ジョージ秋山氏の名作・代表作漫画
”浮浪雲”。
Wiki先生によれば1973年から
連載されているそうだから
御年42歳。厄年。すげー。
よくネタが続くな〜と感心してしまいますが
インドや中国の仏典から
果ては古典落語とかまで
幅広く世界に取り入れているようです。
意外に多くを語らない浮浪に代わり
何かと解説してくれるのが渋沢老人。
彼なんか、脳波のアルファ波がどーのとか
ベータがどうしたとか、その手の
健康雑誌で語られているようなウンチク。
平気で語りますからね。
一体いつの時代に生きておられるのか?
まあ、それくらい本来の時代設定から
かけ離れてしまっている側面が見られますように
42年も連載を続けていると
ある種”ジョージ秋山教”の経典に
なっている気もします。
いきなりですが・・
PONが好きな名言を集めてみました。
忘備録として転記します。
「人間、知識より知恵ですよ」
「男に惚れるのはいい事ですよ。
男は男に惚れなきゃだめだ。
本物の男は本物の男に
惚れるんじゃねーでしょうか?」
「親は海、子は舟」
「うん、わかるわかる。
親が子に乗ってはいけないのね」
「世の中に女ほどめでたきものはなし
釈迦や達磨をひょいと産む」
「乞いなさい。
乞わぬ者に教えても
身につかないからです」
「人に教えを乞う時は
自分なりの考えはやめなさい。
そうしないと悟れない」
「生まれ子の次第次第に知恵つきて
仏に遠くなるぞ悲しき」
「富士山に散歩のついでに
登った人はひとりもいませんよ」
「女で負ける奴はすべてに負けます」
「あちきはあの人(息子)を
養っているんじゃなくて
育てているんです」
(いじめについて)
「子供の問題は昔から
簡単といえば簡単でしてね。
心が一杯じゃないからです。
愛情で満たしてやらねば。
この大きな海を大きい魚も
小さい魚も一緒にゆうゆうと
泳いでいますのに
子供だけを小さな池に切り離して
エサをまったくやらなかったら
どうなります?」
「共食い?」
「はい。仲間同士、傷つけ合うんです。
この世の生物すべてそうなります・・」
(ママ友グループ内でもめる)
「善人ばっかりだともめるんです。
悪人ばかりだともめねーんです。
・・善人ばっかりだと「私は悪くない」って人
ばかりですが、
「私が悪い、私が悪い」と悪人ばかりだと
もめねーんですよ」
「仕事は先生、遊びは友達
友達から学ぶことはありません。」
他にありますが、また折を見て
追記しようと思います。
それと以前見かけたのが、小沢一郎氏セレクトで
まとめた浮浪雲ベスト版浮浪雲。
・・なにそれ?なんかとってもフクザツな気分で
ありました。
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コメントありがとうございます。
買っちゃいましたか!第一巻。
すべての漫画に言えることですけど
まだ方向性や絵柄がが定まっていないので
いろんな意味で貴重ですよね。
長期シリーズの初期ってのは。
でも浮浪雲は、絵柄はともかく
けっこう初期から方向性は
変わっていないかもなあ〜。
違うのは浮浪がまだ若いwので
けっこうチャンバラシーンを見せたり
わりと凛々しい”もみあげ”とか。
センが太いな。
こないだブックオフで1巻を見かけたのでつい買っちゃいました(100円)。