日本映画専門チャンネルにて放送。
TV波初放送だとか。
地上波じゃないがCSも立派なTV波。
あまちゃんの「ミズタク」(水口琢磨)以来
なにかと気になってた松田龍平が主役だったんで
録画観賞してみる。
<あらすぢ>
出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくり
に取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で
第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。
玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、独特の
視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書
「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に
迎えられる。個性的な編集部の面々に囲まれ、
辞書づくりに没頭する馬締は、ある日、林香具矢
という女性に出会い、心ひかれる。言葉を扱う
仕事をしながらも、香具矢に気持ちを伝える
言葉が見つからない馬締だったが……。
馬締役で松田龍平、香具矢役で宮崎あおいが出演。
監督は「川の底からこんにちは」
「ハラがコレなんで」の俊英・石井裕也。
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題名の”舟を編む”とは
言葉の海という大海を渡る”舟”=辞書の
編纂、といった意味。
松田龍平もな〜。
単にカッコつけるばかりじゃなく
コミカル面でもあとちょっと強くなれば
更にいい役者になるんだけれど。
あまちゃんのミズタク
「いっぱんだぁ〜んしぇい」のように
やればデキると思うんだけども。
阿部ちゃん(阿部寛)みたいな好例も
あるだろうに。
「なんで筆をえらんじゃったかなあ
戦国武将じゃないんだからさ・・」
松田龍平の先輩編集者役にオダギリジョー。
辞書なんかこれっぽちも興味ない
オダギリジョーは本社でシクって島流しされ
適当に辞書編集に従事していたが
だんだんオノレの仕事に愛着も湧いてくる。
元々、仕事好きの有能野郎なんで
言葉への執着心以外は社会人として
イマイチな主人公、松田龍平をサポートするいい奴。
ヒロインの宮崎あおい。
登場シーンからして結構神秘的だったので
もう少し浮世離れした神がかり的な能力を持ち、
話を救うキャラなのかと思っていたら
かなりフツーの女性だった。
辞書って奴はそう数が出るものではないし
時間もかかるし、経営者側としては
できれば作りたくない存在らしい。
主に会社のハク付けが理由で
体力のある出版社だけが
ほとんど意地で編集業務を継続している。
(白×書房や竹○房の辞書なんてあるのかw)
そんな折、昨今の出版不況から
リストラを断行したい出版社のお偉方
村越局長(演:鶴見辰吾)がついに編集部へ。
彼と辞書編集部の間で、継続か廃止かの
丁々発止の駆け引きが、もう少しあるのかと
思ったら・・全然そんな描写がなくって
村越局長が物わかりよかったから
辞書編集部は助かった次第。
テレビ放送なんかで一度観てしまえばよいか。
スタッフ
監督:石井裕也
原作:三浦しをん
脚本:渡辺謙作
撮影:藤澤順一
キャスト
松田龍平:馬締光也
宮崎あおい:林香具矢
オダギリジョー:西岡正志
黒木華:岸辺みどり
渡辺美佐子:タケ
池脇千鶴:三好麗美
鶴見辰吾:村越局長
伊佐山ひろ子:佐々木薫
八千草薫:松本千恵
小林薫:荒木公平
加藤剛:松本朋佑
宇野祥平:宮本慎一郎
森岡龍:江川
又吉直樹:戸川
斎藤嘉樹:小林
波岡一喜:編集者
麻生久美子:ポスターの女優
製作年:2013年
製作国:日本
配給:松竹、アスミック・エース
上映時間:133分
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