最近、ブルーレイとDVDがセットになってる
のが多く、不思議に思っていたのですが
↓ ↓
「(ブルーレイだけで充分なのに)
なぜDVDをセットでつけるんでしょうか?」
チャンネルNECOで放映。
題名だけでスルーしかけたのですが
”阿部サダヲ”出演らしいんで観てみようかと。
「ぱいかじ」とは、劇中でも説明しているが
いやらしい言葉ではなく、”南風”と書く。
沖縄・八重山地方の方言で
南から吹く風という意味だそうな。
チャンネルNECOの放映作品は
”字幕”が出ないものが大半で
この映画も一部演技が下手(声量が小さい)
キャラの声は何言ってんだか、で
聞き取れないところが多数。
んで音量60なんかにしておくと
後でエライこっちゃになり、家人に叱られるのだ。
ぜひ”字幕”対応を検討してほしい。
<あらすぢ>
カメラマンを本業とする男・佐々木は、勤務
していた会社をリストラされ、さらには
愛する妻・佐和子に逃げられ、一人寂しく
暮らしていた。
ある日、佐々木は東京から沖縄へ一人旅立つ。
飛行機から船を乗り継ぎ、辿り着いた島に住む
4人のホームレスと楽しい一夜を過ごした
佐々木だったが、翌朝目覚めると、持って
来たはずの全財産(バッグなど)がなくなっていた。
途方に暮れた佐々木は、都会からやってきた青年
「オッコチ」、関西在住の美女2人組「アパ」
「キミ」と出会う。そんな中、ホームレス4人組の
噂を聞きつけた佐々木は・・・!
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南の島に過剰に憧れる人の”妄想映画”
深く考えず楽しむべきか。
美女二人組が登場してからが本番といえるので
面白くなるまでがちょっと遅かった。
実際、一回は酒飲んでいたこともあって
撃沈しちゃったし。
阿部サダヲは高値安定。
このままで頑張ってください。
佐々木希のキャスティングがよくわからない。
あの人、たしか秋田出身でしょ。
関西人役はかなり苦労したのではないか。
目の保養係・・にしては露出も少ないし。
貫地谷しほりは思ったよりも
胸がある。ただ、これ以上は”ふくよか”に
なっちゃうと”オバサン化”するぞ・・とか
自分のことは棚に上げて書いてみたり。
映画の表現方法にも色々あると思うが
いかにも最近のCMディレクターなんかが
監督した作品といった感じだ。
画面や構図やセリフに頼らない、
映画の空気感で機微を読ませる映画じゃなく、
ずっと阿部サダヲのモノローグに頼る映画運び。
ラストも、散々振り回された挙句
いきなりブン投げられて終了、といった感。
コメディーだからいいのか。
大がかりなコントだと思えばね。
判り易ければいいのだよな・・うん。
真面目な映画作りがしたい、というよりも
映画製作を名目に、南の島で大騒ぎしたかった・・。
そんな空気が伝わってきてしまった。
それこそ南の島の”ユルユル”さ=ぱいかじを
映画化したかったのなら、
充分成功しているんじゃないですか〜?
ところでこれ、原作は椎名誠氏だったんだね。
どおりで・・。
映画館で金払ってまで見たくはない。
「ぱいかじ南海作戦」のロケ地
ぱいかじ南海作戦
監督:細川徹
脚本:細川徹
原作:椎名誠
製作:重村博文/中尾哲郎/中原研一/前田浩子
製作総指揮:大月俊倫
出演者
佐々木 - 阿部サダヲ
オッコチ - 永山絢斗
アパ - 貫地谷しほり
キミ - 佐々木希
マンボさん - ピエール瀧
先生 - 浅野和之
ギタさん - 斉木しげる
ヨシオ - 大水洋介
ざます(アパの親戚) - 宍戸美和公
トラ(ざますの妹) - 五月女ケイ子
アパの元婚約者 - 飛永翼
警察官 - 小渡俊彰
米山社長(佐々木の元上司) - 原金太郎
佐和子(佐々木の元妻) - 目黒真希
AD(CM撮影のスタッフ) - 少路勇介
CM出演の女性タレント - 川満彩杏、桃原遥、芹菜
島のおばさん - 加藤ひろみ、田仲洋子
スーパーの店主 - 知名剛史
エンゾさん - 桑江良美
管理会社の男 - 川満直哉
音楽:櫻井映子
主題歌:星野源「パロディ」
撮影:芦澤明子
編集:菊井貴繁
製作会社
キングレコード
テレビ東京
BSジャパン
アルケミー・プロダクションズ
配給:キングレコード/ティ・ジョイ
公開:2012年7月14日
上映時間:115分
製作国:日本
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