ男の体内にメッセージが仕込まれようと
呪いの正体はなんとウィルスで、ビデオみると
網膜から感染wwするというコートームケーな
設定であっても、それもまたアリ。
なぜなのかは「ループ」を読めば解かります。
「子供を死なせてよいと思う
親は居ないよ」
映画では若干説明不足だけど、佐藤浩市演ずる
主人公の解剖医は、水の事故で息子を死なせたことがある。
対して
「お前は、息子と引き換えに
この世界を売ったんだ」
と真田広之が言う。
佐藤浩市って役者も何なんだろう。
前に見た映画「感染」しかり「亡国のイージス」しかり。
深刻な顔でモノガタリの中心には居るのだが
真田広之みたいに体を張って解決するわけでもなく
眉の根にシワよせて、状況に流される役ばっか。
邦画で彼を見かけるますと、少々ウンザリします。
あと鶴見辰吾も。
で、「ワーきれー」の中谷美紀がなんか大変なことに。
にしても・・貞子にはムカつく。
前にもホラー記事で書いた気もするが
彼女の不幸な身の上と怨念には同情しなくもないけど
そろそろ世間もあんなメーワクなの、のさばらせるなっての。
彼女に殺されてしまったヒト達のうち
ひとりくらい、自分を殺した貞子の敵として
超自然的な存在でフッカツしないもんかなあ。
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貞子の呪いとは「ウィルス」(→マジ)
その正体は人間(ジェンナーとWHO)に
駆逐されて無念に思ってた天然痘ウィルスと
貞子の怨念が融合(→マジ)
美人だったけど不幸な死に方をしてしまった
貞子は、自分のきれいな遺伝子を
世に広めたい(→マジ)
いっぽう、ウィルス唯一の存在意義は「拡散」
で、貞子は超能力者でもあったんで(念写力)
自分が死んで埋まった井戸のそばに
数十年後たまたまできたコテージに設置された
ビデオデッキに着目。そこでビデオテープに
自らのウィルスを封印。
ビデオを観たものを感染させることにした。
それだけじゃあ、死人は出るけど
自らを拡散できないから・・
要は「不幸の手紙」と一緒で
死にたくなかったら、一週間以内に
ウィルス入りのビデオをダビングして
他人に見せなさいということにした次第。
(その後、死なない方法はイロイロ変わる)
ほかにもイロイロあるけど
まあそんな具合。
ね?なんじゃそらですよねえ。