なんか最近ゴミ映画(B級ビデオ映画)ばっか
観ている気がするな。
これというのも「FoxMovies」が有名映画の
埋め草にアルバトロス作品とか
放映しまくるからだ。
つーか観なければいいんだな。オレが。
<あらすぢ>
謎の失踪事件が相次ぐシャロー・バレーの森で
発見された全身血まみれの少年。その血は
複数の人血が混在し、指紋の照合も複数の
人物を特定。それらは全て、森で消息を
絶った人々の物だった。少年は殺人鬼の犠牲
となった失踪者たちの怨念の結晶体なのか?
生き物のように動き回り、呪いを撒き散らす
黒い血。呪いを解くためには殺人鬼を探し出す
しかない。保安官のジャックは捜査を開始し、
謎の解明に挑むが…。
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なんかねー、変な映画。
思わせぶり連発で、最後まで思わせぶり。
いつもの通り、ネタばれ全開でイキマス。
ダム建設で廃村決定な村で
村人も保安官事務所も撤退準備に余念がないなか
行方不明者がゾクシュツする。
(お約束どおり、ユクエフメーシャとは
全員殺されているわけですが・・)
そこへ現れた、物語のキーである(らしい?)
全身血だらけの真っ赤な少年。
最初でこそ不気味で、どうなることやらってカンジで
拝見していたんですが・・
ただ思わせぶりに黙って座っているだけだし
室内では多分、スタッフの努力もあってか
結構ドロドロ血まみれ感が感じられるんだけど
外に出ちゃうとダメ。
さすがに歩き回るときに液体だらけでは・・と
全身の質感が明らかにペンキ。
いつの間にやら真っ赤なペンキ男、に
なりはてた。
で、このペンキ男。
全身の血は、少なくとも3名以上の人間の血で構成。
しかも死んでだいぶ経ったやつ。
指紋を採取してみれば、全部の指が
森で行方不明となった誰かしらの指紋とくる。
でも、なんつうか「敵」ではないみたい。
とはいえ真相究明に協力するワケでもない。
見どころ?としては
回想も含めて何度も何度も見せ付けられる
ことになるんだが(また最後の方では
別の女性も被害者になってしまう)
森の中でのSMプレイっぽい殺され方。
お?そこの御仁、少しは興味が湧いてきましたか?
行方不明者の中でも若い女性だけは
なぜか素っ裸にされて、鉄の鎖で
ハングアップされるのです。
いったい何の儀式なんでしょうね?
さあ、自分にもわかりません。
敢えて書くならカントクの趣味というか
ファンサービスかな。
(ちっとばかし胸が小さいのが・・あーケフン)
眉間にしわを寄せてなにやら考え事
すぐに鉄砲もって単独出撃するが
結局なんにも解決しない主人公
結構美人な保安官2号。
彼の父親は街で刑事をやっているようで
娘たちがおかれている奇妙な状況を
説明しなくっても判っている、物わかりが
よすぎなパパ。
(街にも全身血だらけの奴らが出現してて
パパたちのお世話になっている様なのだ)
パパ「いいか、血に触れるんじゃないぞ。
直ぐそっちへ行く」
保安官2号がハングアップ第二犠牲者かと
若干の期待をしていたら、結局、彼女は無事。
代わりに何もなければ、無事に村を去っていた
ハズなのに、主人公の依頼で
最後の仕事(血液分析)を引き受けてしまった
救急隊の女性が吊るし上げになりました。
彼らの血は、SF映画のブロブのように
意思を持って床をはいずり
人間に接触しようとします。
その辺はまさに「リビング・ブラッド」
で、血に触れるとですねー、行方不明者たちの
最期のシーンが浮かび上がってくるのです。
(どうもそれで何か悪さをしようとかいうのではなく
自分たちの怨念を知ってほしい・・レベルの様子)
保安官助手「彼らはなぜ・・」
パパ 「ワカラン。謎だよ」
おいおい、少しは情報を観客に投げてくれよ。
えーとね、犯人はやっぱり全身ペンキ男
(とその仲間)だと思いますわな・・。
ところが、あんまりに唐突なんで
驚くというより呆れました。
更にいわせていただくならば
そのラスト、一体なんだそりゃ?でした。
ただ観客を驚かせたかっただけだろう、と。
まさに一発芸。
盛りだくさんな内容にしたら
収拾がつかなくなってしまったような映画。
どうでもいいことばっか話していて
肝心のことは話し合いしない皆さんたち。
話が軌道に乗ってくるまでが、ちとツライ。
それとずいぶんと浅いところに埋めるのな。
犯人の死体。
細かいオチはこちらへ。
私はサジを投げますw
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http://bclassmovie.blog38.fc2.com/blog-entry-192.html
出演:
ティモシー・V・マーフィ,
スタン・カーシュ,
リンゼイ・ストダート,
パティ・マコーマック,
スティーヴ・イースティン
監督: シェルドン・ウィルソン
販売元: アルバトロス
時間: 97 分
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ラベル:リビング・ブラッド