NHK『ネットワークでつくる放射能汚染地図』
いま明かされる舞台裏
NHK『ネットワークでつくる放射能汚染地図』
という番組は、311とフクイチの惨劇の興奮が
まだまだ収まっていない2011年5月に
NHK教育で放送されたドキュメンタリーだ。
>木村博士もまたリスクを背負って参加をした人物だ。
>厚生労働省が所轄する
>労働安全衛生総合研究所研究員だった当時、
>「パニックを防ぐ」という名目で、同所には
>厳しい研究規制が敷かれていた。
>「行動は本省並びに研究所の指示に従うこと。
>勝手な行動は慎んでください」そのメールを受け取り、
>彼は辞表を書いた。翌日、番組の打ち合わせに出席し、
>彼は七沢らと共に福島へ向かう車に乗り込んだ。
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http://www.cyzo.com/2012/03/post_10089.html
役人がてきとーにコンパスで原発から
半径30キロ以内がやばいデースと決めた避難区域。
でも実際は、風向きの関係で
北北西の方角(大館村の名前もこの番組で知った)に
放射能汚染されていた。
心ある科学者が職を辞してまでそれを明らかにした。
そのドキュメンタリー番組。
(鎌倉在住の80を越える老科学者が
簡易測定器(←80才にして自作!!)を
持ち込んで協力。いずれの方も在野の科学者で
いわゆるエリートじゃない)
誰に顔をむけて行動しているのか
(少なくとも国民の方には向いていない)
カイモクわからん政治家と役人ドモ。
「無用なパニックを避ける為」という
ヒトをバカにしきった紋きり回答で
なんでもかんでも隠そう隠そうとする。
東電もマスゴミもネットも、
ましてや政府発表なぞあてにならない。
でも、どこかの発表を根拠にしないと
なんの行動指針も立てられない。
自分も、フクイチの水蒸気爆発と
メルトスルー時の恐怖、
社会に漂てった獏とした不安を忘れていないけど
それでもなんとか、折り合いを
つけられるようになって今に至ってる。
放射能汚染を過度に恐れず、でも忘れず、
家族を守るためのべカラズ集を念頭におきつつ
日々を淡々と全うすること。
政治家と役人根性と東電と東大閥と報道と
あとネットのいい加減さと厭らしさを忘れず、
さりとてヒト括りにワルモノ扱いすれば
いいというわけでもなく。
あらゆる階層に、バカの数だけ、マトモなヒトも
また存在するのだという当たり前の事実。
SF映画やパニック映画、漫画に小説で
散々見聞きしてきたことだったんだけど
やっぱりどこまでもフィクション、
他人事と思っていたんだなあ・・当時の自分。
どうしようか、本気で家族ごとの転居も
視野に入れるべきだろうか?
いずれにしても、事実が知りたい。
どこまで足を踏み入れても大丈夫なのか
パニックなんかおこしゃしないから
まずは「判断材料」を教えてほしい。
そういう気持ちが心で滓を作っていたとき
妻の勧め(彼女もツィッターで知ったようだ)で
NHKのこの番組を見た。
それが『ネットワークでつくる放射能汚染地図』
だった。
こんな良質の番組を制作できるNHKにも
まだマトモなヒトがいたんだ、という思いと
NHK総合じゃなくって教育で放送するところに
NHKの人間も玉石混交なんだな、と
当たり前の事実を知る。
とはいえ、NHKは総合だろうが教育だろうが
一見よさそうに見えるこのような番組でも
立派な「国営放送」である。
政府発表なんてあてにならん、なんて書きながら
そこの番組を信じちゃっていいの?という
矛盾は、常に抱えているのですが。
情報はあてにしたり、鵜呑みにするんじゃなく
複数から取り寄せて、自分で判断すべきなのだ。
当たり前体操〜♪
まだ何にも解決していない。むしろこれから。
野田前首相は、あの段階で
終息宣言しただけでも、ヒトとして終わってた。
(空菅なんか更に前に終わっている)
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