2013年08月10日

UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー

「東映チャンネル」はスカパーの
複数台割引の対象外なので
普段は「東映色」が薄い我が家のTV。

マジンガーシリーズ40周年とかで
普段ならば「東映チャンネル」でしか
お目にかけられない
「東映アニメマジンガーシリーズ」が
キッズチャンネルだったかな
放映してましたんで録画鑑賞。
一つは
「グレートマジンガー 対
 ゲッターロボG 空中大激突!」

もう一つがコレ
「UFOロボ グレンダイザー
 対 グレートマジンガー」

なのでした。

「○○○対○○○」と題しながら
この場合の「対」とは共闘であって
決して戦わないものだ、というのが
この当時の子供たちの
お約束でしたが
この映画では文字通りグレンダイザーと
グレートマジンガーが対決する。
そんな意味からも貴重な映画と記憶。

あらすぢ
遅々として進まない地球侵攻計画に
業を煮やしたベガ大王は、スカルムーン
基地にバレンドス親衛隊長を派遣した。
バレンドスは兜甲児を捕らえ、自白装置
で情報を聞き出した際にグレートマジンガー
の存在を知る。ロボット博物館に展示
されているグレートを強奪し、バレンドス
自ら操縦して円盤獣と共にグレンダイザー
に襲いかかった。

************************

敵、ベガ星連合軍とグレンダイザーの
日常のバトル。
銀英伝のラインハルトからすれば
「戦いが目的となってしまい
 どうやってこの戦いを終わらせようかと
 考える人間などいない」状況が続く。

そんな日常に唐突に登場したのが
ベガ星連合軍のバレンドス親衛隊長とやら。
この映画専門の悪役でバレンドス親衛隊長は
その見かけに寄らぬ行動力と知力をもって、
全部で30分しかない映画の
前半15分を強力に推し進める。

彼はまず、テレビではTFOなる
まったく戦力にならない戦闘機で
いつもグレンダイザーの足を引っ張り、
子供たちの英雄から
単なるコメディリリーフと成り果ててしまった
我らが「兜甲児」を戦場で捕獲、
情報収集する。

甲児君を自白マシーンにかけると
なんと、かつて日本を守ったマジンガー連は
現在「テディベア博物館」でも
「ポルシェ博物館」でなく
「ロボット博物館」に動態保存されて
いるのだという・・。
(いいな、行ってみたいぞ「ロボット博物館」)

時間もないことだし・・全軍出撃!
「ロボット博物館」を強襲した親衛隊長は
同じように保存されている「ビーナスA」でも
(劇中には出てこなかったが
 多分、収蔵されているにちがいない)
「マジンガーZ」でもなく
「グレートマジンガー」を唯一択。
自ら乗り込みグレンダイザー退治に乗り出す。

やるなあ。親衛隊長。
テレビと違って禁じ手が認められている。
脚本家が許す範囲内で頭のいいキャラだ。
派手なマツリ映画ならでは。

女とイチャついていたので戦線参加が遅れた
主人公デュークフリード(地球名:宇門大介)
もうちっと低姿勢でもいいと思うのだが
地球人やその技術力を
よほど下に見ているからか
さわやかな声でムカつく言葉を連発する。
(声は若かりし頃のヤン・ウェンリーだ)
やっぱ根は「王子様」か。



敵に乗っ取られたグレートを
攻めあぐねるデュークフリード。
通常無線(絶対スクランブルなんかしてない)で
「甲児君、グレートの弱点を教えてくれ!」
ときたもんだ。

そう簡単に教えられるわけないだろ・・
ところが甲児君も即答。
「背中だ!
 グレートは背中の翼の付け根を強打すると
 一瞬、全機能が停止するんだ」


ええ?甲児君なんでそんなこと知ってる?
さては地球製マジンガーシリーズの
共通の弱点なのか?
それに解っていながら修正せず今日まで?
リコール無しですか。
さては三菱自動車製だな。

で、デュークフリードは素直に
グレートの背中を一撃!
すると本当にグレートは止まってしまった。

ここから敵親衛隊長の転落が始まる。
しばらくガマンすれば再起動でも
なんでもするだろうに・・
そこはまず様子をみるべきでしょう?

なのにグレートが止まってしまい
すっかりビビった隊長は
なぜかグレートを乗り捨てて逃走する!

まったく・・なにやってんだか。

情けない隊長に代わって
グレートマジンガーに搭乗するのは
もちろんこの人「甲児君」。

やった!
多少イレギュラーであるが
ダブルマジンガー復活だ!
誰もがそう思いますよね。
甲児君もそう思ったようです。
兄弟機グレートマジンガーを
かる〜く操り、敵の「はまき型母艦」の上で
破壊活動を開始する甲児君。

そんな彼に向かってデュークフリードは・・

「甲児君、こっちに来てはイカン!
 グレートじゃ無理だ
 下がっていてくれ」


・・なんつー言いぐさ。

これがマジンガーZ
(しかもジェットスクランダー無)だったり
パイルダー号だけで戦おうというなら
解らんでもないけど
彼が乗ってるのは仮にも「偉大な勇者」ですよ?
しかも甲児君だって百戦錬磨。

そんな当人のデュークフリードは
敵母艦から転げ落ち、ダブルハーケン
(肩にあるグレンダイザー用の大きな鎌)を
外壁に叩き込み、ランニングビレイだけの
クリーフハンガーな状態。
全然説得力ないぞ。デュークフリードく〜ん!

でもこれは我々目線であって
この時点でのグレートマジンガーは
本当にもう骨董品だったのかもしれない。
Windowsマシンが普通のオフィスで
PC8801を持ち込んでしまったような・・。

ところがどうしてグレート甲児君は
割と戦力になることが明らかに。
「敵の円盤だ。こーじ君追っ払ってくれ!」

ついには甲児君を露払いに利用する
デュークフリード。

今さらながらマジンガー3兄弟で、
単身、空を飛べるのはグレートであることに
気がつく。



マジンガーZはご存じの通り
基地と連携して「ジェットスクランダー」が無いと無理。
その「弓教授」も基地もろとも今は隠居の身。
戦闘支援が受けられない。
現役のグレンダイザーは、オプションこそ豊富
(UFO型スペイザーとかダブルスペイザー)
だが、いちいち呼び出して合体しないとイケナイ。

最後は「グレンダイザー」がオイシイところ
を持って行って終了。

(甲児)
「大介さん、すまない。
 俺が捕まってしまったばっかりに」
(デューク・フリード)
「僕の方こそ。僕がもっと早く
 気がつけばよかったんだ」
(↑なんかこの言い方も、甲児君を
 最初から戦力外扱いしているみたいで
 違和感。もうちょっと別の言い方はないのか?)
 :
(甲児)
「明日もいい天気だぜ」
(デューク・フリード)
「ああ・・」

・・なんつーエンディング。



監督 葛西治
脚本 藤川桂介
製作 今田智憲
音楽 菊池俊輔、渡辺宙明
公開 1976年3月20日
上映時間 27分
製作国 日本
言語 日本語

主な登場人物
宇宙科学研究所、シラカバ牧場
デューク・フリード/宇門大介:富山敬
兜甲児:石丸博也
宇門源蔵博士:八奈見乗児
牧葉ひかる:川島千代子
牧葉吾郎:沢田和子
林所員:山田俊司

ベガ星連合軍
バレンドス親衛隊長:柴田秀勝

ガンダル司令:富田耕生
ブラッキー隊長:緒方賢一
ナレーター:富山敬

登場した円盤獣
ジンジン
グビグビ
コアコア

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ヤ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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