2013年08月29日

パンダコパンダ

「パンダコパンダ」

ミヤザキ監督一派がスタジオジブリを
立ち上げる前に制作した
知る人ぞ知る名作、という認識でいたが
これまで観る機会が無かった。
日本映画専門チャンネルにて
二作品一挙放送とのことだったんで。

あらすぢ
ミミ子は祖母を法事へ送り出し今日から
しばらく一人暮らし。しかし家へ帰ってみると
そこには人語を解する子供のパンダがいた。
さらにその父親のパンダも現れる。
このパンダ親子は、ミミ子の自宅の傍の竹薮に
誘われて来たという。ミミ子は親パンダ
(パパンダ)を自らの父親、子パンダ(パン)を
子と位置づけ、共同生活を始めた。ある日、
ミミ子の家を訪ねたお巡りさんが、パンダ親子
を見て驚く。実はパパンダとパンは動物園
から逃げ出して来たものだった。警察から
聞きつけた動物園の園長が連れ戻そうと
するが、パンが迷子になってしまい、
一転して捜索が始まる。

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もろ昭和のアニメ。
いかにも東京ムービー(現トムスエンタテイメント)
ちっくな絵柄が懐かしい。
足はみなガニマタで独特な目と歯。
変なところでむやみに芝居している群衆に
これまた妙に良く動く「のりもの」。
昭和生まれのPONが
「ド根性ガエル」や「侍ジャイアンツ」・・
あと緑ジャケットルパン。
あの辺でさんざん馴染んできた絵柄だ。

最近、だいぶ恍惚発言を繰り返すようになった
某カントクだが
(いや、もともとアニメ業界における労働運動に
 いそしんできた過去を持つカントクのことだから
 元から持つそういう方面を隠さなくなった、
 というべきか)
そのカントクの最盛期の仕事。

「となりのトトロ」の原型と言われるみたいだが
物心ついたときから「となりのトトロ」を観ていた
息子(6歳)も、この映画にすんなりと
馴染めたのはそんなところもあるのだろ。

たしかにトトロだ。
メインは例の半月形ニカッ笑いをする
人語を解するモノノケ。
主人公の子供は家庭的に欠けている。
(この映画なんか、両親ともいない。
 唯一の肉親たる婆ちゃんも開始早々、排除される)
こんな子供だったら大人は苦労しないだろ
出来すぎな素質の主人公。
物語的にはトトロの「メイ」にあたる「コパンダ」が
失踪するところまで同じである。

最近のアニメのように、自己啓発や
むやみな「萌え」や「メカ」要素なぞなく
大きなお友達と彼らが落とす「金」のことなぞ論外。
こどもを楽しませるため「良識ある大人」が
全力で作った正統派「子供」むけアニメまんが。

そんな感じである。

たしかに30分アニメなのに動く動く。
まるで動くえほんである。



Wiki先生によれば
>1972年(昭和47)に日中友好の一環として
>中国からパンダが上野動物園に贈られたことを
>きっかけに日本にパンダブームが起こり
>企画されたアニメーション。

ああ、そうだったなあ。
「カンカン」と「ランラン」な。
子供が生まれたら名前を考えましょうね!との
幼稚園の先生の呼びかけに
「パンダ」の子供だから「パンパ×」がいい!
と子供たちが無邪気に返し、
全国の先生が対応に苦慮したという小話も今は昔。

さらにWiki先生によれば
>東宝チャンピオンまつりの一本であり同時上映は
>『ゴジラ電撃大作戦』
>『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』の2作品。

さすが「東宝」。怪獣映画2本がついてくる。
当時、もう少し大きかったら(この頃PONはまだ1歳)
劇場に連れてって!と親にせがんだに違いない内容。
(『ゴジラ電撃大作戦』って「オール怪獣大進撃」の
 焼き直しじゃなかったかな)

声優陣が豪華。
自分の理解度では・・
杉山佳寿子さん(うる星ノてテンちゃん)
熊倉一雄さん(バクさんのかばん)
太田淑子さん(ヤッターマン1号)
山田康雄さん(今回は警官役w。このキャラ、
パンダの第一発見者なんだが
パ・パ・パ・・(ル)パンダ!」と言ってるシーンが有)
松金よね子さん(ヨメ金だな・・)
市川治さん(ライディーンのシャーキンでおなじみ)

後にジブリの屋台骨を支えたり
他のアニメで活躍するスタッフもこの頃から
ちらほらお名前が。
これまた自分の理解度では・・
近藤喜文さん、青木悠三さん、金沢比呂司さん・・。

えー話のほうはですね・・。
さすがに後から作られただけのことはあって
ブラッシュアップされた分、
出来のいいトトロで充分かな、と
自分なんかはおもいますが
息子は喜んで観てました。

パンダコパンダ
監督 高畑勲(「演出」名義)
脚本 宮崎駿(原案&画面設定兼任)

出演者
ミミ子:杉山佳寿子
パパンダ:熊倉一雄
パン:太田淑子
おまわりさん:山田康雄
おばあちゃん:瀬能礼子
先生:峰恵研
動物園園長:和田文雄
雑貨屋のおじさん:梶哲也
ナナ:丸山裕子
カヨ:松金よね子
ダイ:山岡葉子
いじめっ子:市川治
八百屋のおばさん:沼波輝枝

音楽 佐藤允彦
主題歌 「ミミちゃんとパンダ・コパンダ」(水森亜土)
撮影 東京アニメーションフィルム
編集 井上和夫
製作会社 東京ムービー
配給 東宝
公開 1972年12月17日
上映時間 34分
製作国 日本
言語 日本語
次作 パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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