2012年10月16日

うる星やつら オンリーユー

「うる星やつら オンリーユー」

先日のファミリー劇場にて
「ナツカシアニメ映画」特集。
「うる星 めぞん」の映画版一挙放送。

名目の「ナツカシアニメ映画」って
あたりが、なんとも寂しい限りではあるが
うる星やつらのテレビ放映が1981年スタート
であることを考えれば30年前になるわけで
ナルホド、これでは「ナツカシ」で
ひとくくりにされて当然。

うる星映画版とは以下の6作であるらしい。
第一作 オンリー・ユー
第二作 ビューティフル・ドリーマー
第三作 リメンバー・マイ・ラブ
第四作 ラム・ザ・フォーエバー
第五作 完結編
第六作 いつだってマイダーリン

久々に題名を書き写してみて
なんかとっても赤面であるし
よくこんなの恥ずかしげもなく観てたな〜
なんて感慨も。
それだけ自分もオヤジになった訳だ。

このうち
第二作「ビューティフル・ドリーマー」は
今回の一挙放送には入っておらず
第五作で「完結」しているのに
なお作られたらしい第六作 
いつだってマイダーリン」は
さすがに録画しなかった。

第二作が放映されないのは
多分版権によるところなんでしょう。
(東宝作品で劇中にモロ「ゴジラ」が出てくるから
 取り扱いが難しいんだとか聞いたことがある。
 うる星なんてパロディだらけなのにな・・)
なんで、これは想定内。

第六作「いつだってマイダーリン」は
製作してたことを知らなかったし
キャラデザも好きじゃないし・・
なによりこっぱずかしいっすよ。題名が。
とても40男の観るもんじゃないと判断。
「めぞん」の方はまたいずれ。

あらすぢ
影踏み遊びをするシルエットの少年と少女。
影踏みに勝ったと主張する少年は、少女から
11年後に結婚しようと告げられる。そして少女は
宇宙へと去っていった。

ある日、あたるのクラスメイトやラムの友人達に、
あたるとエルという女との結婚式の招待状が
次々と届けられた。あたるには「エル」という
宇宙人の婚約者が既に存在しているというのだ。
あたるはラム親衛隊のメガネ達から拷問され、
三宅しのぶからは凄まれ、面堂終太郎は
私設軍隊を引き連れ、ついにはラムの電撃を
受けて問い詰められるが・・

************************

この映画を観たのはたぶん25年ぶりくらい。
地上波放映で観たっきりだ。

あれ?
あたるってここまでイヤな奴だったけか。

とにかく最後まで彼に共感できず。
もっとも、あたるなんかに共感できる奴なんて
普通はいないだろうけれど。

ラムにしてもエルにしても
あたるなんかに惚れること自体が不思議である。
(いや、そこのあなた。
 マンガだから、なんていってしまったら
 そこで終了じゃないですか)

Wikiにも書いてあるけれど、
この映画はアニメ監督の巨匠、「押井」監督の
第一回監督作品で、彼が監督を引き受けたときには
最初に引き受けた製作チームは全部トンズラ。
ダテに月日だけは過ぎ去っており、
公開まであと5ヶ月。若干の完成フィルムと
ショボイ脚本、数枚のデザイン画しかなかったらしい。

それを一応、まがりなりにも
主要キャラクター総出演のお祭り映画に
仕立て上げてしまった、その手腕はさすがと思う。
(本人は、若かったからできた、と後に語っている)

この「オンリー・ユー」。
原作者やスポンサーなどには好評だったようだが
(監督の作家性など不要。
「映画化=お祭り騒ぎ」であればよい訳で)
押井監督にしてみれば大いに不満であったらしい。
プロの意地にかけて、製作は完遂したけど
こんな映画が、自分の能力の結果だと思われるのは
ハナハダ心外だったようす。

その反動として、次作では
「スポンサーの意向どおりに作るヨイ監督」と
周囲から誤解されたことをいいことに
うる星の監督をまたまた引き受けるも、
今度はワザとぎりぎりまで製作を延ばしたんだとか。
そのココロは、スポンサーがあせって
「もう公開まで時間がないから
 いいよもう、押井案で行ってくれ!」と
言い出すのを待っていたかららしい。
そんな状況下で好き勝手やったのが
「ビューティフル・ドリーマー」

押井監督の名前を良くも悪くも高め、
自分も非常に影響を受けた作品だが
まあ、その話はまた今度ってことで。

今は「オンリー・ユー」

上記のようなバックボーンを
それなりに知っていたので、映画を眺めていても
ラムの父ちゃん軍とエル惑星軍で
星間戦争が勃発するシーンでは、意味もなく
宇宙戦闘機がグリグリと画面セマシと暴れる一方で
甘ったるい挿入歌を流し、たった一枚のイラストで
長いこと間を持たせたりと。
そんな技術につい目が行ってしまう。

そりゃそうだ。90分近くのアニメ映画
すべての時間で1/24のフルアニメ絵が
常に動き回っている必要などないのである。
日本のアニメのその辺のメリハリのつけ方とか
手の抜き方はスゲい。
(日本酒(三倍増醸酒)と日本のアニメは
 いかに手を抜きつつ作品を成立させるか?
 という技術の歴史でもあった)



「星空サイクリング」
作詞、作・編曲、歌:ヴァージンVS

スタッフ
原作:高橋留美子
監督、脚色、絵コンテ:押井守
演出:安濃高志
脚本:金春智子
キャラクターデザイン:高田明美、高沢孫一
作画監督:青嶋克己、遠藤裕一、高沢孫一
メカニック監督:山下将仁
撮影監督:若菜章夫
音楽:小林泉美、安西史孝、西村コージ、天野正道
音楽監督:早川裕
製作:多賀英典
製作:キティ・フィルム
配給:東宝

諸星あたる:古川登志夫
ラム:平野文
三宅しのぶ:島津冴子
面堂終太郎:神谷明
テン:杉山佳寿子
錯乱坊:永井一郎
サクラ:鷲尾真知子
メガネ:千葉繁
パーマ:村山明
カクガリ:野村信次
チビ:二又一成
あたるの父:緒方賢一
あたるの母:佐久間なつみ
ラムの父:沢りつお
ラムの母:山田礼子
ラン:井上瑤
お雪:小原乃梨子
弁天:三田ゆう子
クラマ姫:吉田理保子
レイ:玄田哲章

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ア行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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