2012年11月14日

アイアンマン2

アベンジャーズに関連してCMを兼ねた
地上波初放送。

自分は前作「アイアンマン」がなんか面白そう・・と、
映画から入ったクチなんで
アメコミ世界をよく知らない。
なんで「マイティーソー」も「シールズ」も
「アベンジャーズ」も、それに出てくる(らしい)
女エージェント「ブラック・ウィドー」も知らなかった。
前回、レンタルして観た時には
なんか結構トウトツなシーンの連続で
困惑したんだけども、今になってみれば
にやりとさせるところが判るようになった。

あらすぢ
トニー・スタークが自らアイアンマンであると
公表してから半年後。さらに改良を加えた
アーマー「マーク4」を纏って世界各地で起こる
紛争を鎮圧し続け、世界平和のために貢献
しようとするトニーだったが、政府からその
一方的な介入を疑問視され、
アイアンマン・アーマーを兵器として見なされた
ことで、アーマーの引き渡しを求められてしまう。
かつてアフガニスタンで自ら深手を負い、
その傷を代償にして開発したアーマーを
誰の手にも渡したくないトニーは断固として
要求を拒否するが、トニーの体はアーマーの
動力源にして生命維持装置でもある
アーク・リアクターの動力源「パラジウム」が
放出する毒素に蝕まれつつあった・・。

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今回はアイアンマンの相棒、いわばガンキャノン登場編。


アイアンマン マーク2を改造し全身に
武器を搭載した”アイアンマン ウォーマシン”

主人公トニーの吹き替えはシャア大佐。
申し訳ないがトニー・スタークに声質が合っていない。

いかにもインテリでセレブな「さわやかさ」を
求めてのキャスティングなんだろうけど
シャアは基本的に不器用な野郎なんで
キザなセリフは吐けるかもしれないが
イキなセリフは金輪際吐けない。

そのシャアのイメージが強すぎるので
トニー・シャア・スタークは残念ながら
シャアが無理してセレブぶっているみたいで
どうにもなんだか・・といった感だった。

音声認識と大画面。そしてコンピュータを
空間で操作できる入力デバイス。
あれ良いなあ。
でも、あんなの使っていたら
これまで以上にドンドン、自分の「バカ」さ
というか記憶力低下に拍車がかかりそう・・。

(デジタルワイヤーフレーム(DWF)で思い出した。
 映画バイオハザードで、特殊部隊が持ってる
 PCにハイブ(秘密基地のこと)のDWFによる
 構造図が表示されていたんだけど
 あれと、アンブレラ社のマークを組み合わせた
 スクリーンセーバー、とかPC起動時の画面とか
 そういったの、世に出回っていないものかな)

「未来の鍵はここにある」

試作品か破損物か、キャプテンアメリカの
半完成品シールドがトニーのラボにある。
キャプテンアメリカの装備品自体は
トニーの父が自社開発という設定のようだから
ラボに紛れ込んでいてもおかしくないのだが

トニーが、父から受け継いだ「未来の鍵」を
もとに新元素を開発中、暇そうな
シールドのエージェントがシールドを
見つけたのをみて
「おお、それだ!よく見つけてくれた」

別のヒーローの一品モノである。
自分のパワーアップのため、どんな
使い方をしてくれるのかと思いきや・・
単に「高さ調整に使うだけ」というオチ。
ううん、好きだなこういうスカし方。

それにしても・・ロボコップとかもそうだったけど、
なぜプレゼンの出展品に
実弾実装しちゃうのでしょうか?

いろいろあって、ドローンVSアイアンマンのバトル開始。
ガンダム(アイアンマン)と
ガンキャノン(ウォーマシン)の共闘。

敵がドローンでよかったね。中身が人間だったら
おいそれと破壊できないよ。映画的に。

ウ「ここでは(平地だから)不利だ。
  戦略的に最強な方が高いところに行くべきだ」
ア「バカゆーな!最強は俺だろ?」
ウ「こっちだ。軍でパワーアップしてる。
  嫉妬する気持ちはわかるが」
ア「武器が馬鹿でかいだけじゃないか!」

なーんて口げんかしているうちに
すっかり敵ドローンに包囲されてしまう二人。
まったくガキの喧嘩である。

イデオンのような全方位ミサイル、
ハマーインダストリアル製の
最新式ミサイル通称「別れた妻」発射シーン・・
男の子ゴコロをくすぐる見せ場がてんこ盛り。



ひとつ気になったのは・・
こういったドラマでよくあるパターン。
新技術開発後、時間がないので
主人公は即実戦投入を決意する。
そんなとき、まず「作動テスト」をやってからにしましょうと
至極まっとうな反論をする人物は
ことごとく、アホのように扱われてしまう点。

現実世界にて「作動テストなんかくそ食らえ!」
なんてほざく奴は、ほぼ100%
自業自得となるものであり
世間一般的に「テスト軽視」の風潮は、
案外こんなドラマの積み重ねのハテに
あるような気がしますよ。



「死んで20年も経つのに
 まだ教える気ですか・・父さん」


考えてみれば、俺が死んだとして次世代(子供)に
残せるものって・・ないな。
昔だったら、高級腕時計、懐中時計、万年筆等々
じいさんから伝わる逸品とか、あったんだろうけど
自分の周りにはこれだけモノが溢れているというのに
現在流通するモノには、100年先も使えるという
発想がない。一回こっきりの使い捨てばっかりだ。
だから「ゴミ」が増えるんだな。
(もちろんPONに購入できる甲斐性がない
 ことはジカクしてますぜ、そりゃ)



監督: ジョン・ファヴロー
脚本: ジャスティン・セロウ
製作: ケヴィン・フィージ
撮影: マシュー・リバティーク, ASC
プロダクション・デザイン: J・マイケル・リーヴァ
編集: リチャード・ピアソン, A.C.E. / ダン・リーベンタール, A.C.E.
共同製作: ジェレミー・ラッチャム / ヴィクトリア・アロンソ
衣装デザイン: メアリー・ゾフレス
視覚効果、アニメーション: インダストリアル・ライト & マジック
音楽スーパーヴァイザー: デイヴ・ジョーダン
音楽: ジョン・デブニー

アンソニー・"トニー"・スターク / アイアンマン:
ロバート・ダウニー・Jr
ヴァージニア・"ペッパー"・ポッツ:
グウィネス・パルトロー
ジェームズ・"ローディ"・ローズ / ウォーマシン:
ドン・チードル
ナタリー・ラッシュマン/ブラック・ウィドー:
スカーレット・ヨハンソン
イワン・ヴァンコ / ウィップラッシュ:
ミッキー・ローク
ジャスティン・ハマー:サム・ロックウェル

ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン
J.A.R.V.I.S.の声:ポール・ベタニー
ハロルド・"ハッピー"・ホーガン:ジョン・ファヴロー
ハワード・スターク:ジョン・スラッテリー

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(ア行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: これまでグウィネス・パルトローって美人だなと思ったことはなかったのだけれども、このシリーズのペッパー・ポッツ役は出色。デキる女、キャリア・ウーマンの面と、いじらしく可愛らしい面の両方を、計算づくで使い..
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