2016年03月08日

真田丸 第8話

真田丸 第8話「調略」

NHK大河ドラマ「真田丸」オリジナル・サウンドトラック 音楽:服部髞V

今回のお話では、調略とは何か?
智将とか謀将ってなんなのか?
世の軍記モノやゲームでは
さんざんぱら持ち上げられている存在ですが、
実はその存在の”エグさ”というものを
垣間見ることができます。

某オソ○シア国なんか
スパイや反体制派ジャーナリストとか
生きてらっしゃると国にとって
なにかと差し障りのある存在が
放射性物質!を知らないうちに飲まされて
体をむしばまれつつつ死亡とか。

権力者が堂々とやってしまうと
人ひとり殺されたところで
んなこと知らない”と発表されて
それで終了なんですなあ。
オソロシイ・・。

んで、今回のお話の主役といっても
いいのが、昌幸の弟である
真田信尹(さなだ のぶただ)。

この人、幸村(演:堺雅人)の叔父に
あたる人なのですが、世に名の残る
真田昌幸の謀略を裏で支えてきた人。
裏で支える、というのは
実行に移す、ってことですから
暗殺や謀殺なども実行しているわけです。

そんなこと考えもしなかった幸村は、
ここのところ自らが失敗続きだったこともあり
父(昌幸)の命令を淡々と確実にこなす
叔父に憧れます。
すると叔父(信尹)は悲しそうな眼をして
こう言うのです。

「信繁、ワシのようになりたいと
 申して居ったな・・」
「はい!」
「・・ワシのようにはなるな」
「!?」

昌幸の策と信尹の実行によって
春日信達という元武田家臣で現上杉家臣
(かつて武田の副将といわれた高坂昌信
 の息子)を調略で味方に引き入れ・・
ふつうならば上杉の家臣を真田側にした
わけだから、それをお土産に真田は
上杉の敵勢力である北条につくわけば
いいわけですが、一筋縄でいかないのが
真田の謀略。

敵の武将を味方に引き入れるには、
当たり前だけれど、その武将と物凄く
仲良くならないといけない。
そらそうだ。現代サラリーマンと違い
戦国武将が主家(会社)を変えるってのは
即、一族みんなの命がかかってくる。
だからよほど勧誘側を信頼しないといけない。
それくらい、真田のことを信頼してくれた
敵武将(春日信達)が、ホッとしたところで
真田の叔父は後ろからブスリ。

かくして真田昌幸は、
上杉の武将を謀殺しただけで・・

上杉家につくように見えながら
北条家に味方し、
上杉家は長野へ侵攻する拠点が
無くなったので動けなくなり
北条家は上杉の脅威が無くなったので
南の徳川家へ向かい
徳川家は北条を迎撃するため静岡県から
北上できなくなる・・という
ピタゴラスイッチ装置のように
信州を権力の空白地とする
状況を作り出しちゃったわけです。

そんな父と叔父を見て
信繁(演:堺雅人)はつぶやく。

「すべては父上と叔父上の考えた
 策だったんだ。
 春日殿を裏切らせ、裏切り者として
 始末させる。

 しかし何のために?その挙句どうなった?

 北条は兵を引き、父上は殿(しんがり)
 として残った。そうなるために
 父上と叔父上は春日殿を利用したんだ。

 俺はあの人たちが恐ろしい。」

おれも身内にあんなのがいたら恐ろしいぜ。
真田信繁が後に、あのさわやか過ぎる
剛速球な最期を遂げたのには
この辺りも影響を受けたのだろうな〜。

信長シリーズの次作では
真田昌幸の智謀をもう少し低くして
(その代わり政治力や統率力は
 これまで以上に高めとする)
真田信尹を登場させ
智謀を従来の昌幸と同じか
それ以上にしておくといいのでは?

戦国でオソロシイ策謀家として
有名なのは・・
美濃のマムシ、斉藤道三
毛利元就、そして宇喜多直家。
(軍師官兵衛では陣内孝則が演じて
 ちょっとだけ出てました)

宇喜多直家 (人物文庫)

この人が身内で一番重用した弟が
「兄の前が一番、緊張した。
 兄の前に出るときは服の下に
 鎖かたびらを着ていたものよ」
なんて言葉を残している。

戦国でヨゴレ仕事を実行してた人たちは
謀略の相手なんかより
はるかに身内の命令者をこそ
恐れていたのかもしれない。

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posted by PON at 20:04| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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