2007年09月06日

西村慶明氏とトミックスブランド

西村慶明 氏といえば
鉄道、艦船などといった「男の子」が
大好きな分野系でご活躍の
精密かつさっぱりとしたテイスト絵で
(その筋では)知られるイラストレーター。

Kaetu.gif
無許可転載。ごめんさない。

KHKN1000K.jpg
イイと思いませんか?
このさらっと感&精密感がたまらなくて。

えーーと、またまた皆さんを
置き去りにしますけれども、
PONの鉄道好きは実はこの方の
イラストにめちゃめちゃ惹かれたところが
大きいのです。

当時の鉄道模型は大きく分けて2つしか
メーカーブランドがありませんでした。
「トミックス」と「KATO(関水金属)」です。
当時、オモチャ屋で偶然見かけたのが
トミックス(TOMIX)の
大きな鉄道模型セット。
(基本セットNo2)

この箱のデザインにほんと参りました。
なんて子供の購買欲をくすぐるのか!
あまたの親御さんの財布の敵です。
すごいぞ当時のTOMIXのデザイナー。

ブルーのハコの裏面には
西村慶明氏の精密画が白線で
箱いっぱいに描かれていまして
そのセット内容をリアルに立ち上げると
こういう風景になりますよ!と
子供でもわかる仕組み。

トミックスは当時からブランドイメージと
統一感を非常に大事にする会社だったようで
必ず、「+α」のオシャレ感がありました。
カタログの写真を見ると
当時はまだめずらしかった「フローリング床」に
無造作に鉄道模型が展開され
その横にはなぜか「ブランデーグラス」と
「間接照明機器」&「観葉植物」が
置いてあったりする。大人の趣味wってやつを
演出したかったのかな。

実用一辺倒だった「KATO(関水金属)」
ブランドと違い、今に至るまで、PONが
トミックスというブランドになんとなく
女性的イメージを持つのはこのためかもしれません。



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posted by PON at 21:37| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>REALLIFE様
こんな記事にまでコメント
ありがとうございます。

>箱絵というものは、魅力を感じますよね。
田宮を代表とするAFVのプラモボックスアート
なんか特にいいですよね。
亡くなりましたが「小松崎茂」さんのような
近未来(そう言われ続けているのに未だ
チューブカーやパーソナルヘリコプター、果ては
原子力飛行機(恐)は実現せずw)の
大風呂敷イラストなんかそそられました。

>私も模型の箱とかが好きで買っちゃう
>なんてこともありましたよ。
おお、さすが元?男の子。
でもそれをやっていると、どんどん
財布が薄くなってしまうんですね〜
怖い怖い。原子力飛行機よりも怖いw
Posted by PON at 2007年09月10日 12:46
>雅王様
先日は、リンク承認有難うございました。

TOMIXの裏箱のイラストをご存じだったとは
うれしい限りです。さすが?同年代。

>箱イラストには惹かれてましたが、
>描いてる方は知りませんでしたよ
>(勉強不足)
はは。こんなものに勉強もなにもw
自分もたまたまネットを徘徊して
そんな情報を得たもので、ひょっとしたら
記憶違いかも?(TOMIXセットボックスに
精密な箱絵があったのは事実ですが、その
作者が彼であるかどうか??)との疑念が
いまだに10%位残ってます。
それなのにこんな記事にしてしまって(苦笑)
Posted by PON at 2007年09月10日 12:41
箱絵というものは、魅力を感じますよね。パッケージとしての顔を務める部分だと思うし、凄く重要だと思うんですよ。
これがあるからジャケ買いなんてCD購入方法もあるんだし(笑)私も模型の箱とかが好きで買っちゃうなんてこともありましたよ。
Posted by REALLIFE at 2007年09月09日 16:08
私もKATOよりTOMIX派でした。
が、箱イラストには惹かれてましたが、描いてる方は知りませんでしたよ(勉強不足)。
いい情報いただきました〜。
Posted by 雅王 at 2007年09月07日 00:26
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