2013年02月26日

インクレディブル・ハルク

22日の「パリ・テキサス」以来
へえPON氏はあのような映画も観ることあんだ・・
と思わせておいて、これですよ。これ。

え?自意識過剰?想定内?・・どーもスミマセン。

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インクレディブル_incredible
【形容詞】 (物事など)信じられない
先日、おそらく映画「アベンジャーズ」の
テコ入れ策も兼ねてかCSで放映。

なんでも「ハルク」の映画化は
この「インテ〜ハルク」の前に
とうに実現していたのにもかかわらず、
前作の映画監督がヒーロー集結映画である
「アベンジャーズ」を念頭に置くことなく、
好き勝手に作ってしまったため
(しかもツマラなかった)仕切りなおして
今回の映画を作ったものであるらしい。



あらすぢ
兵士強化実験のための研究(第二次大戦中に中止
された、キャプテン・アメリカ誕生の結果となった実験)
を行っていたブルース・バナー(エドワード・ノートン)
は、研究の成功を確信し自らの肉体を使って実験を
行った。しかし実験は失敗し、ブルースは緑色の巨人
へと変貌。軍から追われる身となったブルースは、
ブラジルに潜伏、武道家に師事し変身の原因となる
感情の制御方法を学びながら、「ブルー」と名乗る
研究者の協力のもと、体を元に戻す方法を模索していた。
しかし、感情の制御は容易ではなく、研究も詳細な
データが無いため上手くいかず、焦りばかりが
募っていく。

ある日、勤め先のジュース工場で不意に手を切って
しまい、血液が混入したジュースが出荷されてしまう。
それを飲みガンマ線に汚染された人物が現れたことを
知った軍は、工場を突き止め・・

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まずねえ・・長い。長すぎ。
緑の巨人が暴れる話に2時間はキツイと思う。
実際はCMとかも入っていたので
PONのHDDには2時間半の容量がきっちりと取られ
はえーとこ観て消したい気分でいっぱいでありんした。

逃避行先にも追いかけてきた米軍特殊部隊。
彼らから主人公が逃げ回るシーン・・長い。

ここまでは、なるべく主人公「ハルク」の姿を
見せないようにしようという姿勢がいっぱい。

将来的に、敵になる特殊部隊隊長。
なんにも知らないことをいいことに
「あれは何なんですか?」
「将軍、教えてください」
「教えてくれないと戦えません!」とか
しつこく食いさがらせ、観客にむけて説明する。

こんな映画を観ているような人ならば
誰だって正体を知っているだろうに。

ひっぱるひっぱる・・長い。

逃亡中の主人公の心の支えだったのは
元恋人(リヴ・タイラー)の切り抜き写真と
チャットのお友達、Mrブルー。

リヴ・タイラーはどう公平に見ても
美人じゃあないと思うなあ。
ホンマもんのお父さんが有名な方でなかったら
女優になんかなれなかったでしょうな。

リヴ・タイラーの父親は(映画では)
米陸軍の将軍で、彼こそが、主人公をハルクに
してしまった張本人。
あわよくば、ハルクを体液の一部だけ残して
残りは抹殺しようと企む男。



このMrブルーって奴、主人公のおかれた状態
(ガンマ線を大量に浴びて
 バケモン=ハルクになってしまった)を
それなりに知っており、科学的な側面から、
あれこれと主人公の相談にのる知的ないい奴
・・。かと思いきや、正体見るや単なるお調子モンの
科学者だった。
それなりに技術力はあるようだが。

そしてとってつけたかのような
敵=ハルクの出来損ないが出現。

その直前、主人公ハルクは
「まともな人間に戻りたい」と、
藁にもすがる思いから
Mrブルー開発の自称「フツーの人間に戻れる」薬品を
体内に取り入れてしまう。

薬品の影響か、急激に大人しくなってしまった主人公
元恋人パパ=将軍に、
ヘリで拉致監禁され機上の人となる。

将軍「えーーい、あらゆる部隊を出撃させろ!」
主人公「僕が行きます・・」

後部ハッチを開けてもらい、主人公はフリーダイブ。
ダイビング中に怒りからハルクに変身する
つもりだったようだが・・大人しくなるお薬のおかげでか

そのまま地面へどかーーん

あれで無事なのは
ハルクとDrスランプの山吹みどり先生くらいなもんだ。
主人公は、ハルクに変身する前から強靭な肉体だった。

最後の最後、
娘からの信頼も軍での地位も失った将軍に向かい
いい仕立てのスーツを着た男が現れる。
「やはり化学よりも鉄ですよ・・」

どこかで見た奴と思えば
トニー・スターク(ロバートダウニーJr)が出てきた。
嬉しいね。
こういう次の映画へ続くシーンが
前作「ハルク」では組み込めなかったから
無かったことにされちゃったのだろうて。
でも本作の主人公を演じた
「エドワード・ノートン」氏は
もうこういったドンチャンお馬鹿映画には出たくないみたい。



ハルクは精神力で自らをコントロール
出来るようになったようだ。
映画冒頭、ブラジルで格闘家に精神統一法を
学んでいたけど、先生はヒクソン・グレイシー。
サービス?出演。

インクレディブル・ハルク
The Incredible Hulk
監督 ルイ・レテリエ
脚本 ザック・ペン/エドワード・ノートン(クレジット無し)
原案 ザック・ペン
原作 ジャック・カービー/スタン・リー

製作 アヴィ・アラッド
ゲイル・アン・ハード
ケヴィン・フェイグ
製作総指揮 スタン・リー
デヴィッド・メイゼル
ジム・ヴァン・ウィック
出演者
エドワード・ノートン
リヴ・タイラー
ティム・ロス

音楽 クレイグ・アームストロング
撮影 ピーター・メンジース・ジュニア
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
ソニー・ピクチャーズ
公開 2008年6月13日
上映時間 112分
製作国 アメリカ合衆国

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(ア行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「アベンジャーズ」第二章:『インクレディブル・ハルク』
Excerpt: 引き続いて『インクレディブル・ハルク』。『アベンジャーズ』でブルース・バナーを演じたマーク・ラファロには悪いけれど、このまんまエドワート・ノートンのバナーで見たかったな、と思う。トニー・スタークことロ..
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