真田丸 第7話、「奪回」
さて前回は姉を織田家から奪回する
ミッションにまんまと失敗した
幸村(演:堺雅人)。
もう後がない、と言わんばかりに
次のミッションを幸村パパ=昌幸
(演:草刈正雄)から受けます。
織田側の関東征伐軍である滝川一益が
神流川で北条軍と激突している間に
幸村パパは、信長に取り上げられていた
沼田城と岩櫃城をちゃっかりと奪回する。
幸村パパはその前に、滝川一益に
実母(演:草笛光子)を人質として
預けていたのだが、一益も戦争に
出かけたのだから、人質まで気が回らず
沼田城あたりに置きっぱなしに
しているだろう・・と踏んでの火事場泥棒
だったが、一益はそこまで甘くなかった。
沼田城に実母がいないことに慌てる昌幸。
この辺、情報を大切にしてきた武田信玄の
一番弟子を自認してた真田にしては
かなりいい加減だなあ、と思うけれども
とにかく、人質は奪還できぬまま
城だけはは滝川一益に内緒で
勝手に取り戻せてしまった!
さあどうする、昌幸。
比較的温厚な滝川一益とて
いつまでもニコニコしてはいないぞ?
その後、なんやかやありまして
幸村一行は木曽の山奥、
木曾義昌の人質となってしまいました。
木曾義昌は武田を裏切り、
武田家の西の玄関を開けてしまい、
お家崩壊のトリガーとなった裏切り者。
歴史上どことなく暗い影を背負ってる
彼を石井愃一が演じてる時点で
なんかあるな、とは思っていたけれど。
(石井愃一さんといえば
ウルトラマンメビウスの気の弱い
基地司令代理役)
真田昌幸の実母(演:草笛光子)が
意外にもジョーカーカードでありました。
”宗太郎!”なんてリンと言いいだすあたりには
なんかサマーウォーズを思い出してしまったり。
まさかあのお祖母ちゃん・・というか
その一族は真田の末裔なのでは?
だとしたら”血”だなあw
今週の三谷カラーは
人質奪還をめぐる一連のやり取り。
従来の時代劇ならば絶対に
血を見るような展開であるのに
ほぼコント仕立てであった。
でも堺雅人がまじめに時代劇演じるより
コント場面の方がかえってイキイキしていたのは
ちょっと問題じゃないか?
それと、長澤まさみ役の侍女が
戦国には絶対いないような
いかにも現代っ子の描写で
観ていてなんかとってもムカつく。
以前、長澤まさみVS黒木華じゃ
まさみだろ〜、とどうでもいいことを
書いちゃったけれど
あれ、撤回します。奥さんが性格ブスじゃ
戦国を渡っていけない。
幸村パパが幸村(演:堺雅人)に言う。
「お前に失敗が多いのは何故かわかるか?」
「・・・」
「お前はカンに頼りすぎるからだ」
「わしもカンで動く。だがワシのカンは
踏んだ場数に裏打ちされたもの。
おまえはまだ経験が不足している。
だから失敗するのだ。
お前の兄は正攻法でものに当たるから
失敗が少ない。
でもお前の方が見ていて面白い。
人は面白い方についてゆくものだ」
北条方に”板部岡江雪斎”が出てきたのに涙。
すごいぜ。コーエーの影響力。政治力70台。
美化しすぎw、本人は単に坊主ですよ。
************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
↓ ↓ ↓
ラベル:真田丸