2012年10月17日

うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー

「うる星やつら ラム・ザ・フォーエバー」

先日のファミリー劇場。
「ナツカシアニメ映画」特集として
「うる星 めぞん」の映画版一挙放送!から。

「町がみる・・夢、か・・」
(友引高校保健医サクラ)

あらすぢ
ある夜、友引町が大停電になった。あたる達は
面堂家に伝わる鬼姫伝説をモチーフにした
自主製作映画に取り組んでいた。主役はラム。
撮影のため面堂家の守り神とも言われる
名木・太郎桜が切り倒された。ラムはあたるに
電撃を発射するが、はね返されてしまう。
電流が弱まったらしい。また4月というのに、
大群の蝉ととんぼが友引高校に現われるという
異変。ラムは空を飛ぶ能力も失い、角も消えて
しまう。更に、面堂やメガネたちの心から、
ラムへの想いが消えていく。
大地震と共に面堂家の丘が隆起し、山となって
そそりたったのだ。友引町は冬の気配を漂わせた。
面堂は修学旅行の写真からラムの姿が
消えているのを見つけ・・

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ダイジョウブ、オモイデダケデ、イキテユケル
チジョウハ、キミタチノモノダ・・
(自意識を持った友引町)

数十年ぶりに観た。

「つまるところ
 貴殿は何を言わんとしているのか?」
小一時間くらい、問い詰めたくなるような
なんともつかみ所のない作品で
何を表現したいのかが皆目不明。
思わせぶりな空気感だけで自己完結。

あんな昔は(厨房時)ビデオ見返していたのに。

押井監督が盛り上げたうる星ブームの
余勢だけでつくられた映画だなあ、と思うし
こういう映画を喜んで観ていた、
当時の自分が大変なガキであったことを再認識。

思春期真っ盛りのガキ時代に
「うる星」作品にハマったこと
そのものについて後悔こそしていないが
黒歴史ではある。
うる星やつらの一連の作品群は、
いい大人が改めてまで観るような
作品じゃないなぁってこと。
(第二作「ビューティフルドリーマー」は別格)
嬉しいことのか、悲しいことなのか、
自分がガキでは無くなったんだ。

自分の子供が、思春期の一時期
「サブカル(つーか漫画アニメカルチャ)」に
ハマることを、ことさら否定はしないけど
いつかは現実に戻ることを希望したい。
それによって得る物だって当然あるから。



この作品の感想もひとこと。
「絵は安定していてキレイなんだけれど。
 エンディング曲も好みではあるんだが」

キャスト(役名)
出演
平野文 (ラム)
古川登志夫 (諸星あたる)
神谷明 (面堂終太郎)
島津冴子 (しのぶ)
鷲尾真知子 (サクラ)
千葉繁 (メガネ)
杉山佳寿子 (テン)
池水通洋 (温泉先生)
永井一郎 (チェリー)

スタッフ
監督 やまざきかずお
脚本 井上敏樹/やまざきかずお
原作 高橋留美子
製作 多賀英典
プロデューサー 長谷川洋/松下洋子
作画監督 土器手司
製作協力 スタジオディーン

音楽 板倉文
作曲 玉置浩二 「メランコリーの軌跡」
主題歌 松永夏代子 「メランコリーの軌跡」



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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ア行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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