放送はBS朝日。
しかもアウンサンスーチーさんが
新しい国の
間もない頃の放映だ。
そこら辺になにか意図は・・ないのかな。
今度のランボーは横恋慕した高校教師を
軍閥から救った後、おとなしく故郷へ帰るという
なんか”暴れん坊・寅さん”でも
観ている感じだった。
<あらすぢ>
ジョン・ランボーはタイ北部のジャングルで
ボートによる運搬やヘビ狩りを生業としながら
ひっそりと暮らしていた。人権弾圧が続く
隣国のミャンマーでは、軍事政権が少数民族
カレン族を凌虐し、土地や天然資源を略奪していた。
ある日、ランボーの前にキリスト教系NGOの一団が
やって来て、ミャンマーへの案内を依頼する。
最初は断ったランボーだったが・・
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キリスト教NGO運動員の女高校教師は
依頼を断ったランボーにいう。
「あなたは本当は優しい人。
本当にワルだったら金だけ受け取って
あとは知らん顔していればいいんだもの。
それなのに断ってくれるなんて」
そんな教師の言葉にほだされてしまった
ランボーはNGO一行をミャンマーの無法地帯へ
連れてゆくことにする。
現地までは無敵のランボーが同行してるんで
いいけど、問題は送り届けた後。
帰路しばらくしてから、気がかりだった
ランボーのもとにやはり凶報が伝わってくる。
拉致されてしまったらしいNGOを
心配した牧師が傭兵一行を雇う。
彼らを現地に連れてゆくための
”船頭”としてだけ参加するランボー。
だが、あのひとり一個中隊のランボーである。
役割が船頭だけで終わるはずがない。
いつの間にかランボーを中心に
雨で闇夜の中、救出作戦を敢行する。
傭兵に助けられたのに
キリスト教系NGOの皆さんは
むやみに人殺しをするもんじゃないと
またしても正論をぶつが・・
「助けたのは神じゃない俺たちだ!」
そして雨上がりの翌日。
自分達(ミャンマー軍閥の皆さん)が
泥酔の間、陣地がすっかり好き勝手に
荒らされたことに気がついた軍閥の皆さん。
あわてて犬たちを引き連れて追撃開始する・・のだが
人間の数万倍の嗅覚を持つらしい犬でも
あんな雨上がりのジャングルで
においを追跡なんてできるのであろうか?
それにしても年だよなランボー。
(スタローンはことのとき62歳)
さすがに肉体的なドタバタアクションは少なく
後半の乱戦なんかでは敵方の重機関銃陣地をのっとり
ムツカシイ顔で右に左に乱射するのみ。
あれ、いいアイデアだな。
戦場がひとめで見渡せるから
どこで誰がピンチになっているか
視聴者に見せやすいし、
なによりスタローンがアクションしなくて済む。
さんざんきれいごとばっかり言って
場の空気を乱し、ランボーや視聴者を
イラつかせていた高校教師のフィアンセも
極限状況の中、ジブンの身を守るために
最後は人殺しをする。
そして敵の敵は味方ってことで
反政府勢力カレン族が加勢。
♪ちゃちゃちゃ、ちゃっちゃらちゃちゃ
ちゃっちゃらちゃすっちゃっちゃ・・
(俺脳内でバックに流れる曲は
ドリフ全員集合の舞台チェンジの曲)
ランボー一味の勝利でした。
そして・・どういう心境の変化は知らないが
”最後の”戦場だったので
ランボーは故郷の牧場に帰郷して幕。
ふと思ったのは
「くらしモア」※1と「クレイモア」※2は
似ているなあと。
※1:中小スーパーが合同制作したPB
※2:指向性対人地雷
日常生活では知らなくていい言葉だし
知っていたからってどうってことないが
にしても・・知らないって素敵。
いつの時代、どこにでもある
「理想」と「現実」のぶつかり合いを
描きたかったのかな。
今ならランボーさん、
ISISあたりと戦ってくださいよ?
(ISISとはイスラム国のこと。
現在、主に欧米では別称の
「DAESH(ダーイシュ、ダーイッシュ)」
へと改めているらしい)
ランボー/最後の戦場
Rambo
監督:シルヴェスター・スタローン
脚本:シルヴェスター・スタローン
アート・モンテラステリ
原作・キャラクター創造
デヴィッド・マレル
出演者:シルヴェスター・スタローン
ジュリー・ベンツ
音楽:ブライアン・タイラー
撮影:グレン・マクファーソン
編集:シーン・アルバートソン
公開:アメリカ 2008年1月25日
上映時間:
91分(劇場公開版)
99分(エクステンデッド・カット版)
製作国:アメリカ・ドイツ
前作:ランボー3/怒りのアフガン
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話が変わるけど
先日ネットの海を泳いでいて
極左っぽい人(結構のお年のようだが・・)
のブログに、
「世界の紛争地帯で使われている銃の名前を
(※AK−47のことだろう)
アイドルグループの名前につけるとは
まことにもってけしからん!」
とかフンガイしている記事があった。
あれ、ネタだよな。
オレ、釣られたんだよな。
そう信じたいが・・。
ラベル:ランボー シルヴェスター・スタローン