2013年02月25日

ディアハンター

とにかく長かった。長すぎ。
この映画、大好きという人や
多大な影響を受けたという人は多いみたいだが
やはり観る人を選ぶ映画だ。

たしかにあの長さと陰鬱さにこそ
米国人がベトナムというと想起する
「泥沼」感ってヤツを充分すぎるほど
表現している、とも取れますけれど。

あらすぢ
ピッツバーグ郊外にあるロシア系移民の町
クレアトンの製鉄所で働くマイケル、ニック、
スティーブン、スタン、アクセル、ジョンは
休日になれば全員で鹿狩りに赴くごく平凡で
仲の良いグループである。そんな彼らにも
ベトナム戦争の影が迫っていた。

一夜明けて彼らは揃って鹿狩りに出かけ、
マイケルは見事な鹿を仕留めた。

ベトナムにおけるアメリカ軍は予想外の
苦戦を強いられていた。マイケルは偶然にも
戦場でニックとスティーブンに再会する。
しかしベトナム軍の攻勢はとどまることがなく
3人は捕虜となってしまう。

閉じ込められた小屋の中では
世にも恐ろしい賭けが行われていた。
ロシアンルーレットである。

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アメリカの片田舎で、ベトナムとインドの区別も
付かぬまま(大抵のアメリカ人はそうだと思う)
ヨロシクやってた連中が、徴兵でベトナムへ。
酷い目にあって戻ってくると。
体もココロも人間関係もボロボロになってたと、
一度地獄をみてしまったら、もう安息の地はないよと、
そういう話。

なんかベトナム人の描き方が、スターウォーズで
よく描かれる、ルークの故郷「タトウィーン」星の
エイリアン酒場とか、ジャバザハットの宮廷内
みたいな・・。有象無象が金と酒とクスリまみれ。

一部には、白人から見たあんまりといえば
あんまりな、差別的アジア人描写だ、と
文句たれる人もいるようだけど
率直に言って、まああんなモンだろ。



一度戦争という地獄で心を壊されてしまったら
そう簡単に日常には戻れない。
たとえどんなに訓練された
ソルジャーだったとしてもだ。
「殺し合う」ってのは心に負担をかけるもの
なんだ。(ってマスターキートンでやってた)
それは国でも人でも同じ。



そんなことが、ベトナム戦争が終了間もない
1980年代初頭の映画で、さらっと表現できる
「自由」があるだけ、アメリカ文化の
懐の深さを知る。

二度は観たくないな。

ディア・ハンター
The Deer Hunter
監督
マイケル・チミノ
脚本
デリック・ウォッシュバーン
原案
マイケル・チミノ
デリック・ウォッシュバーン
ルイス・ガーフィンクル
クイン・K・レデカー

出演者
ロバート・デ・ニーロ
クリストファー・ウォーケン
ジョン・カザール
ジョン・サヴェージ
メリル・ストリープ

音楽 スタンリー・マイヤーズ
撮影 ヴィルモス・スィグモンド
編集 ピーター・ツィンナー
配給 ユニバーサル映画
公開 1978年12月8日

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(タ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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