・・いらんな。北海道新幹線。
平日は空席が目立つそうだ。
以下は”流通”を専門にしている
知人に聞いた話なんだけども・・。
青函トンネルって奴は24時間の内
夜中の8時間は保守点検に充てるから
使えないのだそう。
すると通れるのは残り16時間。
その朝から暗くなるまでは、ほぼ
北海道新幹線様が優先。
遅くて重くての貨物列車は後回し。
しかも、新幹線が巻き起こす風圧で
貨物列車が大変なことになりかねないから
新幹線と貨物列車がトンネル内で
すれ違うことは基本的にダメらしい。
トンネルには待避線もないので
結局、新幹線だけがトンネル内で
幅を利かせることになる。
だから新幹線様が通らない
ほんのちょっとのニッチな時間を狙って
貨物列車は通らざるを得ないし
新幹線開通前よりも貨物の本数は減る。
飛行機は量を運べないし高い。
フェリーも船数が限られる。
ひと口に”貨物”というけど
北海道道民の生活を支える
食を除いた物資を運んでいるわけで
今すぐとは言わないけれど
空気ばっかり運ぶ新幹線を優先していると
北海道の流通に悪影響がでてくる。
そんなことは結構前から想定されていたようで
上下線2本しかない青函トンネルを
いかにして使いまわすか・・いろんな案が
考え出されてはいたらしい。たとえば・・
トレインオントレイン案
・・マトリョーシカじゃないが、車体の大きい
新幹線の中に在来線サイズの
貨物を載せる、というすげー案
フリーゲージ案
・・新幹線と在来線は車輪の幅が違うので
状況に応じて車輪幅が可変する車両
とか聞いたことあったけど、結局どれも
採用されなかったのだな。
こっからは余談でありますが
昔、”バトルオーバー北海道”という戦争漫画が
ありましてな・・
赤いひぐま、冷戦時のソ連極東軍の皆さんが
北海道に侵攻してくると。
北海道の各駐屯地で自衛隊が奮戦して
時間を稼いでる間に
第二、第五師団(歩兵中心)が進出。
米軍は青森の三沢基地からお空の支援。
さあいよいよ我が国唯一の機甲師団
(戦車がメインで、歩兵も皆なんらかの
乗り物(装甲車)に乗っている軍団)が
戦線のほころびを突破しようと
動き出しますよ・・
みんなが前線に目を向けているころ
後方、本土との貴重な生命線
「青函トンネル」が狙われます。
ソ連のひみつ部隊スペツナズが
”ウラー”とか言いながら
トンネルの排水ポンプを爆破するのです。
トンネルそのものを爆破しなくても
それだけでかなりの間、トンネルは
使用できなくなる・・らしいのですな。
実はこの話を書きたかっただけだったり。
ウラー!!
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