2012年09月28日

スプラッシュ

「スプラッシュ」

君の秘密はこれだけだろうね?
(トム・ハンクスのキメ台詞)

CSの「ザ・シネマ」で放映。
むかーし、自分が中学生くらいのときに観た
記憶が蘇える。
当時、ダリル・ハンナのムチムチが
えらくお気に入りだった・・。

あらすぢ
海で救った若者を慕って人間社会へやって来た
人魚の恋を描く。
監督は「ラブINニューヨーク」のロン・ハワード。
主題歌はリタ・クーリッジが担当。
出演はトム・ハンクス、ダリル・ハンナ、
ユージン・レヴィ、ジョン・キャンディ、
ダディー・グッドマンなど。
イーストマンカラー、ビスタサイズ。1984年作品。

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この映画って公開当時のコピーは
スパークリング・ファンタジー
じゃなかったっけ?
(調べてみたら、それは「スーパーガール」でした。
 どっちにしても「スパークリング・ファンタジー」って何?)

人魚姫の現代版リメイク。
マーメイドが男だと、とたんにアマゾンの「半魚人」になる。
男とはどうにも扱いがヒドイ。

(人魚といえば喜国雅彦の漫画を思い出す。
 なんとかしてマーメイドを妻にした野郎だったが
 彼女らの繁殖方法とは、妻が産んだ卵たちに
 ただ精子を振りかけるという・・苦笑)

あー、こほん。トム・ハンクス。
痩せてんなぁ。なにより・・若い。
でも天パとダンゴっ鼻はさすがトム・ハンクスだ。
そのへんは全然変わらず。

ダリルハンナ。
この映画では、初々しく体だけは見事に成長した
田舎娘という役がピッタリ。
彼女といえば思い出す作品は
この「スプラッシュ」と「ブレードランナー」のプリスと
あと「ジャイアントウーマン」。
すげえ作品ばっかりである。
いまなにしてんのかな。
(調べてみました、下記参照ください)

トム・ハンクスと似ても似つかない、ダメ男だと
思っていたデブ兄貴。実は結構世俗に通じてて
頼りになるあたりがお約束とはいえ痛快。

そして敵側。「人魚の存在を社会に
隠すことは科学の発展によろしくない!」
と、やらなくてもいい真相究明と情報公開に
精を出すウッディアレン似の科学者。
(70年代ドラマでいえば十勝花子さんみたいなもん)

要所要所で主人公たちの状況を悪化させる
存在であるが、最後は急に心を入れ替え
「迷惑かけた。償いはする」と中途参戦。
言うことはカッコいいけど瞬殺。

結局、人魚の存在がオフィシャルとなり、
人魚は米軍の研究施設に収容されてしまう。
米軍も、人魚からいったいなんの軍事技術を
得ようとするのか、よくワカランけども。
(シールズの総員半漁人改造化だろうか)



かくして、人魚を取り戻すべく
かなり行き当たりばったりな人魚奪還計画が始動。
かっさらい方がほとんどコントである。
いいのです。「ファンタジー」なのですから。

かくしてお姫様は王子様と幸せに暮らしました。
メデタシメデタシ。

追記:ダリルハンナ氏、御年52。
現在はシーシェパードの支援者なんだって。
ファンタジーに生きる姫にしては
案外つまらないオチだな。
(いや、脳内がお花畑だからリアルが見えないのか)

キャスト(役名)
出演
トム・ハンクス (Allen Bauer)
ダリル・ハンナ (Madison)
ユージン・レビイ (Walfer Kornbluth)
ジョン・キャンディ (Freddie Bauer)
ダディー・グッドマン (Mrs.Ltimler)

スタッフ
監督 ロン・ハワード
脚本 ローウェル・ガンツ
   ババルー・マンデル
   ブルース・ジェイ・フリードマン
原案 ブルース・ジェイ・フリードマン
撮影 ドン・ピーターマン
水中撮影 ジョーダン・クライン
音楽 リー・ホールドリッジ
主題曲/主題歌 リタ・クーリッジ

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(サ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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