ゴジラシリーズは大きく分けて3期あり
・昭和ゴジラ(対ゴジラ)
・平成ゴジラ(VSゴジラ)
・ミレニアムシリーズ(Xゴジラ)
メカゴジラは
人気が高いためか全てのシリーズで登場する。
しかも名前が題名に出てくる唯一の怪獣だ。
(キングギドラも一応そうだけど)
・昭和ゴジラ(対ゴジラ)
「ゴジラ対メカゴジラ」
→宇宙人(ブラックホール第三惑星人)製
・平成ゴジラ(VSゴジラ)
「ゴジラvsメカゴジラ」
→人類(未来メカ・メカキングギドラを解析)製
・ミレニアムシリーズ(XXゴジラ)
「ゴジラ×メカゴジラ」
→人類(初代ゴジラの死体骨格を流用)製
てなわけで、この映画は「VS」なので
平成ゴジラシリーズのメカゴジラであります。
<あらすぢ>
1992年、立て続けに受けたゴジラ被害に
対応すべく、国連はG対策センター
(U.N.G.C.C:United Nations
Godziila Countermeasure Center)
および対ゴジラ部隊Gフォース(G-FORCE)を
筑波に設置した。G対策センターは対ゴジラ
戦闘マシンの開発計画として、まず1号機
ガルーダを試作。しかしガルーダは攻撃力に
問題があり、新たに2号機の開発に取り掛かる。
まず、海底からメカキングギドラを引き揚げ、
23世紀のテクノロジーを解析。そして、
そこから得られた技術を元に究極の対ゴジラ
兵器メカゴジラが完成した。
1994年、ベーリング海のアドノア島で
翼竜の化石が見つかり、国立生命科学研究所の
古生物学者である大前裕史を中心とした
調査隊が出向いたところ、そこには孵化した
後の卵の殻と孵化していない卵があった・・。
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それまでメカゴジラといえば
宇宙人くらいしか、製造する
資金力も技術力も企画力もなかったんだけど
1990年代になって人類は初めて
メカゴジラという、世界三大無用の長物
(万里の長城、大和、ピラミッド)に
堂々ランクインできるシロモノの開発力が
整ったようである。それは重畳。
「おーらィ、れっつゴぅ、あタっく・・」
原田大二郎のヘタクソすぎる
英語が堪能できる作品。
前回、高島弟が、自衛隊のエース
「黒木特佐」としてゴジラ映画に出演していたが
今度は、Gフォースパイロット青木役で
高島兄が参戦。
兄の出演によってゴジラシリーズで
高島親子二代にわたって出演が実現した。
(本作でもドサクサで高島父も顔出し出演。
そもそもキングコング対ゴジラなど
父はゴジラ映画常連)
その青木氏、妙に軽い男として描かれている。
対ゴジラ兵器一号機として戦闘機「ガルーダ」の
開発にかかわるが、ガルーダは対ゴジラ兵器として
あまりに攻撃力がなさすぎ、と却下。
対ゴジラ兵器二号機、メカゴジラが作られたらしい。
攻撃力うんぬんとかいうが、
それくらい造る前に解かるだろ、と
軽くツッコミを入れておく。
廃棄処分なりかけであったガルーダだが
捨てる神あれば・・で、ひそかに
メカゴジラの背中に合体機能が
組み込まれていたようで、
メカゴジラのブースター兼武装向上を狙い、
合体してスーパーメカゴジラになる。
ガンダムでいえばGディフェンサーですね。
メカゴジラというが、基本は射撃戦なんで
発射母体なら別にゴジラに似せる必要も
ないんだけど、まあいいか。
あとはそう・・ラドンの扱いが酷すぎ。
中尾彬のギョロ目に若干のウンザリ感。
そんなところ。
ゴジラvsメカゴジラ
Godzilla vs. Mechagodzilla II
監督:
大河原孝夫(本編)
川北紘一(特技)
脚本:三村渉
製作総指揮:田中友幸
ナレーター:小林清志
出演者
高嶋政宏
佐野量子
小高恵美
原田大二郎
宮川一朗太
中尾彬
佐原健二
高島忠夫
川津祐介
音楽:伊福部昭
撮影:
関口芳則(本編)
江口憲一(特技)
大根田俊光(特技)
編集:
米田美保(本編)
東島左枝(特技)
製作会社:東宝映画
配給:東宝
公開:1993年12月11日
上映時間:108分
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ラベル:ゴジラVSメカゴジラ