2012年12月31日

テルマエ・ロマエ(映画)

「テルマエ・ロマエ(映画)」

800万部売れたとかいう人気コミックの映画化。
あのコミックは、確かに面白いけれども
映画化となると、どのように
調理するするつもりなんだろ?
という、かなり意地悪な興味をもって観賞。

ひさしぶりのTSUTAYAんレンタル。
(同時レンタルはドラマ「家政婦のミタ」でありますw)

あらすぢ
「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を
受賞したヤマザキマリの同名コミックを阿部寛主演で
実写映画化。古代ローマ帝国の浴場設計師ルシウス
が現代日本にタイムスリップし、日本の風呂文化を
学んでいく姿を描くコメディドラマ。生真面目な性格で
古き良きローマの風呂文化を重んじる浴場設計師の
ルシウスは、ふとしたきっかけで現代日本に
タイムスリップ。そこで出会った漫画家志望の真実ら
「平たい顔族(=日本人)」の洗練された風呂文化に
衝撃を受ける。古代ローマに戻りそのアイデアを
用いた斬新な浴場作りで話題となったルシウスは、
時の皇帝ハドリアヌスからも絶大な信頼を
寄せられるようになるのだが……。
映画オリジナルのヒロイン・真実を上戸彩が演じる。
監督は「のだめカンタービレ」の武内英樹。

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うん、面白かった。
お茶とお茶受けとともに、居間でまったりと
観賞するに最適。
自分はまったく興味ありやせんが
阿部ちゃんのケツも拝めます。

主要キャラローマ人を日本人だけで
演じさせるという、ものすごいチカラ技。
のだめカンタービレでも、ウィーン人の
抜け作マネージャーを「なだぎ武」氏が演じてたし
音楽の先生はみな日本語(吹き替え)だし
さすが、ボーダーレスドラマの大家、
さすが「のだめカンタービレ」の
武内英樹カントクであります。

キャスティングもひとまず濃い面子を
かき集めてみました・・というところから
スタートしたようでw
阿部寛、北村一輝、竹内力、宍戸開
そして、市村正親。
このうち竹内リッキー兄ィが
日本人陣営に組み込まれていたのは
変化を求めてのことかな?

ウド、ルー大柴やラッキー池田といった面々がいないけど
あれは「濃い」ではなくて「クドイ」だからな。



ヒロインはもはや白戸彩である上戸彩。
彼女、てっきりコミック版の
「ローマ文化が大好きでラテン語が
 話せる名物温泉芸者」を演じるのかと思ったら
映画オリジナルキャラとして登場。

人妻になってしまったようですが
巷間で言われたように、確かに胸がおおきいです。

コミックをそのまま映画にするわけではなく
かといって、完全オリジナルというわけでもなく
全体としては見事に「映画」となってました。
原作コミックとは別物だから、と割り切らなくても
この映画のエピソードもまた、コミックにて
描かれなかっただけで、ルシウスのタイムスリップの
ひとつとしてこんな話もあったんじゃないかな〜と
いう感じでうまくまとめておりました。



最後に。エンドロールでロケ地が書かれていましたので
ちょっとだけチェック。

大滝温泉 天城荘
・・川の横にある露天風呂ですな。

渋川市伊香保温泉
・・おなじみ、浴衣着て射的といえばココ。

滝野川稲荷湯
・・阿部ちゃんが最初にたどり着いたニッポンの「公衆浴場」

那須北温泉旅館
・・上戸彩の実家。プールみたいな温泉とか。

熱川バナナワニ園
・・これは言わずもがな。

いばらきフィルムコミッション
水戸七ツ洞公園

・・ローマ野外風呂のセットとかを組んだ場所ようです。

那須 北温泉旅館はいってみたいな。

スタッフ
監督 武内英樹
製作 亀山千広 市川南 寺田篤 浜村弘一
プロデューサー 稲葉直人 菊地美世志 松崎薫
原作 ヤマザキマリ
脚本 武藤将吾
撮影 川越一成
照明 鈴木敏雄
録音 加藤大和
美術 原田満生
編集 松尾浩
衣裳 纐纈春樹
音楽 住友紀人

キャスト
阿部寛 ルシウス
上戸彩 山越真実
北村一輝 ケイオニウス
竹内力 館野
宍戸開 アントニヌス
笹野高史 山越修造
市村正親 ハドリアヌス
キムラ緑子 山越由美
勝矢 マルクス

外波山文明/飯沼慧/岩手太郎/木下貴夫
神戸浩 /内田春菊/松尾諭 /森下能幸
蛭子能収

製作年 2012年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 108分

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いくらなんでも下らなすぎる・・
 ↓  ↓
http://rocketnews24.com/2012/05/14/212006/

<テルマエ・ロマエが反日的だという内容>
・日本人を平たい顔族という蔑称で呼んでいる。
・日本の銭湯を奴隷用扱いしている。
・マルクスという人物が登場し
 左翼ステマの疑いがある。
・日本料理の代表が何故かラーメンや
 餃子といった中華料理。
・意図的につり目の人物を多く描いている。
 また猿の出る回に出てくる日本女性が
 その猿そっくりである。
・日本の軍事力が低いというセリフ。
・そもそも日本文化を過去の外国に持っていかれると
 起源が変わってしまう。
・オンドルなどという朝鮮語。
(インターネット掲示板より引用)
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(タ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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テルマエ・ロマエ
Excerpt: 監督 武内英樹 出演 阿部寛、上戸彩、市村正親、宍戸開、笹野高史、北村一輝、竹内力  小生、原作の漫画は未読だが、この映画は楽しめた。漫画の実写映画化で成功した例は少ないが、本作は成功しているので..
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Tracked: 2013-01-05 04:44