2014年08月12日

ゴジラVSデストロイア

「ゴジラVSデストロイア」

NHKBSプレミアムシネマにて。
ゴジラが誕生60周年ってことで
日本映画専門チャンネルのみならず
NHKも特集に乗り出した。
とはいっても映画放送枠には限りがあり
物好きな日本映画専門チャンネルのように
全作品一挙放送・・というわけにもいかず
代表的かつシリーズの転換期になる
作品の未放映した模様。

■ゴジラ(1954年/日本)
■ゴジラ(1984年/日本)
■モスラ対ゴジラ(1964年/日本)
■三大怪獣 地球最大の決戦(1964年/日本)
■ゴジラVSデストロイア(1995年/日本)
■怪獣大戦争(1965年/日本)
■ゴジラVSメカゴジラ(1993年/日本)
■ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年/日本)
■ゴジラ×メカゴジラ(2002年/日本)

いかにもNHKらしい、よいこちゃん編成だが
今さら「ゴジラ対ヘドラ」とか
「オール怪獣大進撃」とか見せられても
ウンザリするだけだし。
これで賢明なのかもしれない。

あと特集番組
■ザ・プレミアム
「ゴジラの大逆襲〜お前は何者なのか」
■音で怪獣を描いた男 〜ゴジラ VS 伊福部昭〜

で構成されてました。
BS夏ゴジラ祭り



あらすぢ
ゴジラとMOGERAが共闘したスペースゴジラ
との戦いから一年後の1996年、バース島が
消滅し、ゴジラとリトルゴジラが姿を消した。
1か月後、香港に出現したゴジラは従来と違い
赤く発光し、赤い熱線を吐きながら香港の町を
蹂躙していった。バース島消滅は、その地下の
高純度の天然ウランが熱水に反応した結果の
爆発であり、その影響を受け体内炉心の
核エネルギーが不安定になったゴジラは、
いつ核爆発を起こしてもおかしくない状態
であった。
************************

当時、前作の「ゴジラVSスペースゴジラ」を
なんと劇場で観てしまいまして
あまりのデキの悪さに、
ホトホト愛想が尽きてしまいました。
なもんで、この作品の制作発表がなされたとき
ゴジラ死す」といわれても
さもありなん、と思いましたし
ゴジラVSシリーズを半ば義務感から
劇場に出向いていたのですが
ぱったり、足を運ばなくなりました。

時には「メガギラス」と「デストロイア」の区別が
ついていないこともあった位
PONにはどうでもいい作品だったのであります。
まさかNHKの放映で、この作品を
観ることになろうとは思いませんでした。

さて、映画詳細です(ネタバレ御免)

主人公格、山根健吉(演:林泰文)。
たどたどしい演技でどうなることかと心配したが
最後は実況中継者に徹し、物語にはあまり貢献せず。
この人は山根新吉の息子で、新吉氏とは
40年前のゴジラ大戸島襲撃(初代ゴジラの話)で
両親を家ごとゴジラに踏みつぶされ、
「ちきしょう!ちきしょう!」と
叫んでいた少年。
山根博士(演:志村喬)は彼を養子として
引き取っていたんだね。いい博士だな。

その山根健吉が言う。
僕らはオキシジェンデストロイヤ―を
 造らなかった。
 だがオキシジェンデストロイヤーはそこにある


初代ゴジラから半世紀近く。
これだけ化学が発展しているのなら
誰か一人くらいオキシジェンデストロイヤーを
再開発してもよさそうなものだが
歴代のゴジラ映画製作者達にとって
芹沢博士が自分を犠牲にしてまで守った
オキシジェンデストロイヤー製造法が、
現代によみがえるって話は禁じ手だったようだ。

原水爆の象徴=ゴジラをやっつけるためなら
原水爆を上回る悪魔技術を用いてはいけない。

でもここまで神格化しちゃった
ゴジラを殺すには、”伝説”の力でも借りたいところ。

そこで苦肉の策として
オキシジェンデストロイヤーによって
生み出された怪獣デストロイアを
”ゴジラの対の存在”として仕立て上げたのだろう。

ゴジラを完璧に殺せたのは
オキシジェンデストロイヤーだけ。
メルトダウン寸前のゴジラを
オキシジェンデストロイヤーの申し子である
デストロイアで消す、ことを考えついた皆さん。

だから山根健吉の先のセリフは
ゴジラ製作者の声を代弁していたようにも聞こえ。

・・その割に弱かったけれど。
いよいよ話が”ゴジラがいかに死んでゆくか”に
焦点が絞られるや
用済みとばかりに、いきなり
スーパーXVによって強制退場させられてしまう
デストロイアがいと哀れ。

オキシジェン結局関係なかったし。

エイリアンUを意識したのか
(動体探知機も出てくる)
ゴジラ映画らしくもない
等身大のモンスター(デストロイア子供)と
人間との室内射撃戦も展開するが
東宝も慣れないことするもんじゃない。

挙句に「自衛隊に出動要請!」とかほざくが
では出動要請前に大騒ぎしてた
あの特殊部隊はどこのなのか?
→「警視庁の特殊部隊SUMP」何だそうな。

今回、Gフォース予算切れ
(一説には冷凍兵器を持ち合わせていなかったらしい)
のため、ゴジラ迎撃は自衛隊にお任せ。
何のためのGフォースなのか。
ただGフォース司令官(中尾彬)が
眼をギョロっとしてるだけ。

山根健吉の姉がニュースキャスター
いしのようこ。はっきりって大根。

VSシリーズに連続出演してた
ゴジラ追跡エスパーの小高恵美。
今回はヘリに乗ってるばかり。
私も用済みね」と自嘲する。

妙に活躍(姿を見せる)アメリカ帰り
もう一人のエスパーに大沢さやか。
彼女、Wiki先生によれば
二代目ルパンの栗貫の奥さんらしい。
へー。

高島兄は今度は黒木特佐役で出演。
なんでだ?
大人の事情により高島弟が
出演できなかったにしてもだ、
VSメカゴジラの「ガルーダ=青木」で
いいじゃん。兄弟だからどっちを
キャスティングしてもいいだろ?的なアバウトさ。

それから篠田三郎(演:東光太郎)。
いくらウルトラマンの力を棄て
人間として困難に立ち向かってゆくことを
信条にしたとしても・・だ。
今度もウルトラマンタロウに
変身してくれなかったのには失望した。

そういや主人公は
もう豚郎とは呼ばせない、でおなじみの
辰巳琢郎さんでした。



ゴジラがメルトダウンというが
劇中の説明だと
「ゴジラの心臓が1200度を超えると
 メルトダウン。周囲に猛烈な放射能を
 まき散らしつつ、地中奥深く沈んでゆく!
」と。

・・それって今の福島の地下なんじゃないか?
フクイチは1〜3号機までメルトダウン状態だし。

ゴジラvsデストロイア
Godzilla vs. Destoroyah

監督:
大河原孝夫(本編)
川北紘一(特技)
脚本:大森一樹
製作:田中友幸/富山省吾

出演者:
辰巳琢郎
石野陽子
林泰文
小高恵美
大沢さやか
村田雄浩
上田耕一
河内桃子
高嶋政宏
中尾彬
篠田三郎

音楽:伊福部昭
撮影:
関口芳則(本編)
江口憲一(特技)
大根田俊光(特技)
編集:
長田千鶴子(本編)
東島左枝(特技)

製作会社:東宝映画

配給:東宝
公開:1995年12月9日
上映時間:103分

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(カ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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