2013年06月10日

惑星大戦争

「惑星大戦争」

久々の日本映画専門チャンネル
「東宝特撮王国」より。
最近ネタ切れなのか、だいぶマイナーな作品
ばかり放映しているようで
これといって観たいものがなかったです。
(それでいながら頑なに「ゴジラ」映画の
 放映はしないのです。稼げるコンテンツだからかな)

小学生時に観たときは、そこそこ面白かったと
キオクしていたが・・自分が成長したということ
なんですかね、とにかく眠かった。

一応、「海底軍艦」のリメイクであり
スターウォーズを意識したライバル映画として
制作したものであるらしい。

あらすぢ
1980年代、世界各地でUFO騒ぎがおき、また
電波障害により大混乱が発生した。これを
宇宙からの侵略の前兆と捉えた国連宇宙局・
宇宙防衛軍 (UNSF) は、宇宙防衛艦の設計
建造を滝川正人に依頼、一方で隊員の訓練を
開始した。しかし次第にその騒ぎは収まり、
滝川は平和な地球には必要ないとして
宇宙防衛艦の建造を中止、退任してしまった。

1988年秋、再びUFO騒動と大規模な通信障害
が発生。国連宇宙局の三好は宇宙防衛艦
「轟天」を完成させる使命を帯び、滝川博士を
説得するため日本に帰還するが・・

そしてついに轟天と大魔艦は金星の空で激突する。

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宇宙人が怪しい動きをしてたんで
「宇宙防衛艦」なるものを若干フライング気味に
作ってみたけども、結果として不要だったので、
すべてを捨て、すねて閉じこもった博士だったが
宇宙人の本格的な侵略が始まるとともに
世の要請を受けてフッカツする。

旧帝国海軍ではお約束だが、建艦責任者が
完成とともに、そのまま艦長に任命される。
てなわけで宇宙防衛艦の設計建造を担当した
滝川正人博士(演:池部良)はそのまま艦長に就任。

艦長は建造中も何度か、一人になっては
轟天号の鼻っ面、メインドリル内で
(サブドリルはどこ?なんていわないこと)
いとしげにある機械をサスるシーンがあったが・・

あれこそ、博士が作っちゃった
奥の手「エーテル爆弾」装置らしい(後述)

紅一点、若き日の浅野ゆう子。
元ダブル浅野のかたっぽ。確かにキレイだ。
武井咲に、ちと似ている。
博士の娘で、職制は当然
生活班班長で医療部兼任かと思いきや、
なんか電子回路のエンジニアとして乗込む。

侵略者は、轟天と轟天の秘密を狙い
あの手この手でスパイを送り込んでくる。
そんなスパイを迎撃する場所は、博士の自宅応接間。
今なら「お父様、お客様が」とか
浅野ゆう子が、お茶を持ってきてくれる。
タバコが、たんなるタバコがガラス瓶に入っている
そんな「応接間」だ。
いいね70年代。

応接間での活劇は、怪獣映画より
じつはスパイ映画が得意とされた、
福田純監督のウデが冴える場面・・なのかな。

池部艦長の手先は4名。
いまだ涅槃で待っている人と
現千葉県知事と
仮面ライダーV3
あと知らない外人、ジミー。

大滝秀治が「国連宇宙局日本支部長」。
NASAから帰ってきたばかりの現千葉県知事に
いきなり「轟天」出撃の可能性を問いかける支部長。
仕事を問わず、淡々と役柄を演じるその姿には
やっぱどうしてもラビット関根の顔が
ちらついてしまうが、ご冥福をお祈りいたします。

制服組のTOPは「平田明彦」
ご存じゴジラキラー。
さらに副官が「中山昭二」
これまたご存じ、ウルトラ警備隊キリヤマ隊長だ。
ニッポンの危機管理はこれで万全。
(できれば総理大臣が山村聰、いや
 丹波哲郎だったら完ぺきだった)

宇宙ステーションテラの駐留隊員(演:新克利)
宇宙侵略モノのお約束どおり、彼は殉職する運命だが
後に不思議な流れで再登場する。
新克利氏は映画「おさな妻」で
関根恵子(現:高橋惠子)演じる「おさな妻」と
結婚するやもめ男を演じた羨ましい?人だ。
新克利 と 森次晃嗣 って似ているなと
ちょっと思った。

この「宇宙防衛艦」轟天。
高度3800(単位はメートルだろう)で停止できる。
凄いテクノロジー。
航空力学とかそんな次元の話じゃない。
だって浮けちゃうんだから。
これぞ池部テクノロジー。
世界のトップ戦闘機が「F4ファントム」という時代にである。
やっぱ「ミノフスキー粒子」および
「ミノフスキークラフト」の亜流なのか。

んで、空中停止した轟天は
それまで世界中を荒らしまわっていた
敵球形攻撃機とまず一戦。

侵略宇宙人が妨害電波をだしているとのことで
ホーミングミサイルは使えない。
(当時の特撮技術じゃ表現が大変だったろうな。
 板野サーカスミサイルなんか特に)
だから航空爆雷!を発射。
(さてはこれが元ネタだな?ナディアのノーチラス号)
航空爆雷は敵編隊ど真ん中で爆発。
敵球形攻撃機は瞬時に全滅。

ま、あとイロイロありまして・・。

ラスト。ひん死の轟天。
艦長はメインドリルに乗り込み最後の出撃。
轟天をあれだけ追いつめた
大魔艦のビームをまったく受け付けない
艦首メインドリル。すごい。
そのドリル部、グルグルまわりながら空中をすすむ。
まわるが故、ドリルなのであるが
中で博士も一緒にグルングルンと
回転していたら面白かった。
でもさすがに「ジャイロ」システム完備。

メインドリル部には宇宙をも破壊する
「エーテル爆弾」を仕込んでいたらしい。
すごいぜ、池部博士兼艦長。

「宇宙大好きで学者になった私が
 宇宙を破壊しかねない爆弾を開発し
 その爆弾が地球を救うという壮大な皮肉・・」


池部博士はそんなつぶやきと共に敵艦に突撃。
メインドリル部は敵大魔艦の中枢部まで
切り込んで爆発。
博士の犠牲でみごと敵大魔艦は轟沈しました。



が、正直、宇宙をも破壊するとうたわれる
爆弾の割には、大した爆発力じゃねーなと
内心思ってたのですが、
轟天の金星脱出後、なんと金星そのものも
吹き飛んでしまいました。
こりにはビックリ。時限爆弾だったのか。
となると大魔艦の破壊は
単純に「ドリル」によるものなのかッ??

池部博士が亡くなっってしまった今、
確認できるスベはありません。

惑星大戦争 The War in Space
監督 福田純
脚本 中西隆三 永原秀一
原案 神宮寺八郎
製作 田中友幸 田中文雄

音楽 津島利章
撮影 逢沢譲
山本武(特撮)
編集 池田美千子

出演者
森田健作
浅野ゆう子
宮内洋
新克利
沖雅也
池部良

配給 東宝
公開 1977年12月17日
上映時間 91分
製作国 日本
言語 日本語

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ワ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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