2014年08月13日

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦

BS日本映画専門チャンネル
「総力特集ゴジラ」より。

昆虫としては蛾(モスラ)じゃなくて
今度はトンボが相手。
登場怪獣はゴジラ、メガギラス、
メガヌロン、メガニューラ。
戦いの舞台は水没した渋谷。

ちなみに”とんぼ”繋がりなのか
極楽とんぼがカメオ出演。
この頃は彼の居場所が
まだあったようですね。
ホント思うのですが、極楽とんぼのような
特撮門外漢をゴジラ映画に出演させる
メリットって何なんでしょう?
吉○興業から金でも入るのか、
はたまた別映画のバーターか?



あらすぢ
1954年、初めてのゴジラ東京襲撃によって
大阪に首都が遷った。1966年、東海村に
上陸したゴジラにより原子力発電所が
破壊され、日本政府はゴジラの攻撃目標に
なるため原子力発電の永久放棄を決定した。
1996年、原子力発電の代替を目標として
プラズマエネルギーの開発が行われていた
大阪の「クリーンエネルギーファクトリー」
がまたもゴジラに破壊されるのだった。
奥村知治と共に生き残った辻森桐子は、
1996年の13人の自衛隊員出動作戦で
隊長の宮川卓也を亡くしており、
復讐としてもゴジラ打倒に生命を懸けていた・・。

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この前の作品「ゴジラ2000 ミレニアム」
あまりに酷すぎとの作品評が
PONまで伝わってきたため、この時期も
個人的にゴジラシリーズから
遠ざかってました。んだもんで今回が初観劇。

メガギラスというがメカゴジラみたいに
メカ怪獣が今度の敵なんだろ?と
あの頃テキトーに考えていたのですが
メカじゃなくってメガ。
メガMACの”メガ”だったようです。

ゴジラ映画でもガメラ映画でも
怪獣と戦った男に、永島敏行。
彼、永遠に現場の長役がお似合いで
ビジュアル的に司令官とかには向かないかな。
でもあんなタイプの軍人さんばかりなら
我が国の防衛は安心できそうな気もする。

その永島敏行を上司に持つのが
田中美里隊員。ひそかに慕いながらも
映画冒頭の対ゴジラ作戦にて
自身の身代わりに目の前で戦死されてしまう。
そのトラウマをバネにリーダーとして
そして死を恐れない女戦士として成長する。
前からきれいな女優だとは思っていたけど
演技がこれほど大根だったとは・・。
あと余計なお世話と思いますが
眉間のシワがね、観ていてツライ。

今回の敵「メガギラス」は
そもそも防衛軍(Gクラスパー)が余計な実験を
山梨県だかの廃校で実施したことにより発生した。
実験が予期せぬタイムトンネルを造り出し
そこから古生代の大型トンボが現れる。

グーゼン実験を目撃した、昆虫博士小学生が
付近で古代トンボの卵を発見。
一家が東京に引っ越すことになり、
卵も引っ越し先に持ってくる
やっぱ怖くなって渋谷のドブ川にドボン。
メガヌロン大繁殖→渋谷大水没→メガニューラ大発生
→合体→メガギラスという流れ。
ツッコミどころ満載ですけどね。

補足説明として、防衛軍の”余計な実験”とは
ゴジラにマイクロブラックホールをぶつけ
消滅させる作戦の予備実験なんだって。
そんな実験を山奥の廃校なんかでやるなよ、と。
そしてその割に小学生に
突破されてしまうようなザル警備って何?と。
日本らしいといえばその通りだけど。

メガヌロンもマニアにはご存知のことながら
映画「空の大怪獣ラドン」に出てきました
巨大トンボのヤゴでラドンの好物です。



怖くなった小学生は、簡単にタナカ特殊部隊隊長に
アクセス。すべてを打ち明けました。
「大丈夫、あなたのせいじゃない。
 あんな所で実験した私たちが悪いの」
まったくもってそのとーりです。

そしてついにゴジラ出現。
太平洋で背びれを出しながら泳いでいる彼。
対ゴジラ防衛軍、Gクラスパーは
もはやウルトラメカレベルになったヒコーキを
ワンダバで出撃させる。
あれだけかっこよく飛び立っておきながら
田中隊長は黒々としたゴムボートを投下。
隊長は単身、軽装でゴムボートを駆使。
ゴジラの背中に上陸することに成功する。

その目的とは発信機の撃ちこみでした・・。
なにそれ?発信機ってそんな近くないと
撃ちこめないの?
タナカ隊長はゴジラの放射線で即死でもおかしくない。
隊長、それは壮挙ではなく暴挙です。

谷原章介も演技下手だな。
昼間にメレンゲでも食べている方が相応しい。

怪獣映画の人間関係なんてあまり興味ないんで
じっくり観ていなかったんだけど
最後の方で急に伊武雅刀が悪者になってた。

一度見ればもういいなあ。これも。



ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
Godzilla vs. Megaguirus

監督:手塚昌明
脚本:柏原寛司/三村渉
製作:富山省吾

キャスト
辻森桐子:田中美里
工藤元:谷原章介
新倉誠:勝村政信
美馬和男:池内万作
早坂淳:鈴木博之
細野精一:山口馬木也
奥村知治:山下徹大
宮川卓也:永島敏行
山口剛:中村嘉葎雄
早坂薫:かとうかずこ
杉浦基彦:伊武雅刀
吉沢佳乃:星由里子
政府関係者:上田耕一
海上自衛隊幹部:黒部進
特G対受付:加藤茂雄
渋谷でメガヌロンに襲われる若者
:TOMO(ユウジ)、梛野素子
水道局員:極楽とんぼ

音楽:大島ミチル
撮影:岸本正広
編集:普嶋信一

配給:東宝
公開:2000年12月16日
上映時間:105分

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(カ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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