2014年06月18日

ゴジラVSビオランテ

「ゴジラVSビオランテ」

BS日本映画専門チャンネル
「総力特集ゴジラ」より。

キャッチコピーは「超ゴジラ」
勝った方が人類最大の敵になる

前作のゴジラ(1984)と世界観がそのままに
5年も間が空いてのゴジラ映画。
しかも”ビオランテ”なる新型怪獣が出てくる!
私も地元の映画館へ足を運びましたよ。



あらすぢ
ムスメを殺され、狂った博士(演:高橋幸治)が
ムスメのDNA+バラ+ゴジラ細胞をくっつけ
化け物を造り出してしまった。ビオランテである。
自衛隊エリート集団(特殊戦略作戦室)と
スーパーX2がゴジラにまったく歯が立たない
ことが明らかになるや、人類のため?に参戦する。

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映画の前半は、共に観ていた息子も呆れる
ひどいスパイごっこだった。

ようやく登場のゴジラ。
律儀にも横須賀沖を通り
東京湾から首都進撃を目指すが
待ち構えていた、黒木三等特佐(演:高嶋政伸)
率いる東宝防衛隊の攻撃を受ける。

まずは海上自衛隊。
護衛艦はボフォースロケット砲に
アスロック(自衛隊が持つ対潜水艦兵器)
飛んでいるヘリコプター(UH−1イロコイ)は
ロケット砲なんか撃っている。一生懸命。
でもゴジラなんかに効くはずもない。

(撮影は東宝撮影所の大プールだったのでしょうが
 派手に水しぶきが上がるほどに、セット感が
 より鮮明になってしまう。
 特撮の神様、円谷監督も仰られていたけど
 特撮にとって「火」と「水」は鬼門であるらしい。
 それほど再現がむつかしい。
 いくらミニチュアは精巧に作れても
 「火」や「水」を小さくすることは不可能だから)

頑張ったけれど護衛艦「ひえい」タイプと
「はつゆき」タイプが至近距離からゴジラの
放射能火炎の直撃を受けて爆発してしまう。

ゴジラ相手に、艦船が格闘戦やってはいかんな。

んで、護衛艦でゴジラを足止めしている間に
ようやく登場、スーパーX2
前作(ゴジラ1984)で搭乗員全滅、
多くの犠牲者を出した教訓からか、今回からは無人!
今はやりの”無人兵器”である。

自衛隊司令室でそのスーパーX2を
操縦するオペレータ役が豊原功補
そして通信士なんか鈴木京香
何気に豪華じゃないですか、自衛隊。
でも高島一族は大根一家だ・・。

スーパーX2、最大のウリは
”ファイアーミラー”
観音開きの中にダイヤモンドより固い材質で
作られた鏡があり、ゴジラの熱線を
100倍にして撥ね返すのだそうな・・・。

勢い込んだ初戦ではこの自慢の鏡を操り、
ゴジラをビビらせること位には成功するが
まるで子供の喧嘩、ゴジラの方も放射能火炎を
吐くことをやめようとはしない。
我慢比べの結果、自慢の鏡の方が溶け出し
人類側は一時撤退を余儀なくされる。



ゴジラの関東圏上陸は阻止はできたが
今度のゴジラはしつこい。
続いて狙われた名古屋は
サイキッカー(演:小高恵美)が妨害し
三重県沖合をぐるっとまわり
今度は大阪を狙うゴジラ。
スーパーX2は修理する間もなく
一同大阪へ。

今度はゴジラを内部から攻略する。
抗核バクテリアという ―現在の日本も
喉から手が出る程欲しいはず―
つまり核分裂を制御できるバクテリアを
ゴジラ内部に撃ちこむことに。
バクテリアは対戦車ミサイルに仕込み
ゴジラの体内に撃ちこむというスンポーだ。

ここで東宝防衛隊はひとまず支援に回る。
対戦車ロケットを抱えた自衛隊員を
ゴジラの高さのビルへ派遣するんで
配置完了までの時間稼ぎだ。

「出来るか?ファイアーミラー無しで」
「ありったけのミサイルとバルカンでなんとか・・」
何ともならんだろうよw

バルカンも撃ち尽くしたスーパーX2が
ゴジラに撃墜された頃、配置完了する。

部下たちが、ゴジラ接近の怖さもあって
身体に撃ちこんでよしとする中
権藤隊長(演:峰岸徹)はゴジラの口が開くまで待つ。
確実にゴジラの体内へバクテリアを送り込むことに
成功する隊長。

薬は注射より飲むのに限るぜぇ
 ゴジラさん!


ゴジラの怒りが爆発。権藤隊長のいるビルごと
破壊してしまう。名セリフによる名シーンなんだが
演じる峰岸徹さん、残念ながら対戦車ロケット
(カールグスタフかな)の構え方がまるでなっていない。
自衛隊員とは言わないが、ミリタリーマニア
とかでもいい。誰か現場で演技指導を
つけられなかったのだろうか。

白神博士がつぶやく
「もう私のような時代ではないのかもしれない」
三田村邦彦は返す。
「同じ事を繰り返しているうちは
 新しい時代とはいえませんよ」

ラスト、ビオランテは光の粒子となって
天に昇っていくが、裏設定では
地球軌道衛星上で待機状態であるらしい。
地球に怪獣系で危機が迫れば
指揮権の1/3を沢口靖子が占めている
(後の残りはもちろん”ゴジラ”と”バラ”である)
ビオランテが降臨してくれてもよさそうなもんだが
あの日以来、沢口靖子は降臨してくれない。
ゴジラが拒否権発動するのは既定として
とにかくバラは人類が嫌いなようで・・。

こんな映画が、当時東宝に多大な収益を
もたらしてしまったがゆえに・・
ゴジラと東宝映画の再迷走が始まってしまった。



ゴジラvsビオランテ
Godzilla vs. Biollante

監督:
大森一樹(本編)
川北紘一(特撮)
脚本:大森一樹
製作:田中友幸

出演者:
三田村邦彦
田中好子
高嶋政伸
小高恵美
沢口靖子
峰岸徹
金田龍之介
高橋幸治

音楽:すぎやまこういち
撮影:
加藤雄大(本編)
江口憲一(特撮)
編集:池田美千子
配給:東宝
公開:1989年12月16日
上映時間:105分

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(カ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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