2012年10月10日

連合艦隊

日本映画専門チャンネルにて放映。
ま、終戦記念日だったから。

あらすぢ
昭和15年。考古学者本郷直樹は次男の
真二が自分と同じく学問の道を志すことを
喜んでいた。兄の英一は父の意に反して
海軍少尉になっていた。一方、船大工の
小田切武市は一人息子の正人が海軍
兵学校に合格したので有頂点になっていた。
18年間海軍に勤めても下士官止りの武市は
正人の将来は約束されたと信じて疑わない。
一年が過ぎた。
世界情勢は日毎に緊迫の色を強め、戦争の
予感は現実のものになろうとしていた。
昭和16年12月8日、早期和平を強調する
山本五十六のもとで、連合艦隊は、ハワイ
真珠湾に奇襲をかけた。



************************

円谷特撮のエキスを直に継ぐ「東宝」が
得意の「特撮」を使って帝国海軍の
栄光と破滅を歴史に沿って描く映画。

CGなどまったくない、模型とセットオンリーの撮影。
今の凄すぎSFXに慣れすぎた人には
ショボくみえてしまうでしょうが
ゴッホの絵が写実的じゃない!と
文句たれる人がいますか?
日本人が好きな様式美
「お約束」って奴なんですよ。うん。

この映画のために全長13メートルものの
戦艦大和の模型を作ってしまったらしい。
(船の科学館に10年前?まであったらしいけど
 台風で壊れ、スクラップにされたとか)

そしてトクイの昭慶バクハツ。
せっかくの大和、昭慶バクハツで全然見えないじゃん!
でもいいのだ。煙は「命」であって
命こそは「戦い」だからね。
本人がそんなようなこと言ってるんで、まあいいか。



「真珠湾攻撃」
・攻撃前に、実行するかしないかで
 延々と会議が続く。
 宇垣参謀長役の高橋幸治氏。
 青白い顔がやたらと目立つ。
 たしか、靖子の父にしてビオランテの造物者。
 ↓
「ミッドウェー海戦」
・史実なんでどうしようもないけれど
 砂を噛むよな味気なさ。
 主人公、怪我して病院へ。
 ↓
「山本五十六司令官戦死」
・流れ流れて主人公。愛機が壊れちゃって
 緊急避難した先がラバウル。
 ミッドウェーで方向性の違いから喧嘩した
 同僚のパイロットと再会するも
 和解したそばから同僚はすぐ戦死。
 それとは関係なく史実どおりに戦死。
 ↓
「マリアナ沖海戦」
・マリアナの七面鳥撃ちと渾名されるくらい
 レーダーとVT信管と対空防衛網を確立した
 米海軍の前に、ようやく再編成した
 日本海軍航空隊は全滅する。
 主人公、なんとか生き残るが相棒は負傷。
 ↓
「レイテ沖海戦」
・主人公Aは小沢囮艦隊のほうに合流。
 (そらそうだ。こっちにしか空母ないもんな)
 弟に後を託して戦死。
 ↓
「大和沖縄特攻」
・弟、兄貴があんなに後を託したというのに
 運命は大和の乗組員に。→戦死
 主人公B → 多分特攻で戦死
 ↓
・最後は、老人(演:モリシゲ)と
 戦争未亡人(演:古手川裕子)と
 子供(弟の子)だけが残った。

あれ?主人公A:永島敏行、と主人公B:中井貴一の
行動がごちゃ混ぜになってしまったが
まあいいや。大体こんな感じ。
これに永島敏行兄弟で命と嫁さんを譲り合う
光景が差し込まれるなど、全体としては
ウンザリしてしまう見応えの長さ。



かくなる上は、海軍将兵が
いかにそれらしいキャスティングで
固められているか、そこを気にしたい。

及川海軍大臣・・ 藤田進
 個人的に藤田進は陸軍な気がする。

山本五十六・・小林桂樹
 やっぱ「三船敏郎」だな。

南雲機動部隊長官・・金子信雄
 気がつくと、厨房で料理でも作っていそう。
 これも個人的には「東野英治郎」だな。

草鹿参謀長・・三橋達也
下田飛行長・・ 平田昭彦
 東宝映画の良心である平田博士こそ
 スマートなもっと高位の海軍士官役が
 似合いそうだけどな。

駆逐隊司令・・中山昭二
 おろ、キリヤマ隊長がこんなところに。

豊田大将・・田崎潤
 確かに、なんとなく、この人には
 イケイケどんどんは似合わない。
 いつも後始末役にまわる。海底軍艦とか。

福留軍令部部長・・藤岡琢也
 この福留氏嫌いでね〜。サッポロ一番食いたい。

小沢治三郎・・ 丹波哲郎
 鬼瓦と評されたイカツい顔の小沢提督。
 このころの丹波御大が演じるにしては
 やや年をとりすぎでは? 

伊藤中将・・鶴田浩二
 大和水上特攻の司令官が伊藤中将。
 よろしいのではないでしょうか。
 似合うとかそういう話でなくって
 鶴田浩二さんじゃ仕方ないか、ってな感。

大和艦長有賀・・中谷一郎
瑞鶴艦長貝塚・・神山繁
たしかにこういう面々が脇を固めてこその
オールスター映画である。



キャスト
出演
永島敏行 (本郷英一)
金田賢一 (本郷真二)
中井貴一 (小田切正人)
丹波義隆 (茂木大尉)
佐久田修 (大江中尉)
財津一郎 (小田切武市)
長門裕之 (武田上整曹)
佐藤允 (工藤飛曹長)
遠藤公一 (青木二飛曹)
伊藤敏孝 (大川一整曹)
なべおさみ (森整長)
長谷川諭 (野村飛曹)
森繁久彌 (本郷直樹)
奈良岡朋子 (本郷歌子)
古手川祐子 (早瀬陽子)
友里千賀子 (小田切照代)
里見奈保 (小田切美代)
松尾嘉代 (芸者鈴川)
石田茂樹 (新聞記者)
浜田寅彦 (町内会長)
小林桂樹 (山本五十六)
高橋幸治 (宇垣参謀長)
南道郎 (黒島先任参謀)
北浦昭義 (渡辺戦務参謀)
金子信雄 (南雲機動部隊長官)
三橋達也 (草鹿参謀長)
六本木真 (大石先任参謀)
斉藤真 (源田航空参謀)
小沢栄太郎 (永野軍令部総長)
藤田進 (及川海軍大臣)
田崎潤 (豊田大将)
藤岡琢也 (福留軍令部部長)
佐藤慶 (神先任参謀)
橋本功 (富岡軍令部課長)
丹波哲郎 (小沢治三郎)
織本順吉 (大林参謀長)
加地健太郎 (大前先任参謀)
鶴田浩二 (伊藤中将)
安部徹 (栗田第二艦隊長官)
近藤宏 (小柳参謀長)
冨田浩太郎 (山本先任参謀)
伊吹徹 (大谷作戦参謀)
中谷一郎 (大和艦長有賀)
神山繁 (瑞鶴艦長貝塚)
長谷川弘 (瑞鶴艦長野元)
平田昭彦 (下田飛行長)
高並功 (新谷大佐)
中山昭二 (駆逐隊司令)

スタッフ
監督 松林宗惠
特撮監督/特技監督 中野昭慶
脚本 須崎勝弥
企画 児島襄/豊田穣
製作 田中友幸
撮影 加藤雄大
美術 阿久根巖
音楽 服部克久
主題曲/主題歌 谷村新司
助監督 今村一平
SFX/VFX/特撮 鶴見孝夫
井上泰幸 /森本正邦/中尾孝/宮西武史/
渡辺忠昭/松本光司/柳沼延之
特撮助監督 浅田英一

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ラ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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