CS日本映画専門チャンネルより。
そもそもはOVA6巻ですが
映画版として再編集。
「トップをねらえ! 劇場版」と併せて
「合体劇場版」として公開。
そのうちのパート2だけ放送した模様。
ジブンにはこれで充分でした。
<あらすぢ>
前作から12,000年後の、遠い未来の太陽系。
人類は「宇宙怪獣」と通称される存在と
戦い続けており、その戦力となるのが
「バスターマシン」と総称される兵器群と、
「超・能力」によってそれを動かす
「トップレス」と呼ばれる少年少女たちで
あった。そんなトップレスの中にあって
バスターマシンの19番機「ディスヌフ」を駆り、
撃墜王として最前線で戦うクールな少女、
ラルクは、偶然顔見知りになったアンドロイドの
少女、ノノから「お姉様」と慕われることになる。
「ノノリリ」なる人物に憧れ、宇宙パイロット
になることを目指しているノノは、小型の
宇宙怪獣を生身で倒してしまうような型破りの
アンドロイドだったが、バスターマシンを
動かせる才能を持っているかどうかは不明であった。
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恥ずかしい過去のお話ではありますが
ジブンはこの前作である
「トップをねらえ!」が好きでした。
だけに、パート2の制作が伝えられた当時
初めから見る気ゼロ。
実生活でもちょうどその頃
転職しようと画策中だったことも相まって
アニメなんか見てる暇がなかった時代でありました。
ここへきて初観劇。
エース部隊の名前が「トップレス」であるとか
部隊は超能力者で構成されているけど
ある年齢になると、超能力が無くなり
その時期のことを「あがり」と呼んだり
はたまた「お姉さま」の多用であるといった、
相変わらずの人を喰った設定。
加えてデザインのダサさを演出でカバーするメカたち。
まったくもってガイナックス色。
そしてネタバレですが・・
話の中盤で明らかになる真実。
「トップレス」部隊が宇宙怪獣だと思って
戦ってきた敵とは、昔の人類が
地球を守るために作り上げた
「バ○ターマ○ン群」だった・・。
その「バ○ターマ○ン群」も地球軌道側で
なにも知らない人類をあしらいつつ
太陽系外から襲いくるホンモノの
宇宙怪獣と戦っていたワケで・・
(思春期でイキがる子供を家庭内でいなしつつ
社会で戦っている世のお父様みたいだ)
そんなどんでん返しのような種々の仕掛けや
絵の綺麗さなど、相変わらず
給料分以上の仕事はこなしていると思うけども
別に「トップ〜」を名乗らないでも
勝手に作ってれば?的な内容に思える。
更に前作のインパクトに比べれば
どうにもいまいち及ばず、でありました。
前作の最大のインパクトといったら
OPを歌うアイドルが、壮絶な逃亡劇の後
ヤクで逮捕されたってことだな。
ツッコミどころとしては(以下猛烈にネタバレ)
終盤、地球最後最強のバスターマシン(ノノリリ)と
行きがかり上、たもとを分かつことになる地球政府。
迫りくる宇宙怪獣を迎撃するため
ノノリリやその仲間たちの抵抗を無視。
ついに地球そのものをブラックホール化して
最大の宇宙怪獣にぶつけることを決定する。
我が地球、亜光速まで加速開始w
そこへノノリリから
ちょっと待ったコールがかかる。
ノノリリ。頼むからダメ出しは
いったん地球を元の軌道に戻してからにしてくれ。
キミの抗議中も、刻一刻と地球はハメツしているのだ。
結局、地球はストップさせられる。
だが一時は亜光速まで行っちゃう地球。
そんな地球の環境が無事であるはずもなく・・
ヤンバルクイナどころの騒ぎじゃないだろ。
「トップをねらえ!2」の世界は
前作から一万年後だし
すべての文化が変わっていてもおかしかない。
「カッコいい」とか「実用的な兵器」といった
概念も変わってる筈だが
古い現在を生きる自分にとって
バスターマシンの19番機「ディスヌフ」は
ダサいとしかいいようがない。
さすがに超合金魂化することはないのではないか?
(って書いたらリボルテック化してやんの)
映画:トップをねらえ!&トップをねらえ2!
合体劇場版!!
監督:鶴巻和哉
制作:GAINAX
封切日:2006年10月1日
上映時間:95分
各話タイトル
1 お姉さまと呼ばせてください!
2 お姉さまなんかになりたくない
3 トップレスなんか大嫌い
4 復活!! 伝説のバスターマシン!
5 星を動かすもの
6 あなたの人生の物語
スタッフ
原作:GAINAX
企画:山賀博之、渡辺繁、佐々木史朗、井上伸一郎
原案・監督:鶴巻和哉
監修:庵野秀明
脚本:榎戸洋司
キャラクターデザイン:貞本義行
バスターマシンデザイン:いづなよしつね
フューチャービジュアル:okama
メカニックデザイン:
石垣純哉、コヤマシゲト、撫荒武吉
ノノ 声 - 福井裕佳梨
ラルク・メルク・マール 声 - 坂本真綾
カシオ・タカシロウ 声 - 山崎たくみ
ニコラス・バセロン 声 - 岩田光央
サーペンタイン姉妹
声 - 小林沙苗(姉)、松岡由貴(妹)
ルウ・スン 声 - 甲斐田裕子
ニャーン・ヌォク・チャム 声 - 本名陽子
シトロン・リモーネ 声 - 小林ゆう
ゴウヤ・レイシ 声 - 佐々木望
パシカ・ペシカ・ペルシクム 声 - 伊藤静
カトフェル・パタタ 声 - 園部好コ
ロイ・アニャン 声 - 陶山章央
ヴィータ・ノヴァ 声 - 生天目仁美
ワシーリ・イワノビチ 声 - 近藤隆
美術監督:加藤朋則(スタジオ美峰)
色彩設計:高星晴美
デジタルディレクター:増尾昭一
撮影監督:田沢次郎(T2スタジオ)
3D監督:那須信司(T2スタジオ)
3Dモデリング:ヴューワークス
編集:肥田文(GONZO)
音楽:田中公平
音響監督:なかのとおる
音響プロデューサー:南沢道義
音楽プロデューサー:桜井裕子
アニメーション制作:GAINAX
企画・製作:TOP2委員会
(GAINAX・バンダイビジュアル・
ビクターエンタテインメント・角川書店)
著作:(C)2003 GAINAX/TOP2委員会
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ラベル:トップをねらえ!2