2013年10月7日(月)夜9時55分〜夜10時00分
「男はつらいよ」全48作をハイビジョンで放送します!
毎週土曜日の夜、フーテンの寅さんの48通りの
恋模様をご家族揃ってお楽しみください。
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てなわけで、BSジャパンで
毎週土曜日寅さんやってます。
単純に言えば1年にわたって寅さんが
毎週放送される、と。
寅さんはご存じの通り、人気コンテンツ。
これまで意外とBS・CS等で放映がありませんでした。
最近は地上波でもあまりやらないようですし。
一時期、NHKプレミアムで
「山田洋次が選ぶ日本の「喜劇」50本」という企画が
ありまして、作家が自作に愛着があるのは
当然で、監督もそうしたいところでしょうけれど
さすがに寅さんだけで48本ワク埋まっちゃうしね。
なにより自作品ばかりセレクトしちゃったら
それってどうなの?って感じなんで。
(寅さん第一作と拝啓天皇陛下様は放送した)
完全にうちの都合ですけど
録画用HDDの残り容量が8時間/100時間なので
見ては消し、見ては消しをするしかない。
今後は寅さんをできる限り
時間を見て観劇しようと思っとりますが
・・・果たして間に合うかどうか。
第1作 1969年8月27日
「男はつらいよ 」
光本幸子 志村喬 京都府、奈良県
◆記念すべき寅さん第一作。
30代無職の風来坊が
ある日フラリと帰ってくる。
寅さんは、なんだかんだいって
かなり頻々に実家へ帰ってくるイメージがあるが
第一作なんで数十年ぶり。
このころの寅さんは、どことなく
いつもイラついている。
この頃は、妹のさくらは独身で
大手企業のBG(ビジネスガール)
職種がキーパンチャーってんだから
時代だなあ。
第2作 1969年11月15日
「続・男はつらいよ」
佐藤オリエ 東野英治郎, ミヤコ蝶々, 山崎努
京都府、三重県(柘植)
◆寅さんとさくらは兄妹だが
さくらは正妻の娘。
寅さんは親父が外で作った芸者の子。
マドンナに乗せられ、元芸者の母に
会いに行くが・・母:演ミヤコ蝶々だからな。
あとは推して知るべし。
第3作 1970年1月15日
「男はつらいよ フーテンの寅」
新珠三千代 香山美子, 河原崎建三
三重県(湯の山温泉)、鹿児島県(種子島)
◆寅さんはやっぱ”コミュ障”の人だ。
他人にはエエかっこしいな分
身内にあたるような男。
近くにいて欲しくない。
第4作 1970年2月27日
「新・男はつらいよ」
栗原小巻 財津一郎, 三島雅夫 愛知県(名古屋市)
◆駄馬ワゴンタイガーに全財産を賭けた寅。
見事にひと山あてて故郷に錦を飾る。
おいちゃん、おばちゃんに恩返しを、と
ハワイ旅行をプレゼント。業者に金を持ち逃げされ
とらやに引きこもらざるを得ない一家が
悲しい。財津一郎扮する空き巣に腹立つw
第5作 1970年8月25日
「男はつらいよ 望郷篇」
長山藍子 杉山とく子, 井川比佐志
千葉県(浦安市)、北海道(札幌市、小樽市)
◆寅さんシリーズのヒロインには
実にさまざまなタイプがあって
中には寅さんと所帯を持ってもいいという
奇特な女性もいたのです
(リリー以外に、しかも複数)が、
このヒロイン(長山藍子)はPONが特に許せないタイプ。
自分は結婚するんで旦那と高崎へ行きたい。
↓
実家の豆腐屋と実母を放っておけない
↓
寅さんが豆腐屋で働いてくれるという
↓
じゃあ、あとは寅に任せて高崎行っちゃえ。
この女、たぶん寅がなんで豆腐屋で働くのか
解ってるはず。
”男はつらいが女はずるい”ってことすか?
山田監督。
後から知ったんだけれども
長山藍子 杉山とく子, 井川比佐志
ってTVドラマ男はつらいよの
さくら、おばちゃん、博 のキャスティング
だったんだね。でも許せん、長山藍子。
にしてもすごいのは、第一作目からして
映画のフォーマットがほぼ完成されていることだ。
それと同時代に製作されたドリフ映画とかと比べ
圧倒的に寅さん映画は古びない。
続きます。
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ラベル:土曜は寅さん