健康診断やら家庭環境調査の
書類が役所からたくさんやってきた。
健康調査とならんで
我が子の長所・短所を記入せよとある。
内容は、相方がさらっと記入してくれたので
事なきを得たが、世の家庭では
この辺をいったいどのように
書いているのだろう。気になるところ。
更には、自分が入学するときには
親はなんて書いたんだろう?
昔、親にもセンセーからも
「もっと素直になりなさい」と
言われた事がある。
でも・・「素直」とは一体どういう言動を指すのかが
当時ぜんぜん理解できなかった。
「素直」たれ!と心がけて行動したらば、
それこそ「素直」じゃない気がして。
でも「アンタ、バカじゃねーの?」とか
「素直」に思うところを即、外部出力したら、
子供のやることですからね、と
周囲が許してくれる程コドモでもなかった
年頃にさしかかっておりました。
幸い、現6歳のウチの息子には
「素直になりさい」と叱ったこともなければ
そんなこと言わなければならないほど
彼がヒネている訳じゃないので助かっている。
だんだん「素直」に「ハイ」と
言わなくなってきているのは確かですが。
「素直になれ」ってのは
お前はまだ親の支配下にいろ
親の想像力の範囲内にいろ
って、親のエゴからくる勝手な命令に
過ぎないのかもしれない。
自分の話ばかりで恐縮であるが
もう少しお付き合い願いたく。
これまた自分が小学校入学を控えた頃
保育園では卒園制作とやらで
花瓶を造る羽目になった。
ジャム瓶を一個、各家庭から持ってきて
紙粘土でレリーフやら取っ手やらを創り
色を塗って完成、という他愛もない奴だ。
(そのジャム瓶を持ってくる話にしても
幼少PONが親に伝えるのを3回も忘れ
業を煮やした保育士の先生が
怒りかけた時、幼少PON自ら
給食室裏側のゴミ捨て場から
勝手に拝借してきた逸品であります・・)
んで、レリーフだけど、幼少PONは
とてつもなくやる気がなかったようで
粘土で瓶を覆っただけで(自分的には)完成。
それでも色は塗らねばなるまい・・と塗り始める。
色塗り作業は好きだったので、段々ヤル気もおき
好きな色を存分に塗り分け始めたが
これがどうも上手くいかない。
反抗心はあっても知能はまるで不足していた
幼少PON。
マスキングとか知るのはもっと後の話だし
色が乾く前、まだ水が浮いているような状態で、
隣の色を塗りはじめれば、
ぐちゃぐちゃになるよね、それは。
んで、勝手に「ムキーッ」と頭に来た幼少PONは
ビン全部を黒に塗るという解決策を編み出して提出。
帰り支度を始めた。
すると担任保育士(←超ベテラン)は
烈火のごとく怒りだし、
「幼少PONくん!今日は放課後残りなさい。
お母さんには私から電話しておきます!」
と有無を言わせず、宣言。
かくして、人生初の残業。
誰もいない教室でせんせいと二人
色を塗らされることとなったのである。
「はい、ここ赤で塗って」
「・・・」(黙々と作業)
「つぎはここ黄色」
「・・・」
うちの親が、後に保育士から言われたことには
「子供の情操教育は色に現れる。
黒を主体にするなんて
将来ろくな人に育ちませんよ」・・云々。
たしかに、自分の息子がオールブラックなツボを
持ち帰ってきて「これ卒園制作」なんていわれたら
さすがに自分も絶句するところで
当時の保育士の気持ちも判らなくもないけどね。
(ロクなものに育たなかったかどうかは
カンオケの蓋が閉まってからとさせてください)
いいじゃんね。黒の花瓶。
シックでアバンギャルドで。
千利休とかへうげものなら理解してくれたかな。
あの時、理解されていれば・・自分の作品が
東京都現代美術館で「特撮博物館」の隣に
展示されていたかも
(特撮美術館の方に展示されていたりして)
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PONです。
>小学生になりますか!
>おめでとうございます。
⇒有難うございます。実はもうひとつ
ニュースがありまして。
こちらの方はひさしぶしにメールしますね。
>子供が小学生になったら6年、
>高速で過ぎていきますよ〜。
⇒でしょうね。今でもどんどん幼児ではなく
子供になってゆく我が息子を感じます。
毎日社会から何かを覚えては帰ってきますね。
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小学生になりますか!
おめでとうございます。
子供が小学生になったら6年、高速で過ぎていきますよ〜。