TSUTAYAでレンタル。
第70回ヴェネツィア国際映画祭
オリゾンティ部門で公式上映され、
上映後は約1200人の観客から
7分間のスタンディングオベーションを
送られた。
う・・うーーん。
こんな映画に?7分間も?
スタンディングオベーション??
<あらすぢ>
極道・武藤組の組長・武藤大三は、
服役中の妻・しずえの夢でもあった、
娘のミツコを主演にした映画製作を決意する。
映画の神様を信じるうだつのあがらない
映画青年・平田純と、通りすがりの普通の
青年・橋本公次を監督に、スタッフや
キャストは全員自分の子分のヤクザで
構成した。さらに、武藤組と対立する
池上組の組長で、ミツコに恋心を抱く
池上純と池上組全体を巻き込んで、
事態はとんでもない方向に進んでいくのであった。
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先日、先行で記事にしましたけれど
やっぱ
「♪全力歯ぎしりレッツゴー」は
外せないか。
あの劇中CMは、ヤクザの娘ミツコが
10歳(演:原菜乃華)時の
センセーショナルデビューCMという設定。
これから更に芸能界で飛躍する、って時に
父の武藤組が池上組の襲撃にあう。
留守番していた武藤組長の妻(演:友近)は
これをひとりで撃退するが刑務所入り。
娘の芸能人生命も絶たれてしまった。
それから10年。
・芸能人という夢を壊され
人生をこじらせてしまった娘、ミツコ
(演:二階堂ふみ)
→たまーにタモリ倶楽部に出ている、
それ程気になる女優じゃなかったが
結構魅力的じゃないですか、この映画じゃ。
・出所が近い妻に娘主演映画を見せてやりたい
と願う組長(演:國村隼)
→コワモテヤクザ役を演じてくれる人も
もはやこの人くらいになってしまった。
・武藤組襲撃時に偶然出会った
ミツコに惚れてしまった池上組組長
(演:堤真一)
→相変わらず楽しそうに仕事されててグウ。
・知識は膨大だが一本も映画を撮ったことがない
映画バカ(演:長谷川博己)
→かつての監督自身と思われ。
・ただ巻き込まれた若者(演:星野源)
→星野って、このヒトなんなの?
とかいった10年前から因縁の面々が
融合した時、画面がサクレツする。
とにかくあきれた。
最後は画面真っ赤っか。お口アングリ。
よく商業ベースでつくったな。
和製キルビルといえば聞こえはいいかも知れないが。
クリエイティブな世界に生きる人は
やっぱどこかオカシイのかもしれない。
ある意味”地獄”であって
地獄でなぜ悪い、と居直るほかないのか。
まあ〜、一般受けはしないわな。
もうこの人の映画は観ない。
キャスト
武藤大三:國村隼
池上純:堤真一
武藤ミツコ:二階堂ふみ(現在)/原菜乃華(10歳)
武藤しずえ:友近
平田純:長谷川博己(現在)/中山龍也(高校時代)
橋本公次:星野源(現在)/伊藤凌(高校時代)
谷川カメラマン:春木美香(現在)/青木美香(高校時代)
御木カメラマン:石井勇気(現在)/小川光樹(高校時代)
佐々木鋭:坂口拓(現在)/中田晴大(高校時代)
木村刑事:渡辺哲
田中刑事:尾上寛之
オマワリ:水道橋博士
鈴木剛:山中アラタ
松野拓行:市オオミヤ
真田龍太:本城丸裕
正造:菊池英之
みつる:仁村俊祐
吉田國広:土平ドンペイ
ロッコ:橋本まつり
サッチ:皆川尚義
正太:清水智史
千葉義紀:山本亨
小室哲夫:野中隆光
飯塚信弘:中泉英雄
住田:諏訪太朗
ヒットマン:北村昭博
夕暮太郎:児玉拓郎
増田:板尾創路
佐藤:裴ジョンミョン
木下プロデューサー:石丸謙二郎
店主:でんでん
映写技師の小野さん:ミッキー・カーチス
モギリの大谷さん:江波杏子
吉村みつお:永岡佑
ジュンコ:神楽坂恵
マサコ:岩井志麻子
池上の女:つぐみ
ヨシコ:成海璃子
マスター:深水元基
ウエイトレス:ぼくもとさきこ
スタッフ
監督・脚本・音楽:園子温
音楽:井内啓二
撮影:山本英夫
編集:伊藤潤一
配給:キングレコード、ティ・ジョイ
製作:「地獄でなぜ悪い」製作委員会
(キングレコード、ケー・エイチ・キャピタル、
BizAsset、ティ・ジョイ、ガンジス)
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