また観ちゃったよ。西暦災害シリーズ。
西暦災害系は大きく分けて
隕石が落ちてくる話”アルマゲドン”系と
地球寒冷化話”デイアフタートゥモロー”系に
分類できたりします。
アルマゲドンもブルースウィルス版以来
自称後継者映画が脈々と続いているけど
この作品は地球寒冷化話ね。
ひとつ言わせてもらえば・・
西暦ついている作品に名作なし!
<あらすぢ>
オゾン層破壊により氷河期に突入した
地球を救うべく立ちあがった男の戦いを
描いたパニック映画。オーストラリア沖で
気象観測船が遭難し、乗組員たちが
凍結遺体となって発見された。調査に
乗り出した気象学者ジャックは、
オゾン層に入った亀裂からマイナス70度の
超低温大気が地表に降り注いでいることを
突き止める。亀裂が世界各地に拡がっていく
中、オゾン層でミサイルを爆発させることで
亀裂を修復する作戦が実行に移されるが……。
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”極悪寒冷前線”がやってきた!
地球(というかオーストラリア)が大ピンチ!
以上、そんな映画。
やさぐれ気象学者が親友の異常な死に方に
ホンキを出し、取り合えず家族を守るために
奮戦します。
今回の地球の危機は大気汚染によるオゾン層破壊。
それが限界に達して「中間層」とかいう
上空の寒いところから、これまた極寒空気が
吹き降りて寒冷前線化したものであるらしい。
(オゾンホールはもはや一般人でもナジミだが・・
オゾン層が地表を守っているのは
極寒空気じゃなくて紫外線じゃないのか??)
名前の通り”前線”なんで
極寒空気の”壁”がだんだん迫ってくる仕組。
壁に触れるそばから万物は凍り付く。
バナナで釘が打てます。
なお主人公の親友も乗ってた気象調査船が
前線と交差した瞬間、フリーズドライで
お亡くなりになった模様。
ビジュアルでもわかりやすい。
で、しばらくは助かった死んだ
凍った、凍らなかったと大騒ぎが続き
オーストラリア海岸線一帯で
寒冷前線と人間の命がけの鬼ごっこが続きます。
とりあえず”火”のある所とか
発電機を独自に設置している公共施設なんかに
逃げ込めれば吉。止まっている車の中はNGです。
そのまま走って逃げるなら吉ですが。
でもこの安全地帯ルールも例外有りまくりで・・
米軍空母が凍り付いてしまうってのはどうなの?
空母の原子力の火って
主人公の家族が籠る暖炉の火に負けてしまうの?
主人公は疎まれている上司(彼は米本土に
居るのであまり危機感がなく、かなりの温度差)
に事態の収拾方法を進言しますが
「あー判った。でもこっちでも専門家対策
チームが、よろしくやってるから
お前が心配することじゃない」
と電話を切られてしまう始末。
上司との関係は常に良好にしておきましょう。
で上司チームが考えていた案てのが
”オゾン穴に化学的ナントカをバラマキ、
ミサイルを撃ちこんで発散、穴をふさぐ”作戦。
もちろん失敗、穴が世界的に分散して大惨事。
主人公イチオシの案も
”オゾン穴に化学的ナントカをバラマキ、
ミサイルを撃ちこんで雷を発生、穴をふさぐ”
というもの。
もうこの辺テキトーに観てたんで
細かな(聞いたところでどうせしょーもない)
理屈は覚えてませんが
違いは”雷”は発生させるところかな。
で、仕方ないんで主人公案はオーストラリアの
ローカルPC環境で軌道計算やら
チマチマと行っているため遅々として進まず、
そのうち、協力してくれてる同僚が病気でぶっ倒れ
主人公自らが、なんと薬を求めて凍った街へ。
そんなことやってる場合か?
以後、そんなぼんくら主人公の代わりに
流れで引き継ぐことになった娘さんが
膨大なシミュレート資料を
アメリカ本土にデータ転送しようと苦戦したり・・
(とんでもなく”ザル”な主人公側)と
あらゆる障害が主人公の行く末を適度に邪魔します。
あとは・・もういいですよね。
主人公案で地球環境も家庭争議も解決しました。
ちゃんちゃん。
もう二度と観ません。
監督:ブライアン・トレンチャード・スミス
製作:ステファン・ウォドスラフスキー
ジーナ・ブラック
脚本:ジェイソン・ボルク
撮影:マーク・ウィンドン
音楽:マリオ・セヴィニー
出演:マイケル・シャンクス
アレクサンドラ・デイヴィス
ブルース・デイビソン
インディアナ・エヴァンズ
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ラベル:サイレントワールド 2011