「ここには夢なんかない
うどんがあるだけだ!」
(ユースケが家業を見捨て
家を飛び出した際に残していったセリフ)
あざとく、いかにもフジ系列の映画。
ユースケサンタマリア氏という存在は
嫌いじゃないんだけれど
なんか何時もチョナンカンの横で
エヘラエヘラ笑っているイメージ。
映画の主役を張るには彼、軽すぎ。
<あらすぢ>
松井香助は「世界中を笑わせるコメディアンになる」
と意気込んで、製麺所を営む実家を飛び出し
ニューヨークへ旅立つが、鳴かず飛ばずで
借金を背負ったまま挫折してしまう。
香川に戻った香助を友人達は暖かく迎えたが
父・拓富は冷たく突き放す。母親の墓参りに
行く途中、車がガス欠したため、深い山奥の中
途方に暮れる香助は、同じく道に迷っていた
タウン誌の編集者・宮川恭子と出会う・・。
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讃岐観光協会全面協賛(か、知らんけど)
讃岐(香川)大PR映画。
KAGAWA・・もっとも小さな県
人口100万人に讃岐うどん屋は900軒
ちなみに東京は1250万人に対して
どこにでもありそうなマックが500軒。
(映画内のデータ)
香川県の場合、うどん屋とは
基本は「学校」や「病院」への
麺の納品が主業務の製麺所であって
地元の人や観光客には
有料でおすそ分けする、
そんなスタイルの店が大半のようだ。
うどん屋のせがれ(ユースケ)が
夢破れ帰郷。当座の仕事で
タウン誌の編集を手伝ううちに
讃岐のうどん業界事情を知り、のめり込む。
うどん屋のせがれが業界事情を
何も知らないってのも
なんか不思議な感じだが
若き頃に稼業のうどんに背を向け
ニューヨークへ飛び出した設定の彼。
(冒頭のセリフは、ユースケが
家を飛び出した際に残していったセリフ)
そんなものなのかもしれない。
テレビ局のお偉方が、ユースケ(地方誌)発の
全国的うどんブーム(映画の中の話)を見て
突如さけぶ。
「ヒットは作れても、ブームは作れない
なぜなら”発見”されるものだからだ
(だから讃岐うどんブームは本物だ)」
秋元何某を擁するフジテレビ系映画が
なんかほざいとる。
わかってんじゃないの。
だから、いいともで「世代別好きな鍋物」が
全世代で1位「チゲ鍋」なんてランキングを
平気で公表できる厚顔無恥さに反吐が出る。
本広監督の意向で、なるべく香川出身の著名人に
出てもらったらしい。
それと本広監督のほかの映画のキャラも
あちこちにサービス出演だった模様。
自分は監督の作品をほかに全然知らないので
どうでもいいが、監督作品のファンであれば
ステキなクロスオーバー作品でありましょう。
「小西真奈美」は確かにかわいい。
ユースケサンタマリアの姉貴が
「鈴木京香」で入り婿が「小日向文世」って。
ちょっと無理があったかな。
田中要次。ここでも白バイ隊員。
(この映画の前に「ロボジー」を観ましてね
そこでも気のいい白バイ隊員で出演してました)
「うどん屋探すなら煙突探せ」
の名言を残す。
映画とは全然関係ないけど田中要次氏。
役者の前はJRに勤めてた
不思議な経歴の持ち主。
あのイカツイ顔で(失礼)
ようも役者を目指したもので。
キャプテンUDONのアニメとかは
少々長くて悪乗りしすぎだ。
映画を観終わった矢先に
こんな記事が・・。
「香川の県民病?糖尿病の気ありの記事」
”うどんに天ぷら、おにぎりをトッピング”が
香川ではメジャー。
確かに栄養バランスは悪い?
キャラクター・キャスト
松井香助:ユースケ・サンタマリア
宮川恭子:小西真奈美
鈴木庄介:トータス松本(ウルフルズ)
大谷正徳:升毅
三島憲治郎:片桐仁(ラーメンズ)
青木和哉:要潤(現在の三豊市出身)
藤元良一:小日向文世
松井拓富:木場勝己
藤元万里:鈴木京香
水沢翔太:池松壮亮
稲庭充:竹下恭平
江守徹:江守徹
馬淵嘉代:二宮さよ子
涼子:明星真由美
牧野:森崎博之
中西:中野英樹
水原保:永野宗典
本屋(宮脇書店丸亀店)店員:温水洋一
坂下始:北山雅康
- 映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』の
副総監誘拐犯と同一人物
石井正則(アリtoキリギリス)
寺島進
八十田勇一
楠見薫
今井茂雄
ほっしゃん。
アスパラ持ち込みのうどん屋の客:大泉洋
警ら中の白バイ警官:田中要次
嶋田久作
篠田拓馬
市田ひろみ
小倉智昭:小倉智昭
笠井信輔:笠井信輔
佐々木恭子:佐々木恭子
TVレポーター:中野美奈子(丸亀市出身)
なるべく多く香川県出身の芸能人に
出演して欲しいという本広監督の意向もあって
この映画には香川県出身の芸能人がカメオ出演。
香助・万里姉弟の母(拓富の妻、故人)
:笠置シヅ子
郵便配達員:南原清隆
うどん屋の客(カップル):小泉孝太郎
うどん屋の客(カップル):藤澤恵麻
うどん屋の行列待ちのおばちゃん:松本明子
恭子が卒業した小学校の先生:高畑淳子
スタッフ
亀山千広(フジテレビ)
監督 - 本広克行(ROBOT)
脚本 - 戸田山雅司
企画協力 - 田尾和俊
音楽 - 渡辺俊幸
特別協賛 - 東洋水産、日産自動車
協賛 - LAWSON
製作 - フジテレビ、ROBOT、東宝
製作プロダクション - ROBOT
配給 - 東宝
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