何をトチ狂ったか
NHKBSプレミアムシネマにて放映。
息子と一緒に飛ばしながら観賞実施。
全90分の作品が30分で終了する。
普段だったらオヤジのこのモノグサ観賞に
文句を言うハズの小学三年生の息子も
全然モンク言わなかった。
それくらい、特撮シーン以外は
見るべきところが無い、
ある意味すげー映画でありました。
<あらすぢ>
記者の黒崎らは社長の命を受けて、テーマパーク
の生物採集のため、噴火中のキャサリン諸島
オベリスク島に上陸。謎の石像に辿り着くが、
地震によって石像は崩壊、その跡には洞窟が
出現する。中には地底湖があり、巨大な骨や
謎の大きな卵があった・・。
卵から孵った子ガッパを、島民の反対を押し
切り日本へ連れ帰るが、子供が居なくなった
ことに気づいた親ガッパは猛烈に怒り狂い、
ついに日本に襲来する。
日活の唯一、最初で最後の本格的怪獣映画。
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石原〇次郎を使って当時、人気あった青春映画を
大量生産していた日活のスタッフ。
そんな彼らに日活の社長がまさに鶴の一声。
「今はどうやら怪獣ブームらしい
とにかく怪獣映画を作れ!
しかも短期で。なお予算はありません!」
天の声に逆らうよりは
映画の出来はともかく、作ってしまえ!
そしてまたいつもの自分たちのフィールドに
もどれば社長も文句言わんだろ・・。
映画の端々からそんな空気が伝わってきた。
ゴジラの東宝(1954〜)
ガメラの大映(1965〜)
ギララの松竹(1967年)
それじゃ一丁俺たちも・・
で、作られたのがコレ(1967年)
開始の三十分。これがまあ・・眠くって。
60年代に日活が連発していたらしい
青春映画路線ってこんなだったんだろうなァ・・
と楽しむことはできました。
大巨獣ガッパ
監督:野口晴康
脚本:山崎巌/中西隆三
出演者:
川地民夫
山本陽子
和田浩治
藤竜也
町田政則
音楽:大森盛太郎
主題歌:「大巨獣ガッパ」;美樹克彦
撮影:上田宗男
編集:辻井正則
製作会社:日活
配給:日活
公開:1967年4月22日
上映時間:84分
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ラベル:大巨獣ガッパ NHKBSプレミアムシネマ