NHK BSプレミアムで放映してたので録画観賞。
表題だけじゃ観る気がしなかったが
ジム・キャリー主演ってんでね。
とりあえずってことで。
<あらすぢ>
いつもいつもプライベートでも仕事でも
答えは「NO」だった男カール・アレン
(ジム・キャリー)が「イエス」といえば
人生がすべて変わると怪しげなセミナーで
言われ、挑むはめになる。 そして、カールの
人生は急展開を迎える・・。
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まず・・ヒロイン(ズーイー・デシャネル)が
可愛い。すぐにオバハン枠に
カテゴライズされてしまいそうなタイプの美人だけど。
映画では、多芸な女性なんで
オトコ無しでも人生満喫しているように見えながら・・
じつは寂しがり屋・・とかいうキャラ。
そして主人公の人生を変えるセミナーの
主催者役テレンス・スタンプ(ゾッド将軍)。
将軍のご健在ぶりにびっくり。
ゾッド将軍といえばどこかの映画雑誌で
人生相談のようなコーナーを持っていた気がする。
(まいどロクでもない回答だが。
なにより自称宇宙の支配者、だけにねw)
テレンス版ゾッド将軍はココで↑
ジム・キャリーに”イエスマン”行動を
実行するよう吹き込んだのは彼なのに、
ジムが、あまりにイエスを連発することで
巻き起きるトラブルにほとほと困って相談すると
「そりゃあんた、モノには限度があるよ。
ここぞという時は自分の判断力に
従うにきまってんだろ?(大意)」と
かるーく突き放してしまう始末。
ゾッド将軍が自己啓発セミナーの主催者なのに
割にまっとうな思考を持っているところなんか
面白かったが、世の中の”なんとかセミナー”
とか”金儲けネットワーク”の主催者なんて輩は
変なところだけは妙に冷静だったりするから。
自らも狂信者じゃメリットを享受できないし。
ジム・キャリーはどうやら中途採用で
銀行の融資課に勤務。窓口に並ぶ融資希望者を
かたっぱしからネガティブ意見で
お払い箱にしていた彼だったが
自らをイエスマンにしたとたん
もうとにかく融資を乱発。
フツーなら焦げ付いてクビだけど
これは喜劇映画なんで・・
融資した先が全部大当たり!
彼は先が読める有能な銀行マンとして
銀行から評価をうけ、あっという間に
幹部会議に参加できるようになる。
むこうの社会は結果を出しさえすれば、
あんなにあっさりと幹部になれるんかね。
まあ映画だからな。
ジムキャリーの奥さんだかの
インタビューを読んだことがあるが
「彼は日常でもあんな(彼が映画で演じている
ような表情が豊かでにぎやか)なのですか?」
との質問に”イエス”と答えていたことを
思い出す。どの国にも明石家さんまみたいな
人はいるもんだ。
それにしてもジム・キャリーも
ロビン・ウイリアムス化に拍車がかかってる。
人間賛歌の喜劇映画が活躍の場。
それなりに面白いけれど、逆にいえば
毒も薬にもならず。地上波放映にはもってこい。
しかしその前の劇場ではそれほど稼げない。
見た傍から忘れてしまいそうな映画ばっかだ。
ずっとアカデミー賞とか
そういうのとは無縁でいそう。
その辺は、たぶん本人も本望なのだと思うので
これ以上触れないでおく。
イエスマン
“YES”は人生のパスワード
「Yes Man」
監督:ペイトン・リード
脚本:ニコラス・ストーラー
ジャレッド・ポール
アンドリュー・モーゲル
原作:ダニー・ウォレス
製作:ジム・キャリー
デヴィッド・ハイマン
リチャード・D・ザナック
製作総指揮:マーティー・ユーイング
ダナ・ゴールドバーグ
ブルース・バーマン
出演者:
ジム・キャリー
テレンス・スタンプ
ズーイー・デシャネル
他
撮影:ロバート・D・イェーマン
編集:クレイグ・アルパート
配給:ワーナー・ブラザーズ
公開:アメリカ 2008年12月19日
上映時間:104分
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