今年の2月25日にハリウッド版
「GODZILLA ゴジラ 2014」が
レンタル開始の模様。
何だかんだ言っても
おそらく借りてくる気マンマンな自分である。
この作品はそれじゃなく先輩にあたる作品。
「日本映画専門チャンネル」にて、
”ゴジラ生誕60年のメモリアルイヤー
作品一挙放送”の中で放送されていたもの。
”日本映画専門”チャンネルなんだけども
その辺は勘弁してください。
てなわけで久々に再観劇。
今度は息子と一緒に。
<あらすぢ>
南太平洋で、日本の漁船が謎の生物に
襲われ沈没する事件が起きる。某保険会社
から派遣されたと語るフィリップ・ローシェは
唯一の生存者となった老船員から何を
目撃したか問い出し、朦朧としながらも
恐怖に染まった言葉で
「ゴジラ…ゴジラ、ゴジラ」という名を紡いだ。
翌日のチェルノブイリにて、放射能が生物に
与える影響を調査していた生物学者の
ニック・タトプロスは米国務省の要請で
パナマに向かう・・。
************************
息子(7歳)はそれなりに楽しんでいた様子。
しかし子供の目から見ても
とりあえずの主人公無双補正と
ニューヨークのイエローキャブの
頑丈すぎるタイヤとサスには呆れ気味でありました。
初見の時も思ったけれど
カイジュー映画に全138分は長すぎだ。
あと30分は短縮できるだろう。
っつーかすべきだ。
・ジャン・レノと仏特殊部隊の正体明かし
・出世欲旺盛なヒロインと主人公の
喧嘩と和解と色恋
・一回目のゴジラNY上陸
・マジソンスクエアでの子供ゴジラとの
追いかけっこ
・マンハッタンでのイエローキャブの
大活躍シーン
それぞれ数分短縮するだけで
かなりテンポがよくなるだろうに。
マジソンスクエアの子供といえば、
いくらなんでもミニラの数多すぎだろと
この辺も斜めに見ていたんだけど
今回のゴジラはフランスの南洋原爆実験の影響で
放射能変異した海イグアナという設定。
ネットによればイグアナは一度に数十個の
卵を産むんだそうで、子供の数が
二ケタに届くのは案外間違っていないようだ。
(にしても大杉だが)
アメリカは「我が軍最強」なんで
何が何でも現代兵器で片付けないと
”ウソ”であるようだ。
結局最後は西側のスタンダードな対艦ミサイル
”ハープーン”を12発ブチ込んでケリ。
<ご参考>
「ハープーンミサイル」全長3.8m 重量691kg
TNT(高性能火薬)弾頭重量 272kg
射程距離 124km以上 速度マッハ0.86
マグロに大喜びして、卵を産みまくり
最後はハープーンなんかでやられてしまうから、
X星人に所詮は”イグアナ”と言われてしまんだよ。
ハープーンなんか、と書いちゃったが
弾頭重量 272kg*12発=3,264Kg。
ちなみに広島型原爆の核分裂反応1kg弱
(=TNT火薬約16,000kg)
だそうなので、単純に言えばイグアナゴジラは
広島型原爆の1/5の威力で死亡したと
考えられる。かなりテキトーな計算だけど。
広島型原爆1/5でようやく死んだゴジラを
スゴイとみるか、大したことないとみるか。
”ゴジラ”とは大怪獣という称号を許される
唯一の名前だから・・。
やっぱイグアナの化け物と見られても
仕方なさそうです。
なお、日本の怪獣学の権威博士(誰?)によれば
このNYゴジラはゴジラではないそう。
でもこんな映画に発奮して
本家の凄さを見せてやると東宝が作った映画が
「ゴジラ2000 ミレニアム」でしょう。
似たり寄ったりだな。
息子は、この映画と前後して
ジュラシックパークも観ちゃったんで
「なんかこないだ観たゴジラに似てるね」と
こぼしておりました。
GODZILLA
監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:
ディーン・デヴリン
ローランド・エメリッヒ
原案:
テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
ディーン・デヴリン
ローランド・エメリッヒ
製作:ディーン・デヴリン
製作総指揮:
ウィリアム・フェイ
ウテ・エメリッヒ
ローランド・エメリッヒ
出演者:
マシュー・ブロデリック
ジャン・レノ
マリア・ピティロ
ハンク・アザリア
音楽:デイヴィッド・アーノルド
撮影:ウエリ・スタイガー
編集:
ピーター・アマンドソン
デイヴィッド・シーゲル
製作会社:
セントロポリス・エンターテインメント
配給:
アメリカ/トライスター・ピクチャーズ
日本/東宝
公開:アメリカ/1998年5月19日
日本/1998年7月11日
上映時間:138分
製作国:アメリカ/日本
************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
↓ ↓ ↓
