2013年12月24日

レギオン

本日はクリスマスイブ。
天使の映画を一本、ご紹介。

期待してたよりは結構面白かった。
レギオンってのは某ガメラの敵怪獣名の
元ネタにもなったけれど
「神の軍団」のことを指すらしい。

あらすぢ
神に見捨てられた人類と天使たちとの壮絶な
闘いを描くアクション・スリラー。
信仰心を失った人類に天罰を下すため、神は
天使の軍団(レギオン)を地上へ派遣する。
だが、大天使ミカエルだけは神の命に背き、
翼を捨て人類の味方となり、アメリカ辺境にある
ダイナーにたまたま居合わせた人間たちと共に
天使の軍団と戦うことになる。

************************

いつものようにネタバレで。

雰囲気としては
漫画デビルマン+映画ミスト+映画ターミネーター
それにトレマーズとゾンビ映画
をふりかけた
そんな感じ。
足して3で割ってみたけど
残念ながら名作レベルまでは成れず。

人類の存続をかけた攻防・・とのことだが
戦いは主にモハベ砂漠のダイナー(ドライブイン)で
ちんまりと行われる。
仕方ない。神を裏切った大天使ミカエルが
降臨したもうたのが、そのドライブインだったから。
ミカエルがドライブインを選んだのも理由があって
ドライブインで働くアバズレウェイトレス
(現在妊娠中)に用があるからだった。

ドライブインに居合わせた方々をご紹介
ある意味現在の人間社会(主にアメリカ)の縮図。

◆ドライブイン店主
デニス・クエイド。頑固。白人。
煮え切らない息子と自らの現状にいら立ちつのる。

◆ドライブインの息子
アバズレウェイトレスのことが好き。
でも行動がいまいちの「うじうじ」君。

◆アバズレウェイトレス
白人。誰の子だかわからないが妊娠中。
ドライブインの息子のことも全幅の信頼を置けずにいる。

◆通りすがり夫婦と娘(客)
白人*3。不良娘のため他所へ引越し中のセレブ夫婦。
移動手段(BMBか)が砂漠で壊れドライブインへ。
グズグズ息子が仕事放棄しており
2時間も待たされ放し。

◆黒人コック
ドライブイン店主の使用人にして親友。
一番まともな人。

◆通りすがりの黒人
かつては裏社会で活躍していた男。
子煩悩だが妻と離婚、子供に会えずにいる。
裁判のため移動中、ドライブインを通りかかる。

◆大天使ミカエル
自分は天使だとかいうが、背中に翼もなく
おおよその日本人が想像するような
アルプスの少女に羽が生えたような少女・・でもなく
重武装するマッチョ。

◆天使の軍団
虫の皆さん
品の良さげなバアさん
アイスクリーム屋さん
街のゾンビの皆さん
AND ガブリエル・・

なんせド田舎の砂漠にあるドライブイン。
世界の異変もかなり遅めにやってくる。

最初の異変は客としてやって来た。
一見、品のいい老女。
年甲斐もなく「ステーキをレア」でと注文する。

「おやオメデタなのね」
「何か月なの?」
「・・・、・・・」

ビッチウェイトレスは
なんだかんだ言っても持っている職業魂からか
バアさんの世間話に適当に合わせる・・

気がつくとばあさんの肉にはハエがたかってる。
そのハエを払いながらバアさんの顔を見ると

「・・地獄に堕ちるよ!
「?!」
「あんたの子供は地獄に堕ちる」
「!!」

そこからのバアさんの豹変は
映画を観てください。

やっとのことでバアさんを撃退。
なんか世間ではトンデモナイことが
起きているらしいと
ドライブインの連中は認識を一致させる。

そこへ重武装する刺青ガリマッチョ男が
またまた”自動車”に乗って現れる。

彼は自らの素性を結構あっさりと口にする。

「私はミカエル。
 前は神の軍団の将軍をやっていた」


「神が人間を見限った。
 以前、人間を見限ったときは「洪水」だったが
 今回は天使の軍団(レギオン)を遣わした。
 さあ銃をとって戦え!」
「あのバケモノは悪魔なのか?」
「・・いや、天使だ」

「あんた、どこの聖書読んでんだ?」
と黒人コックの率直なツッコミが笑える。

どうして神を裏切ってまで
人間を助けようとするのですか?と
主人公の気弱な青年がたずねる。
「天国で最初に人間を愛したのは
 この私だ。神とは違い
 私はまだ人間を信じる」

どうみても未来がない砂漠のど真ん中で
経営されるダイナーと父親を見捨てることなく
更には父が誰だかわからない子供を孕み
主人公のことをあんまり好もしく思っていない
ビッチウェイトレスすら愛そうと
心に決めている主人公。

「そう、君がいる限り
 私は人間を信じる」

なるほど「無償の愛」か。
主人公の覇気のない生き方を
見方によってはそんな風に捉えることも
出来るのだな。ちょっと目からうろこ。

そんなミカエルの説明もそこそこに
今度はアイスクリーム屋の移動店舗車両が
乗り付けてくる。
中から降りてきたのは「元人間」の店員。
ワンピースのキャラが実写化されたら
かくや、のような変形をして襲い掛かる。

** CM中 *******************

ザ・シネマ 8/5〜7 深夜
「夏の ビキニ美女危うし!」週間だそうで
「シャークトパス SHARKTOPUS」
「ダブルヘッド・ジョーズ」
「ピラニア」

呼んでる?おらのこと呼んでる?
ザ・シネマがおらのことを呼んでる気がしてならない・・が
今回はパス。
観るの辞めておこう。
結構疲れるんだ・・B級って。

************************

神の使いレギオンは人類を虐殺して
回るのかと思えば・・、今回の神の手法とは
軍団を人間に憑依させ、ゾンビみたいなモノに変化。
共食いをさせるという、非常にめんどくさい。
神の考えることはよくワカラナイ。

ともかく、レギオン(元人間ゾンビ)は
人類の小火器で倒せることが判明する。
一同でようやく倒して頭をあげてみれば・・

闇が深くなる砂漠の一本道。
はるか地平線のかなたから
アメ車のヘッドライトが陸続と
このドライブインを目指して進撃中。

たぶんあの車全部「元人間」のレギオン隊が。
ここ、笑う映像だと思いました。

そして大バトル。
何とか撃退、若干いい気になっている
人間達にミカエルはあっさりという。
「いや・・こちらの戦力を偵察したんだ。
 今度は別のやり方で襲ってくる」

はたしてミカエルの言うとおり。
神の軍団は、とても「聖なる存在」とは
思えない、エグイ手口の数々で
ダイナーを襲い続ける。

よく「悪魔」は人を騙すのがうまいとかいうが
実は「ミカエル」こそが悪魔なんじゃないか
ダイナーの人間は「神の軍団」と戦っているが
巧妙に騙されて、神に反旗を翻しているんじゃ
なかろうか・・物語の連中は
そこまで深く考えなかったけれども
それくらい「聖」と「邪」のやり口はそっくり。

「息子は父に従うべきか?
 御心を信じるべきか?」


一応物語には
父:ダイナー店主(デニスクエイド)
息子:気弱な主人公
 と
父:神
息子:大天使ミカエル

という葛藤の対比図式がある。
どちらの父も自らの選択を悔やみ
息子には自分と同じ道を歩まないでほしいと
願っているのだが、父が思うほど
両方の息子は、現状に細かい不満は
あるかもしれないが
絶望はしていないのである。

キリスト教ってよく知らないが
「御心」って父である神の意志だろ?
であれば「御心」を信じるってことは
「父」に従うってことなんじゃないのか?
その辺がどうにもよく解らない。



真打登場!
同僚の天使「ガブリエル」
こいつも黒々しく太い翼をもつマッチョ天使。
どうもこの世界には
「アルプスの少女」に白い翼が生えたような
天使は存在しないようだ。
エヴァのような天使もいないけど。

一応真意を確かめるも、やっぱり
翻意しないミカエルに全力攻撃開始。
神を裏切った時点で
翼を折られたエンジェル・ミカエルは
己が身体と火器だけで奮闘するも
力及ばずやられてしまう。
調子こくガブリエルを尻目に
ダイナー店主は息子とビッチを外に逃がし
「HOPE」と彫られたジッポーで点火。
ダイナーごと神の軍団を吹き飛ばす。

でもやっぱ大天使ガブリエル。
あっさりと脱出、息子たちに追いつく。
主人公大ピンチ!
「神VS人間」の壮大な戦いなはずなのに
やってることは単に荒野でカーアクション。

そこへ神の更なる追い込みなのか、
またまた天使降臨。でもどっかでみた顔。

そ、ミカエルの完全体だった。
御背中にはこれまたぶっとい黒い翼が。
今度はミカエルの圧勝。
なぜ・・と訝しがるガブリエルに言う。

「お前は神の「命令」を信じた
 私は神の「御心」を信じた」


・・ちょっと意味不明。

えーと、PONなりの解釈では
「神」といえど間違えることもある。
ミカエルの体を張った抵抗に
今回の神の怒気も和らぎ
それどころか「少々短気すぎたかジブン」と
考え直させたらしい。
誤りは早々に直さねばならない。
で、ミカエルを完全復活させて
これに対処させたん・・だと思う。

任務に忠実だったガブリエルこそ
いい面の皮だが
「神」様ってのは本来、気まぐれで
意味不明なものだから。
神が人類を「愛」の対象(=味方)であるのも
ホントに「たまたま」のようだしね。


やっぱコレ。

製作総指揮
ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
(GARY MICHAEL WALTERS)
なんかとっても誇らしげに
ロールに名前が載ってる「制作総指揮」者。

レギオン Legion
監督 スコット・スチュワート
脚本 ピーター・シンク
   スコット・スチュワート
製作 デヴィッド・ランカスター
   ミシェル・リトヴァク
製作総指揮
   ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
   スコット・スチュワート
   ジョナサン・ロスバート
音楽 ジョン・フリゼル
撮影 ジョン・リンドリー
編集 スティーヴン・ケンパー
配給 スクリーン・ジェムズ SPE
公開 2010年1月22日
上映時間 100分

キャスト
役名/俳優
ミカエル/ポール・ベタニー
ジープ・ハンソン/ルーカス・ブラック
カイル・ウィリアムズ/タイリース・ギブソン
チャーリー/エイドリアンヌ・パリッキ
パーシー・ウォーカー/チャールズ・S・ダットン
ハワード・アンダーソン/ジョン・テニー
ガブリエル/ケヴィン・デュランド
オードリー・アンダーソン/ウィラ・ホランド
サンドラ・アンダーソン/ケイト・ウォルシュ
ボブ・ハンソン/デニス・クエイド

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ラ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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