2013年10月01日

宇宙戦艦ヤマト2199 #22

「宇宙戦艦ヤマト2199 #22」

日曜の夕方、5時くらいの
TBSテレビで放映中。

あらすぢ
■第22話「向かうべき星」
ヤマトが向かうべき希望の星イスカンダル。
しかしそこは、敵であるガミラスとの二連惑星
だった。目的地は同時に敵地でもあるのだ。
沖田は総員第一種戦闘配置のままイスカンダル
に向けた最後の大ワープを命じる。

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嵐の前の静けさの回。

ガミラス第十七収容所の暴動は
デスラー暗殺容疑者として収容されていた
ガミラス軍元高官、ディッツ・パパ提督を
中心に収束する。

ここに惑星軌道上でヤマトと肩を並べる
ガミラス軍戦艦。
(旧作でいう”シュルツ艦”のマイナーチェンジ版)
ディッツパパの座乗艦なのかもしれない。

沖田艦長とディッツ提督ら反乱軍は
共闘の道を探れぬものか、話し合いをするが
時期尚早、との結論。
反乱軍はディッツの愛娘、メリダ
(以前にもヤマトで捕虜になった軍人)を
連絡将校としてヤマトに残して別れる。

戦闘状態にならないだけマシと思え、
収容惑星にある物資で
ヤマトの最低限の補給ができただけでもOKだろ
といったところか。

とは申せ、愛娘、メリダを敵戦艦に
残していった辺りに
ディッツ提督の複雑な心情が伺えます。

そういった政治的な話のわきで
ヤマト艦内の日常生活も続きます。
ヤマト2199を見続けて、もっとも
素敵に感じたシーンを見ることができました。

ガミラス人、メリダ
地球人、山本嬢
そしてイスカンダル人のユリーシャ。
不思議な縁でヤマトに留まることになった三者。

このお三方がヤマト艦内を散策。
ヤマト大食堂にてヤマト生活班
自慢の逸品「大マゼランパフェ」にチャレンジ。

そうです、女の子といえば「スイーツ(笑)

わかってんだか、わかっていないんだか
頭ふわふわ、顔にこにこ、のユリーシャが
食べないのぉ?

ガミラス人メリダは、パフェをおそるおそる、
口に運ぶ・・
宇宙にはこんな美味いものがあったのか!」と
マゼラン級の驚きを見せる。
多文明で構成するガミラス帝国といえど
「スイーツ」文化は存在しないらしい。

それを嬉しそうに見つめる山本嬢。
なにこの女子会。

でもいいなあ。いい風景だなあ。
多分にグーゼンが生んだ状況とはいえ、
亡き島艦長(ヤマト島航海長のパパ)が
残した言葉
宇宙人とだってきっと仲良くできる」が
今ここに実現しています。うう。

あの世で見ているかね?
元保安課の伊東君

しかし・・ユリーシャのあの”ぽやぽや”ぶりは
貴人そだちなればこそなのか
三女だからか、イスカンダル人みんな
あんななのか・・(長女だけ別格?)

このなかにユリーシャが憑依した
「岬百合亜」ちゃんが混ざっていないのは
やっとできた彼氏(星名君に決まってる)と
星でも見ているのか
やっぱジブンの心の内面を勝手にみた
宇宙人のことが許せないからなのか・・。

ま、「相性」って奴は存在しますからね。
どこにでも。



一方、ヤマト作戦会議。
戦闘班班長としての古代君。
部下が提案したさまざまな作戦のなかから
「森雪救出作戦」のみ却下
今のヤマトにはそんな余裕がないから、と
残りを沖田艦長に提言します。

自分も森雪をあきらめきれていないし
彼女を思うキモチは一緒のはず。
つか、ぜってー飛びつくぜコイツ、と
救出作戦を立案した南部くんも思わず唖然。

その森雪さん。
(表向きイスカンダル第三王女)
なんやかやありつつも、ヤマトよりも先に
ガミラス帝都にやってきてしまいました。

ここで男にチューでもかますと
デカルチャーーーー!」とか言って
全星が思考停止してしまう宇宙人だったら
ヤマトも苦労しないんですけどねえ。

奇妙な縁で、森雪の付き人になっている
ノランに向かってこんなこと言っちゃいます。
あの月、なんていう名前なの?

・・あーあ、ついに言っちゃった。

ガミラス人やイスカンダル人なら絶対の常識。
「ありゃ、あんたイスカンダルですよ、
 つか、あんた誰だ?ケーサツ呼ぶぞ!」
・・とはならなかった。

救出作戦計画中から、マルタイである
ユリーシャの写真を見て
「きれいだな」「惚れるなよ?」フラグを
立てていたノラン。
結果的に人違いだったけれども
収容所所長の暴虐ブリから守ってくれた
”姫”のナイトたらんと決意してたみたいです。
他の仲間は死んじゃったしね。

姫とナイトが無事、貴賓室へ到着すると
そこに待っていたのは
ガミラス宣伝情報大臣たる女性ミーゼラ。

国賓扱いのユリーシャ森雪に
「ガミラスの魔女」と身内にも恐れられている
彼女が、お忍びで会いに来た理由が
イマイチわからない。

「どうもこいつ(→森雪のこと)胡散臭いな
 いっちょ、カマかけて正体を暴いたれ・・」ってな
ところかもしれない、緊張する主従。

ところが、彼女。
自分は生粋のガミラス人ではないことを明かし
カゴの中に囚われていた鳥だった
私を解放してくれたばかりか
(彼女も第十七収容所に収容されていた)
ここまで重用してくれる、デスラー総統の
懐の深さに、愛を通り越して、
もはや自分にとって”神”であることを
とうとうと話す。
その姿は単なる布教活動するおばさんのそれ

なに?なんなのこの人。
ちょっとイっちゃってる系?

確かにガミラス帝国のモデルになった
ドイツ第三帝国も、内情は
結構オカルトめいていたらしいけど。

ガミラス文化であるお茶(に近い飲み物)を
口にしようともしない森雪を見るだけでも
彼女が偽物であることなど
ミーゼラはとっくに見抜いているらしい。

同時刻、総統の私室にて。
そのカゴの「鳥」をクビリ殺すデスラー総統。
すべてを見抜いているような魔女でも
総統の真意は見抜けないようだ・・・。
それにしても総統、シュミ悪。
最初から壊れていたのかも、この人。
いや、壊れていないと総統なんか勤まらないのか。

次の日。
森雪はイスカンダル第三皇女として
デスラーとの会談に臨む。
まさかひとりでここまで来ちゃうとは。
心根はチキンなPONなんかが
「森雪」さんの立場だったら心臓マヒで
卒倒してしまうんじゃなかろうか、そんなシチュで

デスラーはいう。
「君がテロン(地球)の女性だろうと些細なことだ。
 イスカンダルが大統合を
 認めてくれれば、それでいい」

どうも話がよく見えないのですが・・。
ガミラスとイスカンダルは双子星で
ガミラスが日本政府と国民ならば
イスカンダルは皇室のような存在であるらしい。
ここまではOK?
で、大統合って、和洋折衷・・いやチガウ。
公武合体みたいなものか?
その政治理想を実現するのに第三皇女が
どのように使われるというのだろ。
最終的にはスターシア(メンドクサイ女)が
YESと言わないと意味ないのでは?

いつものように、デスラーパレス杉並公会堂で
ガミラス臣民にイスカンダル第三皇女の生存と
政治理想を演説するデスラー。
いつも側にいる「タラン兄弟」のカタッポがいない。
不思議に思うガミラスの魔女。

タラン建設大臣は、衛星軌道上に
多くの臣民に内緒で作っていたらしい
移動する首都「第二バレラス」を起動する
任務のため不在だったらしい。
そのことは後でわかる。

ヤマトは最後のワープを行う。ワープアウト。
ここは敵地のど真ん中。
不気味に静まり返る星系内・・

そこへ強大なエネルギーの奔流がヤマトを襲う。
ゲル・ドルバ照準ならば、たぶん直撃は
ないと思うけれど、レビル将軍にちょい似の
艦長が乗っているから
なあ、ちょっと心配。



決めるのは姉様・・」とか
つぶやくスターシャ。
やめて。その思わせぶりだけで
混乱を招くだけのつぶやきはヤーメーテェ。

第23話に続きます。

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posted by PON at 21:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | ヤマト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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