日曜の夕方、5時くらいの
TBSテレビで放映中でした。
<あらすぢ>
■第23話「たった一人の戦争」
イスカンダルとガミラスの存在する
サレザー恒星系にワープアウトしたヤマト。
そのヤマトを突如、高エネルギー体の攻撃が襲う。
窮地のヤマトに沖田が下した命令は、
最大戦速での惑星ガミラスへの突入だった。
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さてさて、敵星系どまんなか、まで進撃したヤマト。
ここは敵のおひざ元。
なにもナイわけがありません。
突如襲いかかる光の奔流!
そ、誰もがご存知「波動砲」
いや、ガミラスが使っているから「デスラー砲」です。
理由は不明ながら、なんとか直撃は
まぬがれたヤマト。
(ここは島航海長のニュータイプ的ヒラメキで
スレスレ回避した、ということにしておきます
沖田艦長はスッゴイスピードで動く目標に
波動砲は当てにくい、と分析してましたが)
ただし左舷のパルスレーザー砲群は
溶けちゃって全滅の様子。
途中、デスラー親衛隊直属の
帝都防衛艦隊が迎撃を開始しますが
思いの外、抵抗は激しくない。
沖田艦長の命令は
「デスラーパレス(総統府)」への特攻。
ニッポンでいえばホワイトハウスへ
海底軍艦を突撃させるようなもの。
艦首には「波動防壁」を展開したので
構造物の壁を貫通するなど造作もないこと。
いっけーーッ!
DOGOWOOOOOOOON!
総員白兵戦用意!
古代君は沖田艦長の特命を受け
ユリーシャ(自薦だから仕方ないな・・)と共に
ガミラス星のどこか(多分、総統府)にいるものと
思われる「森雪」救出作戦に出撃します。
お留守番は南部くん。
旧作では、外観の変化はメガネのあるナシのみ
スペックも主人公とそれほど変わらず、
まして反抗なぞしない、都合のいい
古代くんの”シャドウ”でしたが
本作の南部くんはちょっとちがいますよ。
白兵戦が想定される「救出作戦」ともなれば
保安課の「星名君」とか、誰かを一緒につければ
よいのに、戦闘班長+貴賓だけとは・・
メンバー構成をもう少し考えたいところです。
キムタクヤマト版だってあんなに苦労したんだぜ?
また、今作のデスラー総統。
自星の寿命が近いらしいという点では旧作と一緒。
旧作だとヤマトを潰すために
霞が関の官庁舎ビルをミサイルとして
官僚ごとヤマトにぶちこんでいた
アナーキーな総統でしたが
今作ではもう一歩踏み込み
”第二バレラス”なる都市要塞を密かに建造。
オキニの人民のみ
移住させる。
さらにヤマトが帝都に突撃してくると予測
旧帝都
ごとヤマトを葬る作戦に出る。
敬愛する総統から見捨てられたことを悟る
副総統ヒス君が叫ぶ!
「ううううッおのれェ
デスラーァァァァ!!!」
(血管切れちゃうよ・・)
そしてヒス君以上に憤怒の形相で天を仰ぐ
ガミラス魔女、宣伝大臣「ミーゼラ」。
そうだよね。デスラーは神以上の存在だと
森雪に言った手前があるしね。
なお、当の森雪はデスラーのオキニ
(というより手駒かな)として
既に第二バレラスに移管済み。
憤怒だろうが絶望だろうが
とにかく逃げなければならない。
ここは総統府。
ヤマトの最重要目標から
デスラーの撃滅目標へ変更。
文字通り、上へ下への大騒ぎのなか
先ほどの副総統「ヒス」君が男をあげる。
戦死したシュルツの娘は、総統府で
いち「メイド」として働いていたようだが
逃げ惑う人民にぶつかられ、
儚くも通路で絶賛気絶中。
小心者のはずのヒス君は、逃げる最中に
倒れている彼女を見つけて救出する。
おお、いいやつじゃん。副総統ヒス君。
案外、今後、彼が樹立するかもしれない
「ガミラス暫定共和国」なんてとこのボスに
なったら、地球とうまくやって行けんじゃないか?
ヒス副総統。
(でも白色彗星のズォーター大帝や
ボラー連邦大統領なんかには
渡り合えない気がする。どうあがいても)
第二バレラスから。なんかデッカイ物体が分離。
旧首都に向けて”質量兵器”が投下される。
「なんでこんなものをバレラスに落とす!
核の冬が来るぞッ」
更には再充填完了したデスラー砲
第二射撃カウントダウンまで開始。
目標、ヤマト≒総統府
デスラー野郎は
「自国民を虐殺した罪は
未来永劫自らが背負ってゆく」
とかフザケたこと抜かしてますが
殺されるほうからしてみれば
タマッタもんではありません。
指導者たるもの、頼むから、滅びの美学とか
無償の愛(スターシャへの)とか
そういった概念の外にいてくださいよ。
まったく・・。
んでもって、
ピーーンチ!
そこで沖田艦長が下した命令とは・・
「波動砲発射、目標、敵都市衛星!」
いまからだと、間に合いません!
そう言いたくなるタイミングではありますが
特殊任務遂行中の古代くんに代わりまして
南部重工御曹司たる、南部くんが
波動砲発射担当を務めます。
やったね大砲屋。
一方その頃、第二バレラスに拉致されているハズの
森雪は、従者ノランとともにデスラー砲管理室へ。
時間の都合上、ものすごくアッサリと
なんの妨害も受けず(デスラーは必要最低限の
人員しか新首都に残さなかったのかもしれませんが・・)
デスラー砲システムを暴走させることに成功。
自らもその場に居残り、暴走=爆発を見守る
決心を固めてしまいました。
そこで突然裏切る、従者「ノラン」君。
「おっと、ガミラスへの裏切りはそこまでだ!
へへ、このアマ、黙ってみてたら
好き勝手やりやがってよぉ。
このことを総統にお伝えすれば
私と私の故郷はガミラス一級国民に
認めてもらえるぜぇ!
おいそこの女、外に出て行け!」
こんな口汚くはありませんが、要はそういった
見え透いた嘘をもって、ナイトは最後の
ご奉公にでます。
「そういえば、本当の名前、聞けなかったな・・」
報われぬ愛の形がここにも。
デスラーの女王に対する想いや
ガミラスの魔女の総統への想いもそう。
もしかしたら、死んじゃった保安部の伊東くんも
宇宙人憎しがベースとしても
実は森雪に対する横恋慕?
そんなこと、つゆ知らずの第二バレラス指令室。
ういんういんういんういん・・・
デスラー砲の発射スイッチON!
そして臨界、爆発。
同時にヤマトの波動砲が、
切り離した第二バレラス質量兵器ごと
第二バレラスを射抜く!
ええ?デスラー総統これにて一巻の終わり?
あんな壮絶な爆発の中、奇跡的に無傷で
宇宙空間を漂う森雪。
(可哀そうなエマさん)
これもイスカンダルのお導きでしょう。ありがたや。
漂流する森雪を助けたのは、
コスモゼロの古代君でした。
このあたり、なんか所々、
ガンダムな感じを受けます。
♪そしてときがすこーやかに あたためる〜 あい
このまま勝手に休戦状態に入りそうですが。
題名の「たった一人の戦争」とは森雪?古代?
デスラー?あれは独り相撲だろ。
第24話に続きます。
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