気骨あるTV東京の
これまた気骨ある”午後のロードショー”枠
にて放送。
お前らの午後なんかこの程度の映画で
お茶にごしてりゃあいいんだよノシ
ってな感。
そこまで口は悪くないだろうが
たまにはB級も観ておかないと
なんだかんだ言っても全米一位映画の
ありがたみが解からなくなると
いうものですよ。
<あらすぢ>
史上最大の彗星コペルニクス″が地球に接近。
その時、300mの隕石の欠片が地球のアラスカに
衝突する。その近くにいた物理学者
ジェームス・メイフィールド博士は
なんとか生き延びて、自宅に帰る。
自宅では息子のシェーンと、新しい妻で
息子の高校の先生でもあるシンシアが、
ギクシャクした関係を続けていた。
ジェームスは隕石が落下してから頻発
する地震と、電磁波の影響が心配になり、
夕陽の沈む方角がいつもと違うことから、
転極″という恐ろしい危機に直面していると
予測する。。
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期待どおりどうでもいい映画 。
まずCGがテキトーすぎ。
博士の馬鹿息子、彼の行動が妙にムカつく。
すぐそこまで異変が迫っているってのに
彼女候補を自分のものにするために
チキンレースを開催する。
レース開始とともに地球の異変が
大地に裂け目を作り、ライバル男は裂け目に
むかって呑みこまれてしまう。
勝ったの・・か?
でも大地の裂け目が今度はバカ息子に接近。
たちまち、ひとり逃走するバカ息子。
逃げるなら彼女候補と一緒にいけよ、
パパ博士が、状況を改善できるのは
自分しかいないと決意。
家族を置いて、とりあえず基地に向かおうとする。
するとバカ息子は・・
「僕らを見捨てるの?」
とか言う始末。日頃はパパ博士のこと
大して大事に思っていないくせによ。
逡巡した上で言い訳かますパパ博士に
まったく聞く耳持たないバカ息子。
別に家族みんなで米軍基地に行けばいい話だろ。
あほすぎる口げんかで、貴重な時間を
おもいきり無駄にする博士一行。
この世界では、地上で電子機器のスイッチを
入れるや「電磁波雷」なるものが襲ってくる。
その「電磁波雷」から身を守るため
ウォークマンですら使用禁止なのに
車で避難する博士一行。
ヘンに行動力はあるし、事態の解決策に一番
近いところにいる博士。だがコミュ障なんで
業界およびお上からは不人気な人。
こういうメンドクサイ博士と
中央政府をどう交差させるかが、
この手の映画の鍵。
(インディペンデンスデイだと博士の別れた妻が
大統領の秘書兼恋のライバルという・・
もの凄い設定だった)
ところがこの博士も、実のオヤジが現役空軍大将。
昔、親子げんかをして以来、疎遠だったとか。
なんたるご都合主義。
他にも、亀裂に飲み込まれそうなママを
助けようと、バカ息子はおもむろに
自分のジーンズベルトを外してこれに対処する、とか。
すべてがこんな感じ。
結局、アルマゲドンにつきものの
”隕石”が混乱のきっかけではありましたが
博士がシャトルに乗って破壊しに
行くわけでもなく、その後に起こった
”転極”による電磁波雷で右往左往、
そんなお話だったのでした。
観て損した。あーあ。
アルマゲドン2009
Polar Storm
監督:ポール・ジラー
脚本:ポール・ジラー
原案:ジェイソン・ボルク
製作:ブリアンヌ・ハートリー
製作総指揮:
リサ・ハンセン
ポール・ハーツバーグ
カーク・ショウ
音楽:マイケル・リチャード・プロウマン
撮影:マーロン・トッド・ウィリアムズ
編集:ゴードン・ウィリアムズ
公開:2009年3月28日
上映時間:98分
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ラベル:アルマゲドン2009 彗星衝突!