日曜の夕方、5時くらい?
(ガンダムとかごちゃごちゃやってたあの時間)
テレビで放映中。
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■第16話「未来への選択」
危機を脱したヤマト。補給のために立ち寄った
惑星ビーメラは地球に近い環境を有しており、
人類移住に適した星だった。
古代たちが惑星調査に向かう間に、[ヤマト計画]の
実現性に疑いを持つ一派がついに反乱を起こす。
一方、古代たちは、不時着した異星船を発見する
・・・その異星船は。
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最近はOPをじっくりと観なくなった
自分がいうのもナンだけど
この回から主題歌が変更となった。
これがまあ、実にいただけない。
映画版のZガンダムED曲
あれをGACKT氏が
提供したときくらいの違和感だ。
昔はよかった、を繰り返すもの憚られるが
でもやっぱり猛烈な違和感を感じてしまう。
自分にとってのリメイクヤマトが
ここまでパーフェクトに近かっただけに
どうしたんだ、総監督?と愚痴の一つも。
前回、天佑ともいうべきか、
なんとか危機を脱したヤマト。
あれだけ騒ぎを繰り広げたのに
ドメル艦隊はどのように戦線を離脱していったのか
ちょっと不思議に思うけど。
また、あれだけの艦隊を率いているのならば
シャア配下の新兵「ジーン」のように
「ドメル将軍だって、敵をやっつけて出世したんだ!」
とか一人ぐらいバカがいても良さそうなものだが
さすが、名将ドメル。
命令違反を犯す輩はいなかったみたいだ。
周囲にマッタク敵影が見えなくなったヤマト。
これすらもガミラスの「作戦」なんじゃないか?
疑念を持ってはキリが無いからか
ひとまず与えられた時間を最大限に利用して
ヤマトの修理に甲板班大活躍。
外部からひょいと艦長室をのぞくと
ぶっ倒れてる「沖田艦長」まで発見するお手柄。
佐渡先生は、手術には問題なく過労だと。
ホントか??
「無理はさせるな」というけど
この航海、無理をしなければ生き残れない。
応急修理完了。ヤマトは針路をビーメラ星にとる。
メガネ科学者(新見)がずっと狙っていたらしい
「地球人類が移住できる環境の惑星」らしい。
どうも地球には
素性はよく解らないけど
とにかく「イスカンダル」星人を信頼して
助けを求めに行く・・「ヤマト」計画と
とりあえず移住できそうな惑星を見つけて
さっさと移住しちゃおう・・「イズモ」計画の
二つの思惑が動いていたようだ。
どっちに転んだとしても、スーパーテクノロジーの
宇宙船は必要だから、ひとまずヤマトは作られた。
で、ご存じの通り「ヤマト」計画で話は進んでいる。
我々は神の目線で見ているから
イスカンダルが
あることを知っており
「ヤマト」計画一択、反乱勢力の行動こそ
こっけいに見えてしまうけど
誰が味方なのかテンでワカラナイ
こんな状況で、いわんや人類滅亡を賭けるとなると
「イズモ」計画にも結構「理」がある。
ただ、人類が移住できる環境の惑星ってことは、
その星に先住生物がいたってオカシクない。
人類の存亡のため、他星の犠牲はやむを得ない。
というのでは、ガミラスの地球侵略を
非難できなくなってしまう。
こんどは地球人類が侵略者になる。
それでいいの?ってことに。
もっとも、地球人類が滅亡の瀬戸際となれば
先住生物が可哀想、なんてセンチメンタリズムは
選択されるはずがないのだが
真田副長や沖田艦長、藤堂指令のように
イスカンダルのことを誰よりも良く知っている陣営が
「ヤマト」計画を選択、推進したとするならば
そこには、一般には公表されない
イスカンダルをめぐった「根拠」があるのだろうな。
ところが、地球人類全部がその「裏事情」を
知っているわけではない。
しかも目の前に「ビーメラ星」という星がある。
そこで今回、「反乱」が蜂起した。
旧作ではイスカンダルについてからの「反乱」
だったので、ヤマト艦内で陰謀が静かに進むものと
思っていたけれど、存外早く「反乱」発生した。
今回、ヤマトの反乱を描くわけだから
全編にわたって重苦しいかと思えばさにあらず。
比較的「ユーモア」風味で話が進む。
艦内にそんな陰謀が渦巻いているとは
つゆ知らず、ヤマトの明日の「ごはん」のために
輸送機シーガルに乗って
古代、平田、岬百合亜、アナライザー、
その他二名が出発。
古代は主人公だからいいけれど
岬百合亜が同行する理由がよく解らない。
今回「空間騎兵隊、斎藤一」が
乗艦していないのならば、戦闘のプロともいうべき
保安部の「伊東」隊長、
君辺りが選択されるんじゃないのか。
沖田艦長が人事不省であるので
この辺は真田副長、もしくは古代君が
勝手に選択したのではないかと推測。
岬百合亜、まだ乗っ取られているのかと
心配になるが
頭に髪留めがあるときは
とりあえず「地球人」のようだ。
彼女に言わせれば
「ここんとこ記憶が飛んでる」ことだけど
仮にも軍事作戦に
キオクの飛ぶことを公言する人材を
投入してはいかんだろう。ヤマトの諸君。
そして惑星に到着。
アナライザーは、なんとオプション装備着用。
キムタク版ヤマトを一瞬思い出す。
着陸地点から程よく離れたところに
金属反応が。とりあえず密林をかき分けて進む一行。
そこへよくわからないデッカイ怪物が襲来。
昆虫っぽい見た目なんで
おお?こいつが「ビーメラ星人」なんか?と
軽く誤解するジブン。
モンスターはアナライザーに一蹴され
目の前に「苔生した宇宙船」を発見する。
分析によれば400年ほど昔のもの。
宇宙人仕様になってる岬氏によれば
女王スターシアの、
「生きとし生けるモノ皆を助けることが
イスカンダルの使命」という号令のもと
ビーメラ星を救うためにイスカンダルから来た船
なんだって。ご苦労様だ。
一方、ヤマト艦内ではついに反乱発生。
陰でこそこそやってる連中には
なんと「島」航海長も混ざってるようだ。
いいのか?「島」、君副主人公格だろ。
新見おばさんの「色仕掛け」に負けたか。
やっぱ届かないヒロイン(=森雪)よりも
近場の女性か?
君もそんな奴だったのか?ガッカリだよ。
真田副長が、新見おばさんの
「ビーメラ星は第二の地球になり得る」
発言を問題視。
それは言ってはいけない話題らしい。
そりゃそうだ。
仮にもヤマトは軍艦である。沖縄特攻作戦中に
「大和を手土産にアメリカに降伏しましょう」
なんて主張したら、ふつー銃殺しか道は残っていない。
真田副長は新見を逮捕しようと
保安部「伊東」を呼ぶ。
お約束通り、銃口は真田さんに向けられ・・。
副長は監禁。保安部員が艦内を占拠。
第一艦橋は「新見」と「伊東」に占拠される。
島が沖田艦長命令を騙り
「もう航海日程はむちゃくちゃなんでオレが艦長。
イスカンダルに行くのはやめます!」と全艦放送。
見損なったゾ。島。このテンパ野郎!
艦内でもいろいろとドラマが。
航空隊「山本(女)」は保安部が制圧に来たとき
1人だけ難を逃れ通風孔へ。
なにがあったんでしょう?機関部の重鎮2名が
艦橋に向かおうとするや、銃を向けたのは
あのムカつく挙動の「藪」機関員だ。
その銃口はブルブル震えている。
似合わないことスンじゃないよ、と叱責したくなるし
だいたいこういう状況で
取り返しのつかないことをしでかす
(艦長やヒロインを撃ち殺したり)のは
こういうチキン野郎にちがいないのだ。
ああむかつく。
更に伊東隊長は
若干根拠弱ながら
森雪はイスカンダル人であると断定
(本人も全力で否定できないのが辛い)
こいつはスパイに違いない!
ああ「ヤマト」計画根拠薄、と騒ぐ。
そのころ、すっかりヤマト本体から
忘れ去られつつある古代君ご一行。
彼らは ビーメラ星人の遺跡を発見する。
慈愛の星、イスカンダル星人は
ここでも彼らを救うべく奔走したらしい。
数百年前にイスカンダル星人が
持ち込んだと思われる
「波動コア」なるものを発見する。
さっそくアナライザーが解析、
可視化できるデータを発見したとのことだが
PONにはさっぱり意味不明。
点と点を線で結んだ3Dホログラフ
見方によっては宇宙航路図のようだけど。
またまたヤマト艦内(反乱勢力制圧中)
唯一自由行動が可能な戦闘力
戦闘機隊の女パイロット山本が
森雪ら第一艦橋のスタッフを救出。
お外にいる古代に対し
戦闘機(コスモファルコン)の通信機で連絡する。
テンパの島も実は裏切り者ではなく
表返りだったようでドタンバで伊東達の敵になる。
逆上した伊東が虐殺開始・・と思いきや
その銃を撃ち落とした人物が・・。
伊東の腰ぎんちゃく扱いだった「星名」隊員。
彼こそは地球防衛軍司令の命令下
ヤマトの不穏分子内偵のため
乗り組んでいた人物。
島も実は伊東たちではなく星名隊員と組んでおり
初めからヤマト援護派なのだった。
やるう、テンパ島。
新見さんの色仕掛け、まったく役に立たず。
「なにをやっとるかァッッッ!!」
沖田艦長が復活、艦長室よりイスが降下。
軍艦で起こった反乱なのに
あたかも校長先生の一喝で校内の大ゲンカが
治まったかのごとく収拾される・・というオチ。
血が流れなかったのは幸いだったけど。
伊東は・・どうすんだろう。新見と一緒に
ビーメラ星に島流しかな。
戦闘シーンもなく結構あっさりした回でした。
第17話に続きます。
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