2013年08月18日

宇宙戦艦ヤマト2199 #17

「宇宙戦艦ヤマト2199 #17」

日曜の夕方、5時くらい?
(ガンダムとかごちゃごちゃやってたあの時間)
テレビで放映中。

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■第17話「記憶の森から」
古代は、ビーメラ星に残された遺跡から
イスカンダルの情報を持ち帰っていた。滅びた文明の
残した亜空間ゲートを活用することにより、一気に
数万光年の大跳躍が可能になるというのだ。
古代と真田、森雪はゲートを再起動させるべく
システム衛星に乗り込むのだが…。

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物語冒頭、いきなり
メガネ女科学者(新見)の
ぶらじゃあ(ぴんく)が登場。
40過ぎてこんなこと書くのも悲しいけども
気になっちゃった以上記述しておく。
(森雪が黒のスポーツブラなのとは好対照

前話で新見さんは、逆上した伊東の銃口から
島をかばって名誉(かつ自業自得)の負傷。
その傷を診ている佐渡先生。

佐渡「キミほどの聡明な女性が・・
ま、とりあえずそう言うわな。
「聡明」とされる女性ほど
客観的にみてアホに思えること
平気でやったりするもの。
「藪機関員」のように
ああやっぱり、みたいな人が
ああやっぱり、なことを仕出かすよりかは文学的。


営倉に戻って一人写真を眺める新見元隊員。
案の定、そこには
真田副長と新見嬢とやっぱ古代の兄の姿が。

どうも隕石爆弾が地球に落下はじめているころ
真田さんはどこかの大学の研究員
新見嬢はその助手
古代の兄は真田さんと親友で
かつ新見嬢のことを憎からず思っている・・
だが三人の前には
もう青春群像を展開するだけの未来が
残されていなかった・・どうやらそんな感じ。



一方、ヤマト本体の今日の動き。
ビーメラ文明が残し、前話で回収した
波動コア(ラグビーボールみたいな記憶装置)には
亜空間ゲート」の扱い方と
宇宙航路図が記憶されていた。

「亜空間ゲート」、こいつが使えれば
単なるワープ数十回分、3万光年は短縮ができ
35日の航海の遅れが一挙に取り戻せる。

そこでまたまた登場「コスモシーガル」に乗り
真田副長(装置起動のため)
古代(護衛兼運転手)
森雪(レーダー航法担当)
の3名が「亜空間ゲート」の遺跡へ向かう。

その頃、ガミラス本星の軍事法廷。
「もう少しでヤマトを撃滅できたというのに
 一体これは、なんの茶番だッ」

と吠えるドメル将軍。
イヤらしい目のデスラー親衛隊隊長と
副総統ヒス君(のフォログラフィー)が
かつて名将、いま容疑者のドメル将軍を囲む。

ヒス君
「総統閣下の乗艦された戦艦が爆破された・・」
ドメル
「!?」
親衛隊長
「将軍の奥様まで、反乱行為に加担していた
 証拠があるのですよ・・」
ドメル
「エリーザがか?それは何かの間違いだ!」
親衛隊長
「皆さん、そうおっしゃいます」

結果、総統暗殺容疑でドメル将軍は死刑に。

「誠に喜ばしき事が起こった

ことよぅおぅ!!」


「出撃であ〜るゥゥ」

大騒ぎする「モミアゲゼーリック」将軍。
ああうざいぜ、アナゴ君。

とかく急速に負けが忍び来るような組織には
足の引っ張り合いがつきもの。
旧作ではヤマト単艦でガミラス軍を潰してしまった
ことになってしまったが、
今作ではさすがにヤマトを
そこまで万能に描くことなく
史実の日露戦争なぞのように
ガミラス帝国は内紛による自滅という方向で
描いているようだ。

一方、沖田艦長は自らの決断で艦内放送を行う。
確かにヤマトにはイスカンダル人が乗込んでいる。
しかしそれは特定のヤマト乗組員ではなく
自動航行装置という名の生命維持装置に
事故で意識不明となってしまった
イスカンダル人ユリーシャを搭載済み

その人だと告げる。

真田副長も・・
ユリーシャに道案内をしてもらおうと
考えていた矢先の事故だったので
倫理にもとること百も承知で
ユリーシャの記憶を勝手にサーチして
ここまで来た、という事実だった。

真田さんの告白も沖田艦長と同じだが
彼の場合はそれだけではなかった。
兄貴の古代守と真田さんは親友ともいえる仲で
古代守が出撃するとき(ヤマト2199第一話)
「行くな!無駄死にだ」の
一言が言えなかったという。

あの地球艦隊出撃は敵殲滅が目的ではなく
もとから「オトリ」作戦なのだった。
しかしそれは軍機(軍事機密)で
彼いわく、当時のジブンには「任務優先」
友情よりも「軍務」をとってしまった。
今はずっとそれを後悔し続けているとも。


弟の知らない兄の青春・・

すべてを告白し終え、すっきりしたらしい。
真田さんはひとり、起動装置のある扉の向こうへ。
仲間の未来を拓くスイッチをONにできる反面
自らは命を落とす・・選択をする。
これじゃ旧作の「森雪」スタイルじゃないか。
イケナイよ真田さん。
あんたにはドリルミサイルの電線を
逆に取り付けるという重大な役が
残ってるじゃないか。
文字通り、こんなところで死んではいけない。
というか、死ぬわけがない、心で思う父。

ところが純真な息子は
「!!お父さん!
 さなださんが死んじゃうよ!」


「うーーん、多分死なないと思うよ・・」

 :
 :

やっぱり死んでいませんでした。

中性子線は水を通しにくいのだそうで
それを知ってた真田さんは
とっさに起動ルーム内にある池?に
飛び込み、助かったようだ。
オペレータルームに池・・。
どこかの料亭じゃないんだからさ。

起動ルームが一瞬「中性子」で満たされるため
起動オペレータは死んじゃうってのは・・
高度な技術力を持った異星人が
オペレータを守るシステムひとつ
満足に作れない事はどーも。
なんかとってもナットクできないのですけど。

あれ、もしかしたら使用者の覚悟を試す
一種の「宗教的施設」なのかもしれない。
オペレータを中性子から守りたければ
単に機械を水で覆えばいいのだし。

「・・なんで真田さん助かったの?」
当然のギモンを持つ息子(6歳)

とにかく、ヤマトは過去の贖罪と
未来への扉を開けることには成功した。
この先何が待っているのか・・以下次号。



第18話に続きます。

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ヤマト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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