2005年05月12日

さいてい漫画

↓80年代のデータベースより。
http://www.80s.ne.jp/chrono/1984/comic.html

下記は昭和59年 PONが13歳のときの
ある週の「週刊少年マガジン」連載内容です。

・フィフティーン・ラブ(塀内真人)
・バツ&テリー(大島やすいち)
・あした天気になあれ(ちばてつや)
・コンポラ先生(もとはしまさひで)
・バリバリ伝説(しげの秀一)
・コータローまかりとおる!(蛭田達也)
・あいつとララバイ(楠みちはる)
・虹色town(大和田夏希)
・Theかぼちゃワイン(三浦みつる)
・光の小次郎(水島新司)


今よりも何に対しても思い入れがないだけ
ある意味、平等にどんな漫画でも
読んでいられた年齢でした。
なんだかんだ言いつつも
楽しみながら読んでましたよ。
「かぼちゃワイン」とか
「バツ&テリー」とか。
ああ、生きててスミマセン

で、ここにある「コンポラ先生」
作者「もとはしまさひで」


不良が中身は更生せずにそのまま先生になって、
周囲を巻き込み、その破天荒な行動が教育革命
に繋がっている気がしなくもない・・
という「GTO」タイプ漫画のはしり。
当時としては絵柄もPOPなコメディだったので
多分、PONも喜んで読んでいたんだと思います。

確か結構、最終回近辺は盛り上がった気もする?が
後日談、子供たちの世代の話
「コンポラキッド」になって
いい加減、くだらな過ぎて読むのをやめ、
いつしか、にわかマガジン読者であったことすら
忘れていたのだが・・

先日、GW中に漫喫(漫画喫茶)で発見!
「新ヤンキー烈風隊」
作:もとはしまさひで


・・まーだ描いていたんかい!
しかも相変わらず「ヤンキー漫画」
更に1〜23巻も出ていて既に完結だが、
1ヵ月に1冊のペースで発刊していたようだ?!

懐かしさにページオープン。
とたんに後頭部をぶん殴られたような衝撃が!

いやーラクガキとはまさにこのこと。
あまりにひどすぎる。
もともと「絵」は下手だったが
「コンポラ」の頃よりも更にレベルダウン。
「デッサン」ってものを知らないのかな。
しかも見開き(2ページでひとコマ!)ばっかり。
「ベタ」(黒塗り)も「効果線」も「トーン」も
まったく無いとは言わないが
画面がとってもホワイティ。
こういうのは「手抜き」と呼びます。
「斬新な画面構成」とは間違っても呼びません。
ストーリーについてはもっと書く気も失せます。
とにかく「擬似鬱」になりたい時にはお勧め。

なんですか?「ぶ×か社」の担当者は
「もとはし」氏になんぞ「弱み」でも
握られていますか?

あ!ロートル作家の養老院なのかも。

こんな漫画を未だに販売してるなんて
「ぶ×か社」!
だから三流出版社なんだYO!
あーすっきりした。
別に出版社にも作者にも
恨みがあるわけではないのだが、
どうしても言わずには居られなかったもので。
見た方にはわかると思います。
このやり場の無い怒り。

「漫画家」は
一度、ちょっとでもヒット飛ばして
小銭稼いだ記憶があると
二流プロ野球選手と一緒で
モノにならなかったとき、
売れなくなったときの、
「社会復帰」の方法が限られてしまうからなあ。
つまらん「漫画家」に引導を渡すには
仕事を与えないこと。

これに尽きるんだけどね。
この作者は最低限の仕事を取ってくる
「人脈」と「営業力」に優れた漫画家なのかも
しれません。
あんなんでも漫画家って名乗れるんだよな。
あまりにもひどすぎる。


最後に少しだけ褒めるなら・・
「勢い」だけは無くもない。

これってさあ、作者はすべて判っていて
この漫画の存在自体を読者に
「ツッコンで欲しい」漫画なんだ
と、
ネットで解説している方がいたけど、
まさに目からうろこ。
いろんな褒め方があるなあ(笑)
posted by PON at 22:20| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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