2013年10月27日

真夜中の弥次さん喜多さん

「真夜中の弥次さん喜多さん」

クドカン新作映画「中学生円山」の
映画宣伝として、CSで
彼の作品をやたらとやっていた。
クドカン作品には乗り遅れており
ほとんどスルーだった自分だが
NHKの「あまちゃん」が面白いので
つい手を出してみた。結果・・

あらすぢ
 十返舎一九の『東海道中膝栗毛』をベースにした
しりあがり寿の傑作マンガ
『真夜中の弥次さん喜多さん』と、その続編
『弥次喜多in DEEP』を、人気脚本家の
宮藤官九郎が映画化。主演はTOKIOの長瀬智也と
中村七之助。ワイルドで熱い男の弥次さん
(長瀬智也)。美貌のヤク中の役者・喜多さん
(中村七之助)。愛し合う2人は喜多さんの
ヤク中をなおすため、お伊勢参りの旅に出る。

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監督本人が映画放映前のインタビューに登場。
「改めてみてみると恥ずかしい。
 もっとこいう風に作ればよかった、と
 思うところだらけ。
 8年前は自由(に映画が作れた)だったんだなあ、
 と感じてください」とコメントしている。

おおよそは、本人のコメント通り。
のりピー事件前と以後では
「クスリ」についての取り扱いは
結構厳しくなっているのだろうな。ゲイノー界は。
(あくまで表面だけであるけど)

個別には笑えるシーンもあったけれど
それはほとんど担当する役者の力量であって
映画自体は金かけて作った長い「コント」だ。

別のインタビュー番組で宮藤官九郎は
脚本家たる自分の仕事のベースは、
内向的だった中学時代の妄想によるところが
大きいと語っていたように
なるほど、厨房的発想に満ちてはいました。

男子中学生の妄想、ぜんぜん笑えない悪ふざけ。
(風呂に入っている相方のキン×マを
 引っ張るシーンとか、妄想しても
 映像化なんか思いつかない)

プロがあえて作った、厨房思想全開の
ワルノリ文化祭映画。
現場のはしゃぎっぷりは伝わってくるし
実際楽しい撮影現場だったんだろう。
でも少なくとも第三者にはウンザリ感しか生まない。

無名の新人だったら企画の段階でボツだろうし
まず出演者もいないだろう。
こんな映画を作ることを世の中に認めさせた力と
「金のかかった壮大な悪ふざけ」にもかかわらず
「よし、出てやろうか」とか
多士済々の有名人に思わせたところなんかは
確かにクドカンの力量なのかもしれない。



残念ながら、この映画はつまらなかったけれど
やっぱ過渡期ってやつがあって、
全作名作ってのも難しい話だし
失敗して学習して、次の作品は・・
と徐々に面白くなってゆくのだろうな。

キャスト・スタッフ
監督 宮藤官九郎
原作 しりあがり寿
音楽 ZAZEN BOYS
脚本 宮藤官九郎

長瀬智也(弥次郎兵衛)
中村七之助(喜多八)
小池栄子(お初)
阿部サダヲ(金々)
柄本佑(呑々)
生瀬勝久(瓦版男)
寺島進(岡っ引き)
竹内力(木村笑之新)
森下愛子(旅籠の女将)
岩松了(旅籠の番頭)
板尾創路(浪速ホット)
桑幡壱真(浪速サンド)
大森南朋(拷問される侍)
おぎやはぎ(旅籠の客)
皆川猿時(ザル売り)
古田新太(清水次郎長)
松本まりか(喜び組)
川口真理恵(喜び組)
あじゃ(喜び組)
前田綾花(喜び組)
松本真衣香(喜び組)
斉藤亜希子(喜び組)
勝俣幸子(喜び組)
山口智充(オカマの店主・おちん)
清水ゆみ(店主の娘・お幸)
しりあがり寿(たわぁ麗満堂の店主)
松尾スズキ(ヒゲのおいらん)
楳図かずお(籠を背負った老人)
中村勘九郎[5代目](アーサー王)
毒蝮三太夫(毒蝮三太夫)
研ナオコ(奪衣婆)
ARATA(バーテン)
麻生久美子(バーテンの妻)
妻夫木聡(幻の弥次郎兵衛)
荒川良々(魂)

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(マ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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