2013年07月07日

宇宙戦艦ヤマト2199 #11

「宇宙戦艦ヤマト2199 #11」

日曜の夕方、5時くらい?
(ガンダムとかごちゃごちゃやってたあの時間)
テレビで放映中。

あらすぢ
■第11話「いつか見た世界」
ガミラスのパイロット・メルダが艦内に
残ったヤマトでは、その処遇をめぐって
意見が対立していた。その最中、
ヤマトからメルダ機とコスモファルコンが
突然発艦。果たしてそのパイロットは誰なのか?

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まずは「ドメル」将軍登場。
ケツ割れアゴもりりしく、その声も
声優界の至宝「大塚明夫」氏。
前世は「ネモ船長」や
「ジヲンの精神が形になったMA」で
トツゲキするパイロットである。

その彼が、戦っているのは
「小マゼラン銀河、同・外縁部」
この細かなスーパーで物語の情報量を
更に濃くする手法、ヤマトの申し子とも
いうべき庵野監督色満開でウレシイ。

「敵を分断する。
 第7戦闘団前へ!楔を打ち込め」


そのうち「パンツァーフォー!」
とか言い出さないか心配。
なんかロンメル将軍そのままに
サバクで戦車戦やってる感。

(余談ですが、ガミラスのベースは
 「陸軍」なんでしょうか。
 ドメルは「提督」じゃなくって「将軍」
 とされますし。地球語への翻訳ミス?)

ってか敵が、敵がどう見ても
ありゃ「白色彗星帝国軍」ですぜ。
ガミラス軍からしてみたら
(多分にプロバガンダ要素があるにしても)
白色彗星軍が「辺境の蛮族軍」扱いだ。



あっさりと捻りつぶす「ドメル」艦隊。
でも、白色彗星軍が心底オソロシイのは
本星(彗星)と大戦艦、あと
ズウォーター皇帝の高笑いなんだな・・。

逆に言えば、ヤマトが「ガミラス帝国」を
つぶしてしまったから、「さらば〜」にて
白色彗星帝国の脅威に、今度は地球が
直接晒されることになったともいえ。
ま、多分に結果論ですけど。
ドメル将軍、お疲れ様です。

勝利の興奮冷めやらぬ時に
本星より通信。相手は艦隊総司令ディッツ

おお、ディッツで思い出した。
今回の話はやたらと「ハダカ」が多い。
前話で捕虜になった娘のディッツは
佐渡先生のもと、半裸で健康診断を受け
(肌の色以外はDNA配列まで地球人と同じとか)

森雪と戦闘機パイロットの山本(妹)も
ヤマト大浴場で語りに入ってる。
ちなみにヤマト大浴場はヤマトのサイドにある
丸く出っ張った部分であるようだ。
左舷男湯で右舷女湯?あるいは日替わり?
それにしても古代君、ウラヤマシイかぎり
であるなと思う反面
ジブンことPONも地球人なんですな
半裸であってもディッツ(娘)の
肌の色はどうにも・・。
(そんなのアニメキャラじゃん、と
 身もフタもないことを言わないで下さい。
 考えてみれば二児の父(41歳)にして
 こんな文を書いてる自分が少々悲しい)

いやいや、そんなことどうでもいい。
前話で捕虜になった「ディッツ(娘)」は
「艦隊司令の娘だ」と説明されていたが
「ディッツ?誰それ?」と、思っていた
自分にとって、なんという親切設計なんだ、と。
ここに登場ディッツ(父)。
娘がMIT(作戦行動中行方不明)なことを
当然この段階で知っているハズだが
その気持ちをおくびにも出さず任務遂行。

で、そのディッツ司令からの通信。
ドメルくん、お願い、娘の消息を追って下さい
と公私混同するものと期待していたら
事務通信で終了。
ドメルへのねぎらいの言葉かと思いきや
デスラー総統からドメルに
特一級デスラー十字章」が授与されるので
帰ってこい、と。
ドメルは「ここで自分が踏ん張らないと
ガミラス本星が危ない、そんな理由で
本星には戻れない」とか拒否。

「さもあろうが、とにかく帰ってこい。
 増援も送ってあるし
 総統には何かお考えがあるようだ」
とディッツの返答に、シブシブ職場を離れるドメル
根っからの職業軍人なのですな。

超一級軍団(ドメル)とボス間の、このやり取り。
いつぞやのゲール将軍⇔ゼーリックみたいな
将軍間の通話に見える、ヤサグレ、俗物まみれ感
まったくなし、清涼感あふれる通信だ
同じ軍でも士気や良識の違いは
報連相にもロコツに現れる。

一方、本日のヤマト艦内。
搭乗員のほとんどがニッポン人で
「人類のため」と一枚岩っぽいヤマトだったが
先日のガミラス製アンドロイドとは違い
今度は生きているガミラス人という
物凄い「異分子」が混ざることで
艦内に広がるブキミなさざ波。
ユダヤ人が乗り込む軍船に
ナチスの人間が乗り込んでしまったようなもの。

そんなディッツ(娘)がとあることを口にする。

この時代、一般的な地球人の認識では
血も涙もなく卑怯なガミラス人は
地球側の和平の意思を全く無視して
一方的に無慈悲な鉄槌をかまし
(先制攻撃)、地球を火の海にしてしまった、
という話であったが、実は逆で
ファーストコンタクトでは地球側から
発砲してきたというのである。

ファーストコンタクトに赴いたのは
沖田十三司令官の元
島航海長の亡き父、島艦長ひきいる
「国連宇宙艦隊巡洋艦きりさめ」だった。
あの温和な父、誇り高い海の男だった
父が、そんなことする筈が無い!
ウソだ!と島航海長はトサカに来てしまう。
当然である。



ヤマト視聴覚室で
地球の危機 対異星人戦いの記録
というニュース映画を、父の実績を
確認するかのように見る島。
いいね。記録映画。
ヤマトの中の人、どんどん見てくれ。
自分も、すでに無くなってしまった
あの野暮ったい「国連宇宙艦隊」を
再び見ることができてウレシイ。

でもまあ「ニュース映画」ほど
アテにならないニュースソースもないことを
我々は知っちゃってる。
このあたり「いつか見た世界」だ。

記録映画を見続けるうちに
沖田十三艦長に、いつの間にか
がら空きバックをとられたしまった島。
「奴等は先に仕掛けてきた。
 ガミラスは人間の皮をかぶった悪魔なんだ。
 僕や、兄さんをなくした古代にとって、
 許すことが出来ない敵なんです」

それを聞いた沖田艦長は
「君のお父さんは立派な男だ」と
それだけ断言する。
逆に言えば「奴等は先に仕掛けてきた」の
部分は否定しなかったのである。つ、なんて奴。

一方、島よりは精神構造が単じゅ・・
シンプ・・いや柔軟な「古代戦闘班長」は
艦長に任命され、今日もいそいそと
ディッツ(娘)の尋問担当。
常に最前線で「斬った張った」の隊長たる
彼にとって、
命のやり取りの中で一度
「(敵と言えど)コヤツは信頼できる」
と確信する気持ちは、絶対なものであるらしい。
「メンタリティーは一緒なんだな」
「キミとは仲良く出来そうだ・・」
みたいに口説きまくる古代君に
周囲もあきれ気味。

さらにヤマト次期機関長候補「山崎」氏。
山崎氏は島(父)が艦長であった
巡洋艦の生き残りであり、事の真相を
知っているらしいのだ。
こうなった(どうなった?)以上、
島航海長には箝口令に背いても真実を話す、
と島君を呼び出す。

真実はやはり国連宇宙軍からの攻撃でした。

てめー、この国連宇宙軍牟田ロ野郎め!
結局、国連宇宙軍の強硬派
(名前がわからんので以後、牟田ロ野郎とす)が
「殺られる前に殺れ」と沖田十三司令すら
解任して攻撃を強行した模様。

関東軍の強さを思い知れ!と言わんばかり
不思議な万能感から
彼我の戦力差を顧みることなく
攻撃をけしかけ、逆に思い知らされた
旧軍そのものである。
まさに「いつか見た世界」だ。

「過去に目を閉ざすものは
 未来に対しても盲目になる。
 誰の言葉だったかな・・」


沖田艦長は立ち去る島に向かって言うが
かの国や中国に使われる前に
ニッポン側から使っておきたい言葉であるな。

結局、この「いつか見た世界」の
「いつか見た」って、旧日本軍の暴走
どっちが先に手を出した、ずるい、卑怯だの
「盧溝橋事件」もしくは
「リメンバーパールハーバー」なんかを
指しているのだ。



だとしたら、ドラマを支える
ヤマトと地球人類が持つ悲壮感や
絶対悪で血も涙もない宇宙人の脅威から
人類の未来を守る!って高揚感が
急に、なんか「勝手にやってろ」という
気にさせられてしまうコワサがある。

政治側や軍部の暴走が
現場に意思決定をゆだね
「まあ、その辺はいいように
 やっておいてくれ、解るだろ」って奴。
「シビリアンコントロール」の
もっとも大事なところ、開戦(発砲)許可を
現場の判断にゆだねる・・という。
前にも記事にしたけれど、
このあたり尖閣諸島の現在に通じる。

あと、なぐり合って友情する
とってつけたようなエピソードも差し込む。
唐突に脱走するディッツ(娘)と
追う謎wのコスモファルコン。
結果的に模擬戦闘となった中
友情を確かめ合う二人。
コスモファルコンは整備中だったとのことだが
貴重な物資をやりくりしないといけない
ヤマト艦内で「艦載機」一機消失。

これで営倉6日はアマイ。甘すぎ。
そんなこと言ったら、ヤマト保安部の細目の奴
のほうこそ罰せられるべき
だと思うが。
セキュリティがザルだぞ(あ、もしかしてワザとか?)



そして、ヤマト航路上にガミラス軍基地があるとの
情報を得た沖田艦長は、ディッツ(娘)に
4日分の食料を持たせて開放する。
食料4日分とな?カロリーメイト4本だったり。

12話に続きます。

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | ヤマト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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