2013年09月17日

まぬけなハンス

「まぬけなハンス」

PONご幼少のみぎり
我が家には
「母と子の童話集」なるものがあった。
ただし、両親とも共働きで
読んで聞かせるようなヒマがなかったため
本じゃなくカセットテープである。

カセットテープなら安心だ。
親のように途中でいなくなってしまうこともなく
根気よく子供が寝るのにつき合ってくれる。
おかげでPONは幼少期のかなり早い段階で
ラジカセの使い方をマスターしてしまった。

で、その童話集のなかに
「まぬけなハンス」って話があった。
後年になって調べてみたら
かの高名な童話作家「アンデルセン」の作品。

詳細はココを。

要約すると
昔、ある国に三兄弟がありけり。
長男、次男はそれなりに頭がよいのに
三男はまぬけっつーか巨大バカで有名だった。
ある日、その国の姫が気まぐれで
「自分と一番うまく会話できた野郎と
 結婚してやる!」と御触れを出す。
三兄弟はそろってオーディション会場へ出向く。

(昔話だしネタバレも何もないけど)
色々あって、オチとしては
下馬評を覆し、巨大バカが国王になってしまった
というもの。

はっきりいって、子供心にも
この話を聞いたところで
この先の人生にどう活かせばいいのか
皆目見当つかなかった。

で、結論としては今に至るまで
このお話に学ぶべきところはない、と思うのだが。



姫とまぬけ野郎の掛け合いの妙を
楽しめって事か?
規格外のまぬけは天才と同義ってことか?
愚直なまでの用意周到さを見習えってことか?
(いや・・なんでも拾っておけってことか)
まぬけに見えてもバカにするな。
チャンスはどこに転がっているかわからん
とでもいうのだろうか。
まさか・・能ある鷹は爪を隠せ?とか

教えて、アンデルセンさん。

あ?実は、このお姫様。名前を「ハンス」姫とかいって
新潟のさる”お嬢”のように、ヒステリックバカが
上にいると、国が亡ぶよ?という寓話か?

「まぬけなハンス(姫)」

そうか、そうだったか。謎が氷解。

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 想ひ出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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