2013年10月16日

宇宙戦艦ヤマト2199 #24

「宇宙戦艦ヤマト2199 #24」

日曜の夕方、5時くらいの
TBSテレビで放映してました。

題の「遥かなる約束の地
「約束の地」といえば
ヘブライ語聖書に記された、
神がイスラエルの民に与えると約束した土地
だそうな(Wiki先生)

そんなね・・初めから幸せが約束されていたら
人生も苦労がなくってだね・・。ブツブツ。

あらすぢ
■第24話「遥かなる約束の地」
ガミラスとの死闘の果てにイスカンダルへと
到達したヤマト。イスカンダルの女王スターシャと
謁見するヤマトクルーに、彼女は思いも寄らぬ
ことを告げるのであった…。

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なんか前回の戦いで
デスラーは死んじゃったことになったらしい。

人々の様々な思いを乗せ
ヤマトは青い星イスカンダルへ針路をとる。

大気圏突入前に沖田艦長@車椅子が
館内放送を行う。

「艦長としてひとことだけ言わせて欲しい
 ありがとう・・」

うんうん。そうでしょう。

そして着水するヤマト。
ガミロイドならぬイスカンダロイド(ロボット)が
乗る水先案内船の先導のもと
ヤマトはイスカンダルパレスの港へと
錨をおろす。
CGなればこそ、の水の描写が素敵。
前話でヤマトは艦首ごと総統府ビルに
突撃したんで、艦首にヒッカキ傷が
つきまくっているあたり、なんとも芸が細かい。

ガミラスの侵略行為で
火星と間違わんばかりとなってしまった地球。
それに慣れて久しいヤマトの諸君。

「やっぱ、船は海が一番だな・・」
「ああ・・」
という古代と島の会話。

そして上陸。
いよいよイスカンダル女王との謁見である。
ヤマト側は
真田副長、古代、森、新見、あとユリーシャ。

せっかくココまで苦労して
ヤマトと地球人類はやってきたというのに
この期に及んで、このアマ女王は
「どーしよっかなあ〜。
 あたし、波動エンジンしか
 提供しなかったハズだけど?
 それなのに波動砲なんてブッソウな兵器を
 開発しちゃうような種族は、
 いっそ滅びたほうが、ブナンかもなねぇ。
 ぶっちゃけ、あんたたちに
 コスモリバースシステム
 あげたくないないのよ。
 もうすこし検討させていただきます」
とかとか言っちゃう。
それも高貴な物言いで。

女王とはいえ、いくらなんでもフザケ杉。
やらずぶったくりなんてものじゃない。
なに?ひょっとして、死んじゃった伊東君の認識
(宇宙人なんか信用できない)の方が正しかった?

そんな訳でココへきて私ことPONには
若干ウザキャラだった
ユリーシャの存在がクローズアップ。
良くも悪くも地球人の近くで
ずっと地球人の行動を観察してきたハズの三女。
彼女もヤマトと同行してなかったら
たぶん、スターシャべったりだったろうな。

大マゼランパフェ、食わせてやったろ?
こんな時くらい、地球人類の肩を持てって。
お願いします。

で、待っている間に久々登場
アホ毛看護婦の「原田真琴ちゃん」から
珍しく第一艦橋首脳部に意見具申
話は一挙に「ドキ!?女だらけの水泳大会」と化す。
女王の検討中、しばし彼女たちの
水着シーンをお楽しみください・・。

さすがにユリーシャは参戦しておりません
(おそらくお姉さんのグチに付き合っているのでしょう)
が、ガミラス人のメリダはしっかりと泳いでます。
そしてコメディリリーフになりつつある
篠原副隊長(残念ながらこっちは野郎)
あれだけ地獄を潜り抜けているのに
何故か高いところがニガテなようです。

メリダや山本嬢は第三艦橋付近まで潜ってます。
どんな肺活量だよって気もしますが
彼女たちを見て「自然っていいな
とのたまう第三艦橋留守番乗務員の言葉が
こころに刺さる名場面。

そして諸情報を元にしながら
まーだ検討中の女王。
いい加減にしろと言いたくなりますけどね。
そんな情報の一つ、ガミラス本星から通信。
相手はなんとヒス副総統。
・ガミラス国民はデスラーの裏切りから
 ヤマトに救われたこと。
・ガミラス星としてはもうヤマトにわだかまりがないこと。
・ヤマトは波動システムによる大砲を
 あくまでも自衛のため使っていたこと。
以上を伝えます。

やっぱ、いいやつだな、ヒス君。
モデルになったドイツ第三帝国副総統だった
ルドルフ・ヘスも、単独で講和条約を結ぶべく
イギリスに行ってしまった歴史もあるし。
(もっともあっちは、ヘス個人が
 トチ狂ったから
ともっぱらの・・)

でもでもまだなんかクスぶっている女王。
ホントめんどくせえ女。

ユリーシャから森雪への暴露話や
スターシャの回想などから推察するに

かつてのイスカンダルは
イスカンダル大帝国として、波動技術と波動砲を
フル悪用し、大宇宙を侵略しまくった
黒歴史を持つらしい(いまのガミラスと一緒じゃんw)
結果、国民のほとんどを失うことになった
女王スターシャは
「核アレルギー」ならぬ「波動アレルギー」をもち
とにかく波動技術の「軍用化」を嫌うんだそう。

で、罪滅ぼしの為に現在の「宗教」路線に変更。
滅びゆく知的生命体を助けることを
目下の使命として頑張っている。
それだけに、助けてあげようとした地球人が
波動技術を勝手に転用して武器にしてしまった点
現在でいえば、発展途上国に
原子力発電技術を貸与しただけなのに
勝手に核兵器作られちゃったみたいな・・
そんな点に猛烈に”拒否感”を抱いたようだ。

この星は悲し過ぎる・・

うるせーよ、スターシャ。
あんた、あたま硬すぎですわ。
ま、現実に絶望して「観念・理想」の世界に
逃げ込んでしまった人間ってのは
めちゃくちゃ原理主義、理想主義だったりしますから。
デスラー総統は、物好きというか
そんな平和を願う彼女のために
「君の願いはこの私が叶えてみせる」とか言ってる。
でも、願いを現実にする手段として
彼が選んだのもまた「武力」だったんですけど。



すべて(ガミラス臣民)を捨ててでも
惚れた女に尽くそうとするデスラー。
物語としては美しいとは思いますけど
実社会では完全に間違ってます。
そんなデスラーを修正できるとするなら
イスカンダルとガミラスの大統合・・
つまり奴と結婚することだったと思うけどな。
困ったもんだよ。原理主義の潔癖症。

スターシャは結局、地球人類に
コスモリバースシステムを渡すことにします。

ユリーシャがいろいろゴチャゴチャ
説明していたけれども
コスモリバースシステムは、星の記憶を宿す物質
(なんでもいいから地球産の物資)を
中に入れないと作動しないらしい。
”物資”が覚えている、地球が綺麗だった頃の
セーブポイントまで戻す、という、びっくり技術なんだと。
だからコスモリバースシステムは
イスカンダルで地球産物質をセッティングする
必要があったんだとか。フム。

で、地球産物質の代表としまして
このヤマト船体そのものを
コスモリバースシステムに改造してしまいました。

そして焦点の波動砲、ヤマトの象徴たる
波動砲の穴には大きなバッテン(うそ)が。
封印か、あるいはコスモリバースシステム
搭載したら波動砲が撃てなくなった、のか。
最終回で波動砲ならぬコスモリバース砲を
地球に撃ちこんで、瞬時に地球復活!
だったらヤダな。

さて、ってときに古代進だけ呼び出しを受ける。
ガミラスの捕虜輸送船が間違って
イスカンダルに不時着。
冥王星の戦いで捕虜になった兄貴は
治療もかねて、ここイスカンダルに
滞留していたのでした。死んじゃってたけど。

そしてヤマト絶好調のときのBGMと共に
ヤマトは飛翔。地球へと向かうのでした・・。

守兄さんのお墓からヤマトを見送る女王。

ええ?そういうこと?
守兄貴、重体だったのでは?
やるぅアニキ。だめだめじゃん女王。
デスラーの立場はぁ??


旧作ではスターシャは「宇宙の神秘」「慈しみ」の
象徴だったのですが・・今作は・・ねえ。
自分の人生もいい加減なのに
宇宙なんか救えないだろ、と。言いたい。
ファンの人、申し訳ありません。
以上のこと宜しくお願いいたします。



第25話に続きます。

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posted by PON at 21:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | ヤマト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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